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指揮者(のような)動画公開!九州交響楽団さんの古賀公演にぜひお越しください(9月11日)

指揮者(のような)動画公開!


動画サムネイル


YouTubeはこちら!
https://youtube.com/shorts/X34jJosSMvE?si=f75UCyeFcdQ7jJ9L

Instagramはこちら!
https://www.instagram.com/reel/DOXxvFujWg6/?igsh=MTc1bGg1cm9xZnk5Mg==

9月23日の九州交響楽団さんの古賀公演、皆さんぜひお越しください♪

〇日時
2025年9月23日(火・祝日)
14時開演(13時30分開場)
〇場所
リーパスプラザこが大ホール
〇チケット
全席指定
前売券5,500円(税込)
当日券6,000円(税込)
◆ ローソンチケット(Lコード:82996)
◆ 古賀市文化協会(窓口販売のみ、℡092-944-2778)

千鳥駅東口にミストシャワー/主権者教育で給食訪問/敬老会スタート/指揮者?!(9月9日)

ミストシャワーを新設!

猛暑対策として、新たにロータリーを整備した千鳥駅東口にミストシャワーを設置しました。稼働は15時〜18時。行ってみると、ちょうど下校中の古賀北中生たちが。「どうやい!?」と聞くと、口々に「最高っす!」「部活帰りに顔に当たって気持ちいい〜」。喜んでもらえていてよかった!


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   ◇

先週はランチミーティング2回!

古賀東小と小野小を訪問しました。給食を美味しくいただきながら交流しました。子どもに社会の一員としての意識を持ってもらうとともに、子どもの声をまちづくりにつなげる主権者教育、子どもアドボカシーの一環。市長就任以来、教育長と共に続けています。


ランチミーティング1  ランチミーティング2


小野小の校長室前には、校長先生お手製の「水族館」がありました。近くの米多比川の生き物が!いいですね!


お手製水族館


〈メニュー①〉
牛乳
ぶどうぱん
金時豆のコロッケ
野菜のマリネ
冬瓜のスープ


メニュー1


〈メニュー②〉
ごはん
さんまのかぼすレモンに
きりぼしだいこんのいために
≪旬のみそ汁≫ なすのみそしる


メニュー2


   ◇

敬老会がスタート。7日、古賀市内のトップを切って薬王寺区から。ご長寿にお祝い申し上げ、これからも先輩方の経験と知見、感性から私たち後進をご指導いただきたい旨お伝えしました。


敬老の日


自治会として地域の人の絆の基となる行事を開催していただいていることにも感謝を申し上げました。敬老会は来週の土日祝がピーク。こうした行事を回ると率直なご意見ご質問をいただくことができ、政治家としては極めて重要な機会です。

   ◇

指揮者(のような)。市長にはいろいろな仕事があります。


指揮者1  指揮者2


古賀市で9月23日に開催する九州交響楽団さんのオーケストラ公演では、なんと指揮者体験もできます!2名限定!

リーパスプラザこがのリニューアルに向けて「超一流」をお呼びする社会実験第2弾。「フィガロの結婚」「こうもり」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などなど。皆さんぜひ一緒に「名曲の宝箱」を開け、楽しく豊かな時間を過ごしましょう♪


九州交響楽団1  九州交響楽団2


〇日時
2025年9月23日(火・祝日)
14時開演(13時30分開場)
〇場所
リーパスプラザこが大ホール
〇チケット
全席指定
前売券5,500円(税込)
当日券6,000円(税込)
◆ ローソンチケット(Lコード:82996)
◆ 古賀市文化協会(窓口販売のみ、℡092-944-2778)

世界恒久平和へ向けて決意新たに―対立と分断でなく、他者の包摂を(9月8日)

戦後80年の古賀市秋季戦没者追悼式を9月6日に挙行しました。


戦没者追悼式


対立と分断を煽る勇ましさではなく、他者の包摂を前提とし、核兵器廃絶と世界恒久平和に向けて歩みを進める決意を新たにしたい。以下、主催者としての式辞全文です。


式辞


本日ここに、戦没者ご遺族並びにご来賓各位、市民の皆さまのご列席のもと、古賀市秋季戦没者追悼式を挙行するにあたり、市を代表し、謹んで式辞を申し上げます。


先の大戦が終わりを告げてから、本年で八十年という大きな節目を迎えました。


祖国の平和と発展を願い、愛する家族を案じながら戦地に赴き、尊い命を落とされた方々、また戦後、遠く異郷の地で亡くなられた方々の御霊を思うとき、深い悲しみとともに、その尊い犠牲の重みが胸に迫ってまいります。


私たちが今日、当たり前のように享受している平和と繁栄は、戦争で命を落とされた方々の尊い犠牲と、ご遺族の長きにわたるご労苦の上に築かれたものです。この事実を、私たちは片時も忘れてはなりません。


戦没者の皆様に謹んで哀悼の誠を捧げますとともに、ご遺族の皆様に心から敬意を表します。


戦争は、最大の人権侵害です。一人ひとりの自由を奪い、幸福の追求を阻むものです。私たちはここに、不戦を誓い、個人の尊厳が守られ、平和と安定が続く社会の実現をめざして歩みを進めていく決意を新たにしなければなりません。


私自身は祖父母やその世代の皆さんから戦争の過酷な体験を直接聞くことができました。しかし、今後は体験者の方々から直接その実相を聞き、追体験する機会は失われていきます。


だからこそ、私たちは追体験できる「最後の世代」であることを自覚する必要があります。あらゆる努力をもって、私たち自身が正しく記憶を継承し、平和とは何かを考え、自ら行動し、平和を次代に引き継ぐという、課せられた責務を今一度、深く心に刻むべき時です。


戦争の記憶を風化させてはならない。


これまでも、古賀市は非核・恒久平和都市として、平和首長会議や日本非核宣言自治体協議会に加盟し、平和行政の推進に力を尽くしてきました。


今年は特に「被爆・戦後80年」をテーマに、「戦争と平和を考える月間」として、市民の皆様が平和の尊さを共に考え、学び、語り合う機会となる各種イベントを挙行しました。


小中学校においては修学旅行で被爆地を訪れ、全ての学校で被爆クスノキ2世を育てるなど、核兵器なき世界をめざす平和教育を通じて、次代を担う子どもたちに戦争の実相と恒久平和の意味を伝える取組みを継続しています。


しかし、世界では、ロシアによるウクライナ侵略、パレスチナ問題に端を発するガザ地区の深刻な人道危機、大国の指導者による核兵器使用示唆、排外主義的風潮の拡大など、戦争の悲劇とそのリスクは過去のものではなく、今この瞬間も続いています。


古賀市はこのきわめて厳しい現実を直視し、対立と分断を煽る勇ましさではなく、他者の包摂を前提とし、市民、議会、行政が世界恒久平和の実現に向けて不断に努力し、力を合わせ、誰もが平和で安心して暮らせる世界を実現していくことを、今ここにお誓い申し上げます。


結びにあたり、戦没者の御霊の安らかならんことを心よりお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様の今後のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、追悼の辞といたします。


令和七年九月六日
古賀市長 田辺一城

アビスパ福岡30周年記念/九州交響楽団さんが古賀市で公演/権藤うきは市長がご視察/大綱質疑(9月6日)

古賀市はアビスパ福岡のフレンドリータウンとして全力応援中!


アビスパ1  アビスパ2


アビスパ3  アビスパ4


アビスパ福岡30周年を盛り上げるため、現在、職員が記念シャツを着て仕事をしています。今週は経営戦略課と環境課でした。楽しく働くことも大切ですね。

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九州交響楽団さんのオーケストラ公演がなんと古賀市で!

リーパスプラザこがのリニューアルに向けた社会実験第2弾として、9月23日に九州交響楽団さんのオーケストラ公演を開催します。「フィガロの結婚」「こうもり」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などなど。皆さんぜひ一緒に「名曲の宝箱」を開け、楽しく豊かな時間を過ごしましょう♪

〇日時
2025年9月23日(火・祝日)
14時開演(13時30分開場)
〇場所
リーパスプラザこが大ホール
〇チケット
全席指定
前売券5,500円(税込)
当日券6,000円(税込)
◆ ローソンチケット(Lコード:82996)
◆ 古賀市文化協会(窓口販売のみ、℡092-944-2778)

こちらの動画もご覧ください♪
https://www.facebook.com/share/r/16JmB9TDiC/

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友人の権藤英樹うきは市長が3日、古賀市にご来訪。共創のまちづくりを進めている古賀駅西口商店街を視察していただき、シェアキッチンを備えたまちの食交場「るるるる」で懇談しました。


権藤うきは市長


先日は工藤政宏・行橋市長がいらっしゃるなど多くの首長の皆さんにご注目いただいていることに感謝します。

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4日は市議会本会議で私から提案した議案に対する大綱質疑。


大綱質疑


今、多様な生き方を保障できる職場が求められていると考えています。だからこそ、近年、古賀市は社会の価値観の変化を捉えた組織活性化のための風土改革や人材育成に力を入れており、働き方改革や窓口時間短縮に象徴されるDXを推進しています。こうしたマネジメントについて、答弁しました。

そして、自治体経営が前向きに受け止められているのか、採用試験の志願倍率が上昇しており、動機に働き方改革を挙げる受験生も相当数います。生産年齢人口が減少する社会の中で、「選ばれる職場」になれるよう引き続き努力します。

今週は他にも、福岡女学院看護大学との連携協定に基づく協議会や、様々なテーマで新聞・テレビ・雑誌の取材、複数の動画撮影、各種協議など息つく間なく。それにしても今後もスケジュール調整がひっきりなし。ありがたいことです。頑張ります。

中村哲氏の志と功績を共に学び、平和を次代につなぐ―「荒野に希望の灯をともす」上映と対話(9月5日)

中村哲氏の志と功績を共に学び、平和な社会を次代につなぐために何をすべきかを主体的に考え、行動する輪を広げる。

古賀市で青少年期を過ごし、国際NGO「ペシャワール会」の現地代表としてパキスタンやアフガニスタンで活動した医師の中村哲氏(1946-2019)。古賀市として、その生き様を追ったドキュメンタリー映画「荒野に希望の灯をともす」の上映と対話の会を8月30日に開催しました。


上映会1  上映会2  


戦後80年・敗戦80年・被爆80年の節目を捉えた「戦争と平和を考える月間」の特別企画。古賀市は2019年12月4日に中村哲氏が銃撃され、亡くなって以来、名誉市民の称号を授与し、市民の皆さんと共にその志と功績を共有し、次代につなぐ取り組みを重ねてきており、その一環です。市内外から多くの皆さんにご参加いただき、感謝いたします。

私たち一人一人が他者を理解し、思いやり、支え合うことが平和の原点。当たり前のことですが、歴史を振り返ると、そのことを実践する勇気を持てず、対立と分断が繰り返され、人の命が奪われてきた。人間は自分自身に弱く、他者よりも優位に立ちたいという欲に抗えず、排他的風潮が拡大し、様々な差別が生まれてきた。主に少数者が標的になる。

個人が尊重され、誰もが幸せを追い求められる、平等な社会を実現したい。他者へのやさしさ、包摂性、寛容と忍耐。理想主義を掲げなくなったら政治はおしまい。だから、私は政治家として人権保障の確立をめざし、今は市長としてまちづくりを進めています。人権・平和行政を強化してきているのはこのためです。

大国の指導者が核兵器使用を示唆し、唯一の戦争被爆国で核兵器の保有が公然と語られ、他国の領土への侵略、市民の殺傷が日常的に起きているこの世界の現実は、私たちだけでなく子どもたち孫たち、さらにはその先の世代に何を残すのか。政治家はもちろん、現在の世代である私たち一人一人の責任です。

中村哲氏が遺してくれた「一隅を照らす」という言葉を心に刻み、行動していきたい。「私にとっての一隅はアフガンだった。世界中の人がそれぞれの一隅を見つけて、その一隅を照らせば、世界中が照らされる。それが、きっと世界平和につながる」。全ての人に日常的に出来ることが必ずあります。

今回は映画を観るだけでなく「対話の時間」をつくりました。近くに座った人たちと、戦争と平和、人権保障を共に考え、それぞれ言葉にして共有することで、やさしさの輪が広がったことを実感できました。


対話1  対話2



対話3  対話4



対話5  対話6



これからも、この世界の一隅である古賀市から恒久平和の実現に向けた希望の灯をともしていきます。

豪雨災害の復旧対策や災害見舞金の補正予算案や2024年度決算を提案/パパとグランパのおはなし会/行橋市長ご視察(9月2日)

豪雨災害の復旧対策や被災した市民や事業者の皆さんへの災害見舞金などを盛り込んだ補正予算案を編成し、本日開会した古賀市議会定例会で私から提案しました。

災害対応の主な内容は、農林業施設や公共土木施設の災害復旧のための工事請負費等と予備費の追加で2億5820万円。市独自策として、床下浸水以上の被害を受けた市民や事業者の皆さんへの豪雨災害見舞金等の追加で410万5千円。他に、第3子以降の0~2歳児の保育料無償化の経費などを計上しています。

2024年度の決算も提案しています。職員の皆さんと共に、この1年の間に果敢に挑戦した様々な取り組みは、2025年度の現在、そして将来につながっています。

本会議では、2024年度施政方針の項目に合わせ、▽子どもを安心して産み育てられるまちへ▽古賀駅周辺の中心市街地の「力」を引き出し、魅力を創造する▽都市基盤整備の促進と産業力の強化▽誰もが健康で安心して暮らしていける地域社会▽人権と平和を守り、郷土愛を醸成▽デジタル導入による市民サービスと業務効率化――を柱として主な成果を説明しました。まちづくりを着実に進められた実感があります。

議会初日


以下、一般会計決算に関する議会での発言全文です。

第54号議案の令和6年度一般会計決算の認定についてご説明いたします。令和6年度施政方針に掲げておりました主要な施策につきましては、成果報告書にまとめておりますが、歳出の主なものとして、

「子どもを安心して産み育てられるまちへ」では、子育て世帯の経済状況に関係なく、子どもたちが安心して必要な医療を受けられるよう18歳までの医療費無償化を拡大しました。
障がいのある子どもとその家族の経済的負担を軽減するため、障がい福祉サービスの自己負担の大幅な引き下げを行いました。
多胎妊婦への支援として、単胎の公費負担である妊婦健診費用回数に5回分の追加をすることで、多胎妊娠妊婦が安心して出産を迎える環境を整えました。
保護者が育児休業を取得した場合、保育を利用するきょうだい児が2歳児クラス以下ならば原則退園とする運用を廃止し、継続利用できるようにしました。
小中学校において、水泳授業での受託事業者の体制を拡充したことで、全体の指導期間が短縮され、水泳授業を12月までに終了することができました。
古賀東中学校の大規模改造工事を前年度に引き続き行ったほか、衛生環境などの向上のため小野小学校のトイレの洋式化工事を行いました。
給食材料費高騰分に対する補助を行うことで、物価高騰の影響を受けることなく、栄養バランスや量を保った給食の提供ができ、保護者の経済的負担軽減につながりました。
保護者が就労しやすい環境をつくるため、学童保育所の土曜日や長期休業期間の開始時間を8時30分から8時に早めました。
高校生と協働で政策提言を得る「高校生未来プロジェクト事業」を実施し、高校生が「リバースメンター」となり、ワークショップ開催や調査活動を経て、若者ならではの斬新な視点による政策提言を行いました。

「中心市街地の『力』を引き出し、魅力を創造する」では、古賀駅東口エリアにおいて、現在と将来イメージを3次元的に再現し、街路空間解析調査の結果をデジタル上に重ねたものを「古賀市3D都市モデル」として公開しました。
古賀駅西口エリアでは、駅前広場や周辺道路などの整備を推進するため「JR古賀駅西口周辺整備基本方針」を策定しました。
まちの回遊性の向上やオープンスペースを活用し賑わい創出に取り組む事業者などを支援する「官民連携ウォーカブル補助金」を創設し、4件の事業を支援、開催されたイベントは多くの人で賑わいました。

「都市基盤整備の促進と産業力の強化」では、古賀グリーンパークや千鳥ヶ池公園、薬王寺水辺公園などの規模の大きな8公園を対象とする、公園再整備基本計画を策定しました。「観光・運動・ワンヘルス」をテーマに掲げ、公園に新たな魅力を創出することをめざしており、市民体育館の千鳥ヶ池公園への移転も含む計画です。
千鳥駅東口駅前広場の整備として、バリアフリー化による歩行者の安全性と快適性を確保し、タクシー乗り場やスマートバス停の整備も行い、利便性の向上を図りました。
西鉄宮地岳線跡地における歩行空間及び車道を確保することによる安全・安心な空間形成に向け、花見南区や古賀南区の整備を行いました。
浄水場の老朽化対策と、それに伴う将来の水資源の安定確保、及び浄水場のあり方について、平時及び災害時における水の安全性、安定性、コスト効率、そして議会からの提言を受けて総合的に検討した結果、古賀浄水場の廃止を前提とした水源転換について、北九州市と合意に至りました。
公共交通においては、隣接する新宮町との広域連携を図り、令和6年10月にコスモス館と小竹口をつなぐ新しい交通サービスとしてコガバス小竹線の運航を開始、令和7年1月からJR新宮中央駅に延伸しました。
交通政策人材育成事業セミナーとワークショップを開催し、交通事業者、行政、住民が、三位一体となって公共交通の課題解決に取り組むための体制づくりに向けた意識醸成を行いました。
子育てにかかる経済負担の軽減やゼロカーボン推進の啓発とともに、公共交通分野でのシェアリングサービスの可能性検証のため、子育て中の5世帯への電動アシスト自転車を貸与しました。
「地域活性化企業人」制度を活用し、民間活力の導入により観光の底上げを図ったほか、地域資源を発掘し、観光の魅力を向上させるため、観光事業にかかる経費の一部を補助する「新たな観光事業促進補助金」を創設しました。
移住定住促進のため、事業者等と連携し「快生館」を拠点としたワーケーション事業に着手、労務や採用などをテーマにしたプログラムには31社が参加し、求職者と企業をつなぐ情報基盤「こがこねくと」を構築した結果、7件の雇用応募が生まれるなど、関係人口の増加と担い手確保につながる具体的な成果を創出しました。
市外からの移住を促進するため、「親子ワーケーション」を開催し、首都圏などから10組の親子が参加、地域の事業者などと連携して、農業体験や料理教室を実施し本市の魅力を伝え、移住定住につながる新たな交流を生み出しました。
農業分野では、野生動物による農作物被害を減らすため、不要木の伐採を行い、人と野生動物のすみわけを図る緩衝林帯の整備を行いました。
公民館や高齢者施設と農産物直売所を結んで、スマート機器を使用した買い物代行の実証を行いました。

「誰もが健康で安心して暮らしていける地域社会」では、全ての世代がQOL(Quality Of Life、生活の質)を向上できるよう、医療・介護、健康づくり、福祉の向上を図りました。
子どもの健康づくりでは、子どもの骨に着目した骨密度測定や生活習慣調査を3小中学校でモデル事業として実施しました。
特定健診・がん検診の受診率向上につなげるため、市公式LINEを活用して集団健診の予約を受け付けました。
血圧やIn Bodyによる健康測定を実施するとともに健康講話や介護予防の実践を通じて、生活習慣病の重症化予防や心身機能低下を防止するための支援を行いました。
高齢者の暮らしを支えるため、ごみの収集路線上にない家庭で、近くの集積所まで持ち出すことが困難な方のごみ出しを助ける「ふれあい収集」を、今までの要介護2以上から要支援1以上に対象を拡大しました。
認知症高齢者が行方不明になった際、早期に発見できるよう、衣類などにQRコードを添付し、家族などが位置情報を確認できる「古賀市認知症高齢者等見守りシール交付事業」を実施しました。
「親子で学ぶワンヘルスと馬のふれあい体験」を開催し、人と動物の健康、環境の健全性は一つのものとする「ワンヘルス」の理念について体験を交えながら学ぶ環境講座を実施しました。
地理情報システム GISを活用した市民参加型の自然環境調査学習会を実施し、環境保全や生物多様性への理解促進を図るとともに、市内における生き物生息データの蓄積を行いました。
「温室効果ガス排出量可視化システム導入補助金」を創設し、市内企業の脱炭素経営への移行を促しました。
学校給食センターの空調機器で使用されている「代替フロン」を使用した冷媒ガスを、自然界に存在する環境にやさしい「炭化水素冷媒ガス」へ入れ替える実証実験を行い、二酸化炭素排出抑制効果が見られ、消費電力も抑えられました。
中川水系、中川浸水想定区域などの最新の災害想定を反映した新たな総合防災マップを作成し、令和7年度に全戸配布を行う予定です。

「人権と平和を守り、郷土愛を醸成」では、誰もが自分らしく生きることができる社会をめざした取組として「プライド月間」期間中に、「OUT IN JAPAN」写真展 IN KOGA 、「古賀市内小・中学校 性の多様性パネル展」の開催、レインボーフラッグの設置など、啓発を行うとともに、パートナーシップ・ファミリーシップ宣言制度を運用する自治体と「制度の都市間相互利用に関する協定」による連携強化に努め、協定締結自治体数は7自治体となりました。
男性職員の育児休暇取得率は引き続き100%を達成し、平均取得日数・最長取得日数ともに増加しており、市民や民間企業にも男性育児休業を取得する意義について考えてもらえるよう、「こがのパパたち写真展」や「こがのパパたちトーク」を開催しました。
多文化共生では、外国につながりのある児童生徒が学校以外で日本語を学び、地域の人と交流できる場を創出するため、交流型日本語教室に「こどもクラス」を開設しました。
パリオリンピック・パラリンピックのバスケットボール日本男子代表に選出された古賀市出身の比江島慎選手を応援するため、リーパスプラザこが交流館でパブリックビューイングを開催しました。

「デジタル導入による市民サービス向上と業務効率化」では、市民サービスの向上と職員の働き方改革をめざし、令和7年1月から窓口受付時間の短縮を行いました。この取組により、時間外勤務が減少し、健康経営や働き方改革を推進する効果があり、創出された時間を活用し、政策立案能力の向上を目的とした研修会の開催など、新たな価値を創造するための基盤を整えました。
道路台帳や都市計画図をホームページ上に公開し、「こがまっぷ」で閲覧できるようになりました。公開に合わせて窓口での複写サービスを終了、窓口に設置したタブレット端末で閲覧できるようにもなりました。
市役所の業務効率化及びペーパーレス化の向上をめざし、電子決裁機能を備えた文書管理システムを導入するにあたり、システム構築等業務委託の候補者を選定しました。

次に歳入の主なものとして、市税は前年度比2%増加し、77億320万7千円となりました。地方特例交付金は、前年度比290%増加し、3億6376万7千円となりました。定額減税減収補填分の増によるものです。
また、地方交付税が11.3%増加し、44億4190万3千円となりましたが、寄附金が27.3%減少し、8億7430万7千円、繰越金が22.8%減少し、12億2799万8千円、市債が43.9%減少し、12億5411万3千円となりました。
その結果、第54号議案の令和6年度古賀市一般会計決算の認定については、歳入総額290億5530万4342円、歳出総額269億8312万2184円、歳入歳出差し引き額は20億7218万2158円、繰越明許費による翌年度へ繰越すべき財源1億4681万5000円を差し引いた実質収支額は19億2536万7158円となっております。
経常収支比率は、前年度より2.7ポイント改善し、90.7%となっており、歳入における地方交付税などの経常一般財源の増加が主な要因であります。

   ◇

絵本の読み聞かせ!

読み聞かせ


古賀市立図書館の企画「パパとグランパのおはなし会」に市長が登場。と言っても就学前の子どもたちには市長との認識はもちろんありません(笑)

司書さんから渡された私の課題図書は「オニのサラリーマン じごくの盆やすみ」(文・富安陽子、絵・大島妙子)。高校時代の演劇部で培ったスキルを発揮し、「迫力の読み聞かせ」(職員談)で乗り切りました。

みんなで  課題図書


子どもたちがキラキラした目でしっかり聴いてくれていたのに感動しました!

   ◇

首長同士で意見を交わす機会は大切。

工藤市長


同じ40代で切磋琢磨している行橋市の工藤政宏市長が8月28日、古賀市の中心市街地・古賀駅西口商店街のご視察に。まちづくりインフルエンサーの「金髪」ちゃんも一緒に来てくださいました。
シェアキッチンを備えたまちの食交場「るるるる」や新たな拠点「GOJŌ」などへ。何の撮影をしているかはお楽しみに!

るるるる


九州の自立を考える会の総会が同29日に開催されました。私が福岡県議時代に設立され、市長就任後も会員です。全国都道府県議会議長会の藏内勇夫会長(福岡県議会議長)のリーダーシップのもと、地方が主体となった政策実現で成果を上げています。
隣の席になった中間市の福田健次市長とお約束の自撮り。お互い療養しながらの公務です。

福田市長と




防災の日―自助・共助・公助で命を守る/KBCオーガスタでシティプロモーション/ツアー型インターン/カスハラを許さない(9月1日)

9月1日は防災の日。

近年、毎年のように全国各地で大規模災害が発生し、直近の8月には古賀市や周辺地域も豪雨に見舞われ、被害が生じました。

いつ、どこで起きるか分からないことを大前提として、私たち一人一人が「備え」を強く意識して暮らしていかなければなりません。まずは、「自分の命は自分で守る(自助)」「自分が住んでいる地域は自分たちで守る(共助)」ことの重要性をあらためて確認しましょう。

そして、私たち行政も公助の充実・強化を意識し、災害が予見される時の避難情報の発令や避難所の開設、防災マップの作成・配布、消防団や自主防災組織の支援などに引き続き取り組んでいきます。

防災マップ


なお、最新の古賀市総合防災マップはこちらをご参照ください。

https://www.city.koga.fukuoka.jp/cityhall/work/somu/saigai/014.php





Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント2025が8月28日~31日、糸島市の芥屋ゴルフ倶楽部で開催されました。

オーガスタ  オーガスタ2


古賀市は期間中の8月29日、「ふるさとWishマーケット」にブースを出店。こがみらいさんにご協力いただき、商工観光のPR、シティプロモーションを展開しました。

看板  ブース


あまおうスムージーが美味しい!
KBCの森君夫社長、地域プロデュース本部長の西村香織さんも一緒にPR!ありがとうございます!

森社長


近隣の福津市、宗像市も出店し、頑張ってらっしゃいました。朝倉市には女王卑弥呼も!

福津市さん  宗像市さん


朝倉市さん


素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました!



ツアー型インターンシップを古賀市として初めて開催しました。

8月下旬、日本各地の大学生が古賀市の薬王寺温泉オフィス「快生館」に集結。5
日間、古賀が世界に誇る企業さんで学び、まちの魅力を体感するプログラムに参加してもらいました。
それぞれのキャリアにきっとつながるはず。

インターン  皆さんと


自治体としては地方創生2.0の文脈で、移住定住の促進、関係人口の創出のねらいもあります。交流会では、私から「地方にこそ可能性がある!」と伝えました。
そして、学生の皆さんと話す中で、行政や企業といった組織が多様な生き方が実現できるよう、自由で柔軟性のある働き方を保障することが大切であることをあらためて実感しました。



カスタマーハラスメントを許さない。
古賀市は態度を明確にしています。はっきりさせないと蔓延る。そしてこのことを政治家がストレートに発信すべきです。

当たり前ですが、行政の人的資源には限りがある。カスハラで通常業務が滞ることは、カスハラをしていない大多数の市民の皆さんが本来受けることのできるサービスを受けられなくなること。
不利益は市民の皆さんが被る。時間は有限です。

アフリカのホームタウン問題で役所に電話がひっきりなしのニュースを見て愕然とします。ある情報に触れたら即応するのではなく、一呼吸置いて価値判断することが肝要です。



読売新聞が8月23日付朝刊で、市の高校生リバースメンターを大きく掲載。ありがとうございます。
主権者教育の一環。「相談役」になってくれた高校生たちからどんな社会課題解決のための政策が提案されるのか、楽しみです!

読売新聞




退院、本格的に公務復帰!(8月25日)

退院し、本格的に公務に復帰しました。

私事ですが、高校時代から長年格闘してきた腰の椎間板ヘルニアの症状が、齢重ねたからか、近年は頻発化・長期化してきたため、手術を決断。先々週、国立病院機構・福岡東医療センターに入院し、手術、痛みに耐え、約10日間、療養・リハビリに勤しみました。担当の医師、看護師、理学療法士の皆さんに感謝いたします。

しばらくはコルセットを常時装着します。激しい運動はできませんが、通常の公務には支障ありませんので、復帰しました。

入院については市役所と市議会に伝えていました。それにしても便利な社会になりましたね。病室(個室)からテレワークができる。パソコンとスマホを持ち込んだので、オンラインでアクセスし、組織内部のチャットや掲示板で日々共有される大量の情報をチェックでき、必要な判断、指示もできました。オンライン会議にも参加し、各種SNSやブログでひたすら情報発信。まさにDX。ある意味、仕事から逃れられないということでもあるので、ツールを効果的に使い、自らの働き方を効率的に管理できることが重要ですね。

結果として駆け込み入院みたいになりました。8月9日夜に平和祈念式典・平和首長会議に参加した長崎から古賀に帰り、青柳区の夏祭り終盤に直行して参加、その直後に大雨の土砂災害警戒情報が想定よりかなり早く出され、市役所入り。11日まで災害警戒と対応を続け、12日に入院しました。

この間、内外の公務を調整したとはいえ、一部でご迷惑、ご心配をおかけしました。入院を聞きつけてお見舞いに来ていただいた皆さん、ありがとうございました。

なお、お酒を飲むようになって以来、こんなにアルコールを摂取しないのは初めてです。肝機能回復にとっても良かったかもしれません。

ということで、この5年間の日課のウォーキングも歩数を減らし、筋トレも一部内容を変更し、回復具合を見ながら頑張ります。もちろんこれまで同様、地域も回りますのでよろしくお願いいたします!


公務復帰



特撮のひみつ大解剖ー井上泰幸のセカイ展、必見の展示!(8月22日)

井上泰幸のセカイ展、必見の展示がドーン!ズラリ!

東郷さんと  ポスター展示


特撮の文化的意義を広く共有することは、社会の様々な分野で創造性を高めることにつながります。円谷英二監督の右腕であり、特撮のプロたちがリスペクトする特撮美術監督・井上泰幸氏(1922-2012)の故郷として、リーパスプラザこがで特撮のひみつを大解剖しています。

撮影写真  上から


特撮の原点である「ウルトラQ」の「ゴメスを倒せ!」のゴメスのデザイン画が圧巻。井上氏の描いたものを等身大に。さらに井上氏の発想の書き込みが残る「ゴメスを倒せ!」の台本全ページを初公開しています。

ゴメス  台本


さらに、監修の三池敏夫監督による西鉄街のミニチュアセットの図面化がすごい。福岡に実在した西鉄街は岩田屋同様に「空の大怪獣ラドン」に登場しますが、井上氏による図面は残っておらず、弟子の三池監督がロケハン写真などの当時の資料とラドンの映像を分析することで再現されました。めちゃくちゃ細かく、必見です。

図面  西鉄街パネル


他にも充実の展示となっていますので、ぜひぜひご来場ください。8月31日まで!


公民連携による共創で社会の持続可能性を高める/環境行政をテーマに対話集会/高校生リバースメンター(8月21日)

公民連携による共創の可能性を広げる。


AIをはじめデジタル技術に象徴される革新、気候変動や新興感染症などの地球規模の危機、世界の不確実性の高まり、対立と分断の深化、日本で急速に進む人口減少と都市と地方の格差拡大ーー。


社会課題が複雑化・多様化する中、それらの解決のため、私たちには主体それぞれの経験や知見、感性を交差させ、新たな価値(=課題解決の術)を生み出すこと、つまり社会の持続可能性を高めていくことが求められています。


だから、公民連携による共創。首長として自治体経営の重要な柱の一つに位置付けています。そんなまちづくりを進めているとありがたいことに自ずと人的ネットワークが広がり、お声もかかります。ボーダレス・ジャパンさんが主催し、全国各地の自治体職員と社会起業家の皆さんが出会う「ENJIN自治体」へ。


古賀市の主権者教育の取り組みから、組織風土の醸成、公と民それぞれの意識改革の必要性などをお伝えしました。一緒に登壇した「笑下村塾」マネージャーの鎌内由維さん、ファシリテーターで「GlocalK」社長の持留英樹さん、参加者の皆さんのおかげで楽しく、有意義な時間になりました。感謝です。


当日の写真をいただいたので、あらためて自治体経営の理念も含めてのご報告!ボーダレス・ジャパンさんによるレポートも公開されたのでこちらもぜひご一読ください!


ENJIN自治体1  ENJIN自治体2


ENJIN自治体3


https://note.com/borderless_japan/n/n417ed9d72aaa



舞の里5区で対話集会。テーマは環境行政の推進で、脱炭素とごみ減量を中心にお話ししました。


舞の里5区対話集会


特に、今年7月から古賀市独自にスタートした公民連携の脱炭素経営支援プラットフォームについて、高いご評価のお声をいただき、一層頑張らないと!と気を引き締めました。ありがとうございました。


脱炭素経営支援プラットフォームについてはこちらをご参照ください。

https://koga-zc-challengers.jp/


まちづくり出前講座のNo.1は「市長との対話集会」になっています。皆さんもぜひご利用ください!





毎日新聞が8月13日付朝刊で古賀市が昨年度から取り組む高校生リバースメンターを報じてくれました。見出しが大きくて写真も付けてくれて感謝です。高校生が市長の「相談役」となり、社会課題の解決をめざします。


高校生リバースメンター


古賀市が推進する主権者教育の一環として、社会起業家で時事YouTuberのたかまつななさんが代表の「笑下村塾」とタッグを組み、全国の市区町村で初めて実施。今年3月、日本GRサミットの官民連携アワードで優秀賞も受賞しました。


この秋、高校生たちの感性からどんな政策が提案されるのか、楽しみです!


昨年の様子を報告しているYouTubeもぜひご覧ください!

https://youtu.be/izXlTGlb8Xc?si=hkuFVP1AluSHYHaE



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