働き方改革で有為な人材を確保し、自治体の持続可能性を高める。
上京。地域共生政策自治体連携機構の総会が28日に開催され、シンポジウムで登壇しました。1週間で5連チャン講演のラスト。
経営は長期思考が重要。将来にわたり行政サービスを安定して提供するためには、それを担う人材、つまり職員がいなければなりません。人口減少社会となり、労働力も不足していく中、まさに今、選ばれる組織になる必要があります。
古賀市は6年前から働き方改革を推進。テレワーク、フリーアドレス、時差出勤、立ち会議、ペーパーレス、デジタル導入と業務効率化。2022年度には男性職員の育休取得率が100%になっています。今年度から子育て支援休暇制度も創設しました。そして、これらの延長に、市役所窓口の受付時間を90分短縮があります。生み出した時間を創造性ある仕事に振り向けることで、政策立案機能をさらなる強化し、市民サービス向上につなげようとしています。
教育委員会でも、原則1日5時間授業や部活動改革、水泳授業の民間委託などを強力に進めています。また、市役所に民間の副業人材を登用したり、市民対象のオンライン講座でシェアワーカーを養成したりする取り組みも進めています。
これらの結果なのか、今年度の職員採用試験は志願倍率が急増しました。さらに、応募者(社会人経験)の28%が受験動機に働き方改革を挙げています。今後の推移も見る必要がありますが、一定の効果があるものとみています。
快く働き、快く生きる。多様な生き方を保障することが、これからの社会に求められると確信しています。
シンポジウムは、宮本太郎・中央大学教授の進行のもと、旧知の小山祐・愛知県みよし市長、上川元張・鳥取県若桜町長、篠田浩・岐阜県大垣市企画部長と共に登壇。各地の先駆的な取り組みから私自身も学ぶことができました。また、オブザーバーの山崎史郎・内閣官房参与、大島一博・筑波大学大学院教授からは古賀市の取り組みにも前向きなご評価をいただきました。
自治体それぞれの「挑戦」を共有できる機会は、よき取り組みが全国に広がっていく契機となり、とても有意義です。私も今回いただいた刺激を今後の自治体経営につなげていきます。
投稿者:【mayor2010】
2025年07月30日 17時59分
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ジェンダー平等と自治体経営をテーマに講演。
福岡県内各地で男女共同参画の推進にご尽力されている皆さんからお声掛けいただき、24日に登壇しました。ありがとうございます。人権を保障するという当たり前のことを私たちの社会が追求し、実現できるか。とりわけ政治はその先頭に立たなければなりません。
古賀市は、私たち一人一人が大切にされ、幸せを追い求められる社会、誰もが平等で差別されない社会をめざしています。そもそも憲法第13条と第14条に書いてあります。
多様な生き方を保障される働き方改革には、もちろんジェンダー平等の理念もあります。古賀市は2022年度に男性職員の育休取得率100%を達成し、現在は平均取得日数が増加。半年取得する男性職員もいます。今年度から新たに「子育て支援休暇」の制度を設け、小学生の子どもがいる場合は1日最大2時間、不登校や障がいなどの事情もある場合は1日4時間取得できるようにしました。
子どもと子育てにやさしい社会をつくっているのも、働き方と生き方の保障です。新型コロナウイルス禍における迅速できめ細かく多岐にわたる支援策は、こうした理念が前提にあったからこそ決断し、実現できました。
その他にも、性的マイノリティの皆さんの権利保障をめざす性の多様性の推進、外国人との多文化共生などもお話ししました。盛りだくさん過ぎましたが、皆さん最初から最後までしっかりと聴いてくださいました。おまけに、私の晩ご飯づくり、家庭菜園、ぬか漬けのお話も(笑)
快く働けるからこそ、快く生きることができる。この原点を忘れてはなりません。この秋にはジェンダー平等をテーマとした大きなイベントでの登壇も予定しており、ますます頑張ります!
◇
全国青年市長会の九州沖縄ブロック会議が25日、オンラインで開催され、私から古賀市の働き方改革と市役所窓口の受付時間短縮による市民サービス向上について報告させていただきました。
古賀市は今年1月から窓口受付時間を従来より1時間半(90分)短縮し、午前9時から午後4時にしています。全国の自治体、首長の皆さんから問い合わせを多くいただいており、今後広がっていくと確信しています。
ポイントは「DX」の具現化であること。デジタル技術の実装はトランスフォーメーション(変革・革新)を生み出すことに意義があります。
窓口時短は、住民票などの証明書のコンビニ交付が5割に達していること、公開型地理情報システム(GIS)の導入で道路や都市計画に関する台帳などが24時間365日インターネットで閲覧可能、LINEの機能拡大などがあり、市民の皆さんが「市役所に行かなくてもいい」環境を整えてきているからこそ。来庁者が大きく減少しているなら、限られた職員という人的資源の働く時間をよりクリエイティブな仕事に振り向けて、政策立案機能を高め、市民サービス向上につなげるべきと判断しました。
また、職員の多様な生き方を保障するため、働き方改革を進めてきたことの延長でもあります。テレワーク、フリーアドレスデスク、時差出勤、立ち会議、ペーパーレス。そして、2022年度から続いている男性職員の育休取得率100%。あわせて、教育現場で進める原則1日5時間授業と夏休み短縮、全小中学校の水泳授業民間委託、薬王寺温泉オフィス「快生館」や古賀駅西口商店街の「るるるる」など新たな共創の場づくりも報告しました。
市長の皆さんと古賀市の取り組みを共有する貴重な機会をいただき、感謝申し上げます。ますます頑張ります!
◇
夏祭り、本格化!
26日、終日のスーツでの公務を終えて着替え、繰り出しました。日吉台区→千鳥タウンコート区→米多比区→町川原2区→千鳥東区。多くの市民の皆さんとお話しすることができました。そして踊りましたよ〜。いつも自治会の力を実感。ご尽力いただいている皆さんに感謝!
ビールを何杯飲んだか?!やっぱり現場!
投稿者:【mayor2010】
2025年07月29日 17時55分
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脱炭素、本格始動。
社会の持続可能性を高めるため、環境に配慮したビジネスの展開が求められます。ただ、それぞれの企業経営の中で何をすればいいのか、つかむのが難しい現実がある。そこで、多くの企業、金融機関、様々な団体、行政、市民がつながる公民連携の「脱炭素経営支援プラットフォーム」を構築し、今月スタートしました。
古賀市としてこの3年余り、準備を進めてきました。全国的にも極めて珍しく、環境省や福岡県にもご注目いただいています。24日に最初の全体会議を開催。私からは、脱炭素経営の意義と必要性、ビジネスチャンスにつながることを説明しました。市独自に「脱炭素経営カルテ」をつくっており、専門機関と連携し、多様な支援メニューで伴走型支援を展開していきます。
複数のメディアが取材してくださっており、TNCさんは早速、24日夕方のニュースで報道。私の挨拶から「次の世代のために、いいまちを、国、地球を残していくために、みんなで手を携えてやっていけたらと思います」との思いも紹介されました。
古賀市の強みは企業が集積する産業力。多様な企業の力が結集し、脱炭素への取り組みを進めていくことは、地域の価値を高める原動力になります。消費者の環境意識の高まり、サプライチェーン全体における脱炭素化への要請、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の拡大など、社会が大きく変化する中、環境に配慮した経営は新たな競争力の源泉。皆さんと共にしっかりと進めていきたいと思います。
脱炭素経営支援プラットフォームのHPもぜひご覧ください。
https://koga-zc-challengers.jp/
◇
全国各地の自治体職員と社会起業家の皆さんが出会い、「共創」による社会課題解決につなげる。ボーダレス・ジャパンさんが主催する「ENJIN自治体」が23日、福岡県筑紫野市で開催され、公民連携による共創の実践者としてお声掛けいただき、登壇しました。
古賀市は、社会課題が複雑化・多様化する中、行政だけでなく民間企業などと連携することで課題解決の可能性が高まると考えています。このため、DX、シェアリングエコノミー、公民連携による共創を柱としてまちづくりを進めています。
地方創生2.0にも通底する関係人口の創出、脱炭素経営の推進、多様な生き方を保障する働き方改革、教育の実効性を高める取り組みなど多くのチャレンジを展開していますが、今回はたかまつななさんの笑下村塾とタッグを組んでいる「高校生リバースメンター」による主権者教育の推進から展開しました。
一緒に登壇したのは笑下村塾マネージャーの鎌内由維さん、ファシリテーターでGlocal K社長の持留英樹さん。私からは、高校生リバースメンターに取り組む前段として、小中学校への給食訪問や「1日市長」体験、総合計画策定過程での小中学生との対話集会など、市長就任後に子どもの声を聴く機会を意識的に拡大してきたこととその意義を説明しました。
そのうえで、自治体経営ではトップダウンが有効な手法であると共に、ボトムアップが可能となる組織風土の醸成もあわせて重要であることをお伝えしました。そして、公のニーズを民がどうつかみ、民の経験と知見、感性を公がどうとらえ、共創につなげるのか。社会課題解決の可能性を広げるため、公と民それぞれの意識改革の必要性を提起し、参加者の皆さんと考えました。
少しでも参加者の皆さんのヒントになっていれば幸いです。セッション終了後はそれぞれの現場で活躍されている多くの皆さんと知り合い、交流でき、とても有意義でした。お声掛けいただき、本当によかったです。ありがとうございました。
◇
宇宙服でラジオに出演。
20日に放送されたRKBラジオ「サンデー・チェンジメーカーズ」のゲスト出演<後編>で私が着ていたのは、実は宇宙服でした。ラジオだから分からないじゃん!とならないように、番組後半でようやく(?!)聞き手の田中みずきアナウンサーが振ってくれました(笑)
収録後、田中アナから「暑いでしょ?!」と。暑いです。ということで、ぜひポッドキャスト配信をお聴きください!
https://radiko.jp/podcast/episodes/72e483cc-b2c3-43d0-bb5f-f1d6945ba61d
投稿者:【mayor2010】
2025年07月28日 18時06分
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未来への責任。
RKBラジオ「サンデー・チェンジメーカーズ」のゲスト出演<後編>が20日に放送されました。番組の終盤、聞き手の田中みずきアナウンサーから「大切にしている言葉」を問われ、「未来への責任」と答えました。
私が2回目の市長選挙でキャッチフレーズとして掲げたもので、所信表明や施政方針はもちろん日々の自治体経営の中で使っています。子どもたち孫たち、さらにはその先の世代のために、私たち先行世代が「グッド・アンセスター、よき祖先」になれるか。
こちらのポッドキャストで聴くことができますので、まだの方はぜひ!
https://radiko.jp/podcast/episodes/72e483cc-b2c3-43d0-bb5f-f1d6945ba61d?share=1
まちづくりの現在地や私の経営理念をお伝えできるこうした機会はとても貴重で、お声掛けいただいた安井廣由さんをはじめ番組関係者の皆さんに心から感謝申し上げます。
◇
海の日。
玄界灘沿岸の海岸保全と活用を考えるシンポジウムが21日、博多港で開催され、沿岸の首長として登壇の機会をいただきました。主催の「うみつなぎ」さん、代表の九州大学大学院工学研究院環境社会部門の清野聡子准教授に感謝いたします。
海岸漂着物を「海からのメッセージ」と捉える意義を教えてくれた故・石井忠先生(元古賀市歴史資料館長)の功績を継承していくため、古賀東中学校の余裕教室を「歴史資料館分館」として石井先生の収集した漂着物の保管・展示し、来年にも開館することを報告しました。
また、周辺の自治体、地域の皆さんと連携した海岸松林の保全活動、持続可能な社会をめざして里山の放置竹林対策と海岸のマイクロプラスチック対策をつなぎ、万華鏡をつくった子どもの環境教育、古賀海岸でも深刻化する海岸侵食問題を報告しました。
一緒に登壇した皆さんからも学ばせていただき、刺激を受けました。海上保安庁第7管区海上保安本部の菱田健太郎さん、旧知の宗像・鐘崎の漁師で美味しいアカモクをつくってくれているマサエイ水産加工の正好輝旭さん、佐賀県唐津市の虹の松原の再生・保全活動に取り組むNPO法人唐津環境防災推進機構KANNEの藤田和歌子さん、長崎県五島市のNPO法人アクロス五島の山口澄子さん、九州大学農学部で一般社団法人maiPLAの室原一仁さん。
とても有意義な時間でした。ありがとうございました。今週は様々なテーマで講演が5連チャンで続きます。頑張ろう!
投稿者:【mayor2010】
2025年07月25日 12時00分
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古賀市は地元の企業さんや大学、地域の皆さんと一緒に子どもの健康づくりに取り組んでいます。共創のまちづくり。その筋では先進性や稀有なことを注目してもらっていますが、意外と一般には知られていないところ、期せずして西日本新聞が20日付朝刊でどーんと報じてくれました。感謝。ウェブ版でも読むことができます。(
こちら)
「骨」に着目した健康づくりの事業を全小中学校で展開。保健師など専門職が関わり、市独自に保有している骨密度測定器を使って一人一人の骨の状況を見える化。約1週間の生活習慣調査の結果とあわせて家族とも共有を図り、行動変容につなげます。
また、青柳小学校や古賀西小学校、花鶴小学校、小野小学校のエリアでは、地域の皆さんのご尽力で、子どもが一定期間、地域の公民館で寝泊まりして学校に通う「通学合宿」が開催されてきています。「生き抜く力」が養われます。近年は、明治さんが牛乳を、日本食品さんがウインナーを差し入れてくれるなど企業連携も強化。
報道では、先日の青柳小学校区の通学合宿で私が子どもたちに話した「古賀市は企業の皆さんと連携して、健康増進に取り組んでいる。日ごろから、家族と一緒に健康について考えてください」との言葉も掲載されています。ちゃんと意義を伝えることが大切。原体験として生きます。
◇
福岡市さんが男性職員の育休取得率100%達成とのこと。素晴らしい。古賀市も2022年度に達成し、継続しています。現在、取得日数を長くするフェーズ。半年取得する男性職員も出てきています。社会に広げていきましょう。
古賀市で実施したトークセッションをまとめたファザーリング・ジャパン九州さんのレポートもぜひご一読ください。(
こちら)
◇
九州地区消防救助技術指導会!
沖縄県中城村の県消防学校で18日に開催され、古賀市と新宮町を管轄する粕屋地区消防本部から2チームが出場。ロープブリッジ救出が全国大会への進出を決め、引揚救助も敢闘しました。
私は粕屋地区消防組合の副組合長として、組合長の桐島光昭・新宮町長と共に現地で激励、応援。他県の出場チームも見ましたが、いずれも素晴らしい。私たちの暮らしの安全、安心は消防職員の皆さんの日々の訓練の積み重ねがあってこそとあらためて実感しました。
そして、何事も「基礎」が大切です。表層的ではいけない。根を張ってこそ、幹がしっかりとしたものとなり、枝も伸びていく。様々な仕事も、そして政治も、この「基礎」を鍛えなければいけませんね。
ランチで行った普天間市のハンバーガー屋「GNOTI(ノティ)」さんの「やなわらバーガー」が美味しかった。パティ、チーズ、オニオン、自家製ベーコン、ハラペーニョ、たまご。「やならわばー」とは沖縄の方言で「悪ガキ」という意味とのこと!
19日朝の那覇空港→福岡空港→古賀市役所を経て、やまびこ幼稚園さんの夏のマルシェに直行!
出店やワークショップ、イベントが多彩。子どもたちの笑顔がいいですね〜。津屋崎に今春オープンしたTHE TERRACEさんのハンバーガーとレモンスカッシュ、JA粕屋青年部さんの焼きとうもろこしも美味しい♪
薄秀治園長から「こども誰でも通園制度」(古賀市は国基準の倍の月20時間を独自に保障して今年度から先行実施)の開始状況を聞かせていただき、古賀市はもちろん広域的に子育てと教育のよりよい環境を広げていくことなどについて意見を交換できました。チルドレンファースト。
地に足のついたコミュニケーションが公民連携による社会課題解決のための基礎。政治、民主主義の原点は現場主義、対話と交流にあります。
◇
参院選が終わり、あらためて政府・国会には、国と地方のコミュニケーションの重要性を強く認識し、複雑化・多様化する社会課題解決のために連携することはもとより、地方自治体に財政面や人的資源も含めて過度に依存することなく政策を遂行することを求めます。
正直に言って、国の動きの中で、どれほど地方自治の実態を真に理解しているのか、懐疑的な局面があることも事実。言うは易く行うは難し。もちろん総体としての実感であり、個々別々には深い理解ある方々もいらっしゃいます。
現在は事務総長代行を務める「活力ある地方を創る首長の会」として、コロナ禍以降、菅義偉元総理や河野太郎元ワクチン担当大臣、小泉進次郎農林水産大臣との直接対話があったことが、自治体として迅速な対応を実現するうえで救いでした。個人的には「妊婦を守る」の視点で矢田稚子元首相補佐官(当時は国民民主党参議院議員)と連携できたことも大きかった。
現場に最も近い基礎自治体が国家の土台をなしている。このことを大前提として、自治体との対話と交流に基づく国家形成をよろしくお願い申し上げます。
投稿者:【mayor2010】
2025年07月23日 18時00分
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経験、知見、感性の共有は社会課題解決の可能性を広げてくれます。
薬王寺温泉オフィス「快生館」でスタートアップの企業さんと意見交換。DX、シェアリングエコノミー、公民連携による共創のまちづくり。多様な生き方を保障する働き方改革。教育改革。古賀市の自治体経営を説明する機会が増えており、ありがたく思います。
おかげさまで「市長室シェア」はこうしたまちづくりのシンボリックな取り組みになっているようで、様々な会合でお会いする首長や行政職員の皆さんに話題にしていただけます。思い付きを形にすることも大切。こちらもご参照ください。
https://note.com/tanabe_kazuki/n/n29c9fe2fd1f2
今週は筑紫野古賀線や福岡都市高速道路、治山林道と道路関係の総会など福岡市内での案件が多く、予定から予定は可能な限り徒歩で移動。サンパレス→県議会・県庁は約25分、約3000歩。サンパレス→博多駅は約30分、約3700歩。暑い。
久々に県庁11階のよかもんひろばでアイスコーヒーを。
◇
RKBラジオ「サンデー・チェンジメーカーズ」出演の第1回が放送されました。反響いただき、ありがとうございます。働き方改革と窓口時短、政策立案機能の強化による市民サービス向上などについてお話ししています。こちらでも聴くことができますのでぜひ!
https://radiko.jp/podcast/episodes/58ae538c-ae8f-4bae-8731-e59205445cbf
第2回は7月20日(日)10時15分から放送。こちらもお楽しみに!
投稿者:【mayor2010】
2025年07月18日 16時53分
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小倉百人一首競技かるたで名人位を獲得した自見壮二朗さんが14日、服部誠太郎知事を福岡県庁に表敬訪問。地元の市長として(小中高の同窓生として)同席しました。
自見名人は古賀市出身。花鶴小学校、古賀中学校、福岡高校を経て九州大学へ。現在は同大学院工学府に在籍しています。小中高と同窓の私としてもとてもうれしい快挙です。
自見名人は幼少期にかるたを始め、小5で全国優勝。中学時代に全国3連覇。高校・大学進学後も競技を続け、2023年には全日本選手権大会で優勝。今回、2度目の挑戦で名人位の称号を獲得しました。
この日は全日本かるた協会、福岡県かるた協会の皆さん、地元の吉田健一朗県議と共に服部知事に報告。私からは、かつてクイーン位だった北野律子さんも古賀市出身であること(古賀西小、古賀中、福岡高)、古賀市は中学校で小倉百人一首競技かるたをする伝統があることも伝え、服部知事も「小倉百人一首と言えば古賀なのか!」と。もちろん福岡県内各地のかるた関係者の皆さんのご尽力があってこそです。
こうして直接、知事にご認識いただける機会をつくることは、文化やスポーツの振興策を具体化していくうえで極めて重要です。自見名人の快挙を契機に、古賀市として小倉百人一首競技かるたをさらに盛り上げていけるよう、県市連携で頑張ります!!
◇
福岡県日韓親善協会の50周年記念総会にお招きいただきました。
古賀市は国史跡・船原古墳から国内初を含む「国宝級」の大量の馬具が発見されており、古代の朝鮮半島との交流を示すものとされます。そこで、駐福岡大韓民国総領事館とも連携し、現代の交流につなげています。
その重要な要となっていただいてきたのが、朴建燦(パク・コンチャン)総領事。このたび離任し、帰国するとのことで深く感謝を申し上げました。これからも福岡と韓国の交流、よろしくお願いいたします。
総会の村井正隆副会長の講演は戦後の福岡県と韓国の交流の歩みを詳細にお話しいただき、まさに圧巻でした。
懇親会では、服部誠太郎知事が挨拶の中で、昨年9月に古賀海岸で開催した日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃に触れていただき、ありがたく思います。福岡県の韓国との交流の象徴的な取り組み。藏内勇夫議長(全国議長会会長)をはじめ多くの皆さんとお話しでき、とても有意義でした。
投稿者:【mayor2010】
2025年07月17日 17時29分
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同和問題を考える市民のつどいを開催しました。
私は挨拶で、対立と分断が深まる世界情勢とわが国の現在地、日本国憲法第13条と第14条にも触れながら、私たちの社会において人権保障が最も重要であること、部落差別をはじめあらゆる差別の解消に向けて皆で不断の努力をしなければならないことを申し上げました。一人一人が大切にされ、幸せを追い求めることができる社会をつくっていく決意を新たに。
講師は公益財団法人反差別人権研究所みえの松村元樹事務局長。インターネットと差別について新たな知見を得ることができました。ありがとうございました。
◇
農家直売!軽トラ市!
快晴!古賀の農家の皆さんの美味しい生産物がずらり。わが家は、大ナス、キュウリ、ジャガイモ、ネギ、タマネギ、インゲン、オクラ、ゴーヤ、ズッキーニ、卵、ブルーベリー、日向夏、すもも、レモンなどを購入し、両手いっぱい。輪投げでナスをゲットできたのがうれしい。おかげさまでしばらくは充実の食卓です。
古賀のイベント恒例、舞の里おやじバンドさんとの共演も♪
筵内の祇園祭と子供山笠に同行!こうした地域行事を続けていただけていることに心から感謝です。絆の強さ、地域で子どもを育てる力を実感。子どもには原体験がとても重要です。
◇
ハマボウ、ランタンと星空観察のゆうべ。
古賀西校区コミュニティ協議会さんの主催。夏の一夜、心地よく素敵な時間が流れました。ご尽力いただいた皆さんに感謝します。
投稿者:【mayor2010】
2025年07月16日 17時02分
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玄界灘沿岸の首長の皆さんが古賀市の海岸松林をご視察。
海岸松林の保全は重要課題です。岡垣町、芦屋町、水巻町、遠賀町、宗像市、福津市、古賀市、新宮町、糸島市でつくる海岸松林保全対策協議会(会長=門司晋・岡垣町長)の総会を薬王寺温泉のインキュベーション施設「快生館」で9日に開催。国・県への要望を確認したうえで、古賀西校区の松林を歩きました。
玄界灘沿岸は約10年前に松くい虫被害が拡大し、甚大な影響がありました。その後、沿岸市町が連携し、国や福岡県のご支援をいただきながら、被害の未然防止と松の植栽による再生に全力で取り組んでいます。
古賀市の松林は防風保安林であり、国定公園にも指定されています。海岸と住宅地が近接しているのも特徴で松林は不可欠。行政による薬剤散布や樹幹注入など松くい虫防除対策だけでなく、保安林保護連絡員の皆さんによる定期的な巡視、松葉などの収集や清掃活動など地域のボランティア団体の皆さんの多大なるご尽力があってこそ、松林の素晴らしい景観が守られ、松くい虫被害を最小限に食い止め、保全が実現できています。
古賀西小学校近くのエリアの視察では、ボランティア活動をされている皆さんからもご説明をいただきながら、歩いて保全の状況を調査。中川河口の夕陽風景時計も見学しました。ありがとうございました。
広域連携で海岸松林の保全に取り組む意義をあらためて確認、共有できました。引き続きしっかり取り組んでいきます。
◇
同じ日、大分県津久見市の石川正史市長が古賀市に。首長さんに訪問していただけるのはうれしいですね。
古賀駅西口商店街エリアマネジメントをはじめまちづくりを手掛ける木藤亮太さんがつないでくれたご縁。共創拠点のまちの食交場「るるるる」をはじめ西口商店街を視察していただきました。
私からは、中心市街地活性化に向けたエリアマネジメントによる交流人口の拡大、民間ベースの新規出店の誘発、人や車の流れを分析して今後につなげる実証事業、古賀駅東口エリアの都市開発などを説明。あわせて、窓口受付時間の短縮と働き方改革、政策立案機能の強化による市民サービス向上についても。
首長の連携で地方から国を再興へ。石川市長、共に頑張ってまいりましょう。
◇
官民共創未来コンソーシアム代表理事の小田理恵子さん取材からインタビュー。
薬王寺温泉オフィスの快生館で取材を受け、私の政治家としての理念や行動原理、自治体経営などについてお話ししました。
投稿者:【mayor2010】
2025年07月14日 10時06分
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毎年恒例、青柳小学校区の通学合宿へ。
今年は約50人もの参加でわちゃわちゃ。地域のおじさん、おばさんが見守る中、5・6年生が1週間、地域の公民館で寝食を共にし、学校に通います。ご飯づくりや洗濯をはじめ身の回りのことは自分たちで主体的に。「生き抜く力」が養われますね。
私からは、古賀市が市民の皆さんの健康づくりを推進するため、産学官連携事業として取り組んでいる「朝活」のプロジェクトを説明。連携している明治さんが子どもたちに牛乳をプレゼントしてくれました。さらに今年は古賀市に立地する日本食品さんもウインナーを。感謝感謝です。
健康介護課の保健師さんたちによる骨密度測定と健康講話も。しっかり食べること、動くこと、寝ることの大切さ。子どもたちはしっかり聴いてくれていました。
夕食づくりを見守り。冷麺とゼリー。いつも衝撃を受ける試行錯誤のつくり方ですが、子どもたちが一生懸命な姿が素晴らしい。やはり自分でつくったご飯は美味しいはずだし、「次はどうやったらもっとうまくできるだろうか」と考え、学びになります。私も一緒に美味しくいただきました。
それにしても「田辺市長!」「田辺市長!」と次々に声をかけてくれます。うれしいですね。エネルギーを吸い取られますが。
毎回、青柳校区のコミュニティの絆の強さを実感します。今の社会に必要なのは、これです。通学合宿、日本各地に広がってほしいですね。
◇
特撮のまち・古賀市!
このワークショップは超オススメです!「シン・ゴジラ」に携わった方などの豪華講師陣、子どもから大人まで参加できます。この機会にぜひ!申し込みは10日まで!こちらから!
http://inoueyasuyuki.com/
トークイベントもすごい。緊張します。
写真の岩田屋は昨年のイベントで。郷土が誇る特撮映画監督、井上泰幸氏のすごさをあらためて実感しました。
◇
Bot Expressさんが公式noteでLINE機能の拡大を含む古賀市のデジタル実装と窓口短縮、働き方改革による政策立案機能の強化と市民サービス向上について特集してくれています。ぜひご一読ください。こちらから!
https://note.bot-express.com/n/n15812029975d
私の言葉にも触れてくださっていたのでそこだけ抜粋。以下。
古賀市田辺市長との対話の中で、非常に印象的だった言葉があります。
・古賀市は、走りながら考える。前例がなくても、良いと思うものはどんどん構築して、この社会を持続可能で良いものにしていく。
・職員の多様な生き方を保障したい。そもそも、市職員が心地よくないと、市民サービスも向上しない。
・すべては、気合いと覚悟。
投稿者:【mayor2010】
2025年07月09日 16時40分
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令和7年7月7日、スリーセブン。七夕の日はドリカムの「7月7日、晴れ」を聴きたくなりますね。
◇
今月のランチミーティングは青柳小学校の5年生。3日の給食の時間に訪問しました。子どもたちは元気、元気。質疑応答も活発で楽しい時間でした。
古賀市の魅力や強みは何か。これからどんなまちになっていくといいのか。授業でもテーマになっているようで、一人一人が真剣に考えてくれているのが伝わってきました。素晴らしい。
交通利便性が高く、都市と自然が調和し、食品工業に代表されるものづくりの力があること。農業が息づいていること。働く場があり、住みやすい環境があり、職住近接が実現しやすいこと。これらの強みを伸ばしていきたいこと。そして何より、子どもから高齢者まで誰もがが大切にされ、生きたいように生きていける地域社会をつくっていくこと。
今、参院選の真っ最中ですが、一人一人がこの社会をつくっていく主体であり、そのことを常に意識し、政治に関わる責任があることも伝えました。主権者教育、子どもアドボカシーを推進するため、市長就任以来、ランチミーティングを続けています。
地元が誇る画家の赤星孝・信子ご夫妻の作品を学校に持参し、子どもたちが想像し、創造する授業のゲストティーチャーとして、アーティストの坂﨑隆一さんもいらっしゃっていました。こうした営みもとても大切です。
この日の献立は、むぎごはん、こまつないりたまごやき、熊本県の料理としてたかないため、タイピーエンでした。満腹!
4日夕、舞の里5区集会所では星の子文庫さんによる七夕のイベントも。多くの子どもたちが集まり、人形劇を楽しんでいました。古賀市が掲げるチルドレンファーストは、こうした地域の皆さんのご尽力があってこそ。感謝、感謝です。
◇
市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)が発行する機関誌「アカデミア」にインタビュー記事が掲載されました。6ページにわたる長文。光栄です。ありがとうございます。
全国の市町村の研修担当者さんに配布されるとともに、ウェブで誌面(PDF)が公開されています。令和7年夏号。ご一読いただけると幸いです。こちら。
https://www.jamp.gr.jp/issue/academia/vol154/
私の政治家としての理念、民主主義のあり方、自治体経営、中心市街地活性化や産業振興、チルドレンファーストのまちづくり、働き方改革と窓口受付時間短縮、首長ネットワークの重要性などについてお話しています。
<首長インタビュー>
”未来への責任”を胸に
めざすは「グッド・アンセスター」のまちづくり
〇政治家は民主主義における住民の道具
〇「仕事の見える化」は共創社会へのアプローチ
〇半世紀先を見据えた賑わい創出と産業振興
〇「働き方改革」で変わった組織風土
〇「働き方改革」は「意識改革」
〇チルドレンファーストのまちづくりは次世代のため
〇機動性ある対応も可能にする首長連携
投稿者:【mayor2010】
2025年07月07日 16時11分
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高校生が市長の「相談役」となり、政策を提言する「高校生リバースメンター」。2024年度に全国の市区町村で初めて取り組んだところ、これが面白くて刺激的で、公民連携の好事例として今年4月の日本GRサミットの官民連携アワードで優秀賞まで受賞しました。
子どもたちの声をまちづくりにつなげる。みんなで社会を変えていく。古賀市はそんな社会をめざしています。主権者教育、子どもアドボカシーの実践です。
ということで、今年度も起業家で時事YouTuberやジャーナリストとして活躍中のたかまつななさん(笑下村塾代表)とタッグを組み、実施することになりました。6月29日、高校生5人に私から委嘱状を交付し、オリエンテーションとして意見を交換しました。
早速、西日本新聞が報道。
高校生から政策の提言をもらった私たち大人には、これらを実現する責任があります。昨年度の提言は既に庁内で共有を図り、参加してくれた高校生も交えながら、担当課が実現に向けて検討を進めています。
なんと今年度から東京都品川区もスタート。友人の森澤恭子区長とも「連携して何かできたらいいね!」と話しています。
さあ、これから数カ月の高校生たちの奮闘に期待!楽しみにしています!
昨年度の様子はこちらをぜひご覧ください!
https://youtu.be/izXlTGlb8Xc?si=IeTjxLTDApASl4rg
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オンライン講演&トークセッション。
テーマは、DX・シェアリングエコノミー・公民連携による共創のまちづくり。さらには多様な生き方を保障する働き方改革、行政改革とそのシンボルとしての市役所窓口の時間短縮。そして、これらを推進する前提としての自治体経営。
一般社団法人官民共創未来コンソーシアムさんからお声掛けいただき、6月27日、全力でお話しさせていただきました。全国の自治体職員、地方議員、民間企業の皆さんが聴いてくださり、ご質問もいただき、光栄な時間でした。感謝申し上げます。
走りながら考える。社会の変化が速く、不確実性があり、価値観が多様化する中、経験や知見、感性に基づき、覚悟を持って即応することが求められ、即応が生んだ状況を捉えながら次の行動に移すこと。特にこの6年余りの自治体経営の経験から、この繰り返しが社会課題解決に必要不可欠と実感しています。
コンソーシアムの小田理恵子代表理事とのトークセッションも楽しかったです。いつも私の「言葉の力」にご注目いただけていること、とてもうれしく思います。政治家として最も重視している点と言っても過言ではありませんから。特に私自身が理念を伝えるべく自ら執筆している施政方針演説への高いご評価、励みになります。
講演後もご参加の皆さんから多くの反応をいただき、ありがたく思います。こうした講演や視察、取材の機会はこれからも大切にしていきます。何かあればお気軽にお声掛けください。
投稿者:【mayor2010】
2025年07月04日 10時00分
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山本カヨさんが古賀市で講演!
KBC「ドォーモ」やFBS「ナイトシャッフル」などの超おなじみ番組で活躍され、特に福岡・九州の皆さんの知名度は抜群。お引き受けいただき、感謝感激です。
古賀市はジェンダー平等を推進し、誰もが生きやすい社会をめざしており、今回は6月28日に開催した男女共同参画フォーラムの企画。レポーターやタレントとして取材などを通じて多くの方々と出会ってきた経験から、男女や障がいのあるなしに関係なく、みんなで助け合い、支え合い、生きていける社会づくりの大切さをお伝えいただきました。
特に「ドォーモ」で放送された妊娠から出産までのドキュメンタリーは、私たち世代以上では記憶に鮮烈に残っています。賛否両論、反響がすごかったものですが、講演ではその背景、当時の思いも。
また、何事も先駆けてチャレンジしていくことの重要性、人間関係が様々な局面で生きることも学ばせていただきました。YouTube全盛の今のような状況でない時からインターネットテレビに参画。全国の芸能人の皆さんとの積極的な親交に裏打ちされた「友だち大切にするとよ」との言葉は、参加した子どもたちにも伝わったはず。たくさんの笑いもあり、さすがのトークで楽しい時間でした。
カヨさんと私のご縁をつないでくれたのは、古賀市の佐々木自動車工業の佐々木社長で講演前日にもカヨさんと会ってくださり、当日もご参加。さらには、福岡高校の先輩でもあるKBCの森君夫社長とのつながりもあり、森社長とはこの日夜のアビスパ福岡古賀市応援デーで私が一緒になり、なんか引き寄せまくりでした。
カヨさん、ありがとうございました!
また、フォーラムでは、講演に先立ち、ジェンダー平等社会をめざして活動されている「輝きKOGAびと」として古賀市民オーケストラさんと、標語(一行詩)で選ばれた小中高校生の皆さんを表彰させていただきました。ありがとうございました。
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自治体の環境行政では稀有なプロジェクトを始めました。
持続可能な社会をつくるため、環境に配慮したビジネスの展開が求められます。ただ、それぞれの企業経営の中で何をすればいいのか、つかむのが難しい現実がある。そこで、多くの企業、金融機関、様々な団体、行政、市民がつながる公民連携の「脱炭素経営支援プラットフォーム」を構築。7月1日、公表しました。
https://koga-zc-challengers.jp/
脱炭素推進も、GX×DX、シェアリングエコノミー、公民連携による共創。多くの企業が立地する古賀市だからこそ先駆けることができると考えました。この3年余り、準備を進め、古賀市独自に「脱炭素経営カルテ」をつくり、多様な支援メニューもあります。伴走型で脱炭素経営の実現を支えます。全国的にも極めて珍しく、環境省にもご注目いただいています。
以下、HPにも掲載している私のご挨拶全文です。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けた、歴史的な挑戦がいま、本格的に動き始めています。
福岡県古賀市では、令和3年11月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、温室効果ガス排出量の実質ゼロ、いわゆるカーボンニュートラルの達成をめざして取り組んでいます。地球温暖化がもたらす気候変動は、台風や集中豪雨、猛暑、干ばつ、海面上昇などの形で私たちの生活に重大な影響を及ぼしつつあります。いまこそ、地域として未来へ責任ある行動を選び、将来世代に持続可能なまちを手渡していくべき時です。
このような認識のもと、本市では令和6年度から今後10年間の施策や取組の基本的な方向を示す「第3次古賀市環境基本計画」および「第2次古賀市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」に基づき、脱炭素社会の実現に向けて取り組みを推進しているところです。これらの計画では、温室効果ガスの排出実態を精査した上で、削減目標を定め、2050年カーボンニュートラルの達成をめざし再生可能エネルギー等のエネルギーへの転換、省エネルギー対策、気候変動適応策など、総合的な対策を講じていきます。
しかし、脱炭素の取組は行政だけで推進できるものではありません。民生、産業、運輸、廃棄物など、社会のあらゆる部門からの排出を削減していくには、市内の企業の皆さまの積極的なご協力が欠かせません。
こうした背景から本市は、新たに産業・経済分野における脱炭素化を支援する仕組みとして、令和6年度に環境省のモデル事業の採択を受け、本市のまちづくりの理念に掲げる「公民連携」による「古賀市脱炭素経営支援プラットフォーム」を構築いたしました。
このプラットフォームは、市内で事業を営む企業や支援機関の皆さまと行政が連携し、脱炭素経営に関する情報提供、相談対応、セミナーの開催、マッチング支援、さらには脱炭素に関する地域課題を解決する連携事業の創出などを目的とした交流・支援の場です。特に、初めて脱炭素経営に取り組む企業の方々にとって、第一歩を踏み出すための伴走支援ができるよう心がけて運営してまいります。
また、本市には自然・歴史・産業が調和した豊かな地域資源があります。九州自動車道や国道3号線といった交通環境、医療・福祉・教育の連携が進む生活基盤、地域に根差した企業の皆さまがそれぞれの立場で地域経済と雇用を支えています。
こうした多様な企業の力が結集し、脱炭素への取り組みを進めていくことは、地域の価値をさらに高める大きな原動力となります。消費者の環境意識の高まりや、サプライチェーン全体における脱炭素化への要請、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の拡大など、社会全体が大きく変わる中で、環境に配慮した経営は新たな競争力の源泉です。ぜひ企業の皆さまには、環境への取組をビジネスチャンス、経営戦略の一環として積極的に位置づけていただきたいと願っております。
今後、プラットフォームでは、相談対応等のみならず地域企業間の連携事業の提案など、発展的な活動を推進してまいります。最新情報はこのホームページに随時掲載いたしますので、ぜひ継続してご覧いただき、積極的にご活用ください。そして何よりも、企業と行政が対等なパートナーとして共通の目標に向かって歩みを進めていく、このプラットフォームに参画された皆さまの声こそが、今後の本市の脱炭素施策の実効性を高める礎となります。
結びに、カーボンニュートラルの実現と経済成長を同時にめざすGXは、まさに世代を超えた挑戦であり、その起点は確実に地域にあります。本プラットフォームが本市の企業の皆さまにとって有益で実践的なものとなるよう、そして古賀市全体として環境・経済・暮らしの好循環を生み出し、脱炭素社会実現に向けた地域の未来の一助となるよう、市としても全力で取り組んでまいります。ぜひ多くの企業、団体の皆さまにご登録いただき、それぞれの立場で力を発揮していただければと願っています。
今後とも、皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和7年7月
古賀市長 田辺 一城
投稿者:【mayor2010】
2025年07月02日 15時38分
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アビスパ福岡の古賀市応援デーが6月28日、ベスト電器スタジアムで開催されました。
皆さん、お疲れ様でした!ありがとうございました!惜しい試合でしたが、強者のヴィッセル神戸相手に0-0で引き分けの勝ち点1!
アビスパ福岡はクラブ創設30周年、古賀市はあと2年で市制施行30周年。ということで、カウントダウンの思いを込め、私は背番号「28」のユニフォームで挨拶に臨みました。もちろん毎年恒例、短パン、ソックス、シューズも揃えてのフルスペック!
試合に先立つステージイベントでも古賀市の魅力をPRさせていただきました。古賀市のブースの隣には、古賀市に立地する日本食品さんが。ウインナーが配られ、HKT48のメンバーさんも登場し、長蛇の列!
試合前には古賀市応援アンバサダーの永石選手・見木選手と撮影♪
この日は飯塚市応援デーでもあり、武井政一市長とも。
来年の背番号は「29」に。そして、市制施行30周年に向かいます。引き続き、フレンドリータウンとして全力応援していきます!
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テントサウナ初体験!
これは整います。快生館の屋上という環境がこれまた素晴らしい。緑美しい山に囲まれ、抜けるような青空。
6月28日に快生館で開催されたイベント「Be湯!」で体験できました。大分県の天ヶ瀬温泉とオンラインでつなぎ、混浴文化、新しい価値観や働き方と温泉ツーリズムを考える企画も有意義でした。
投稿者:【mayor2010】
2025年07月01日 16時55分
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