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市長室ブログ


副業人材を募集中!スキルのシェア/DX推進と働き方改革で日経に掲載/ランチミーティング in 花見小(1月24日)

古賀市は市民サービス向上のため、働き方改革と職場環境改善を推進中!シェアリングエコノミー、公民連携の新たな取り組みとして副業(複業)人材を募集しています!


サムネイル


スキルのシェア。古賀市がまちづくりの理念に位置付けるシェアリングエコノミーが1月18日の朝日新聞別刷で取り上げられており、その記事でも行政における副業人材のケースが紹介されていました。


朝日新聞


今回の業務内容は、職場環境や職員のエンゲージメントに関する現状分析の支援と、改善に向けた具体的な人事制度設計の壁打ち。ご応募お待ちしています。詳しくはこちら!
https://talent.aw-anotherworks.com/projects/64804

   ◇

日本経済新聞社が編集・発行する自治体経営や地方創生の専門誌「日経グローカル」にインタビューが掲載されました。DX推進と窓口時間短縮による市民サービス向上、働き方改革、市内6カ所同時進行の都市開発と企業誘致促進。


日経グローカル


さらに同じ内容が22日の日経新聞電子版にも(こちら)。


さらに加えて、23日の日経新聞朝刊の九州経済面にも掲載されました。日経グローカルは年間予約購読で書店では買えないので、新聞紙面や電子版で発信してもらえるのはありがたいですね。


日経新聞



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今月のランチミーティングは花見小の5年生!

私の公約である主権者教育と子どもアドボカシーの推進。給食の時間に教育長と一緒に小中学校を訪ねています。


ランチミーティング1  ランチミーティング2


今回も子どもたちはたくさん質問をしてくれて、意見を出し合ってくれました。社会の中の私とは、みんなで支え合うことの大切さとは。民主主義の意義が伝わっていたらうれしいですね。

給食のメニューは、県産小麦の食パン、キーマカレー、フレンチサラダ。美味しい、お腹いっぱい。ありがとうございました!


メニュー



ワンヘルスと動物愛護―中田宏・環境副大臣が古賀市へ/物価高対策の補正予算成立/新春のつどい

中田宏・環境副大臣が古賀市で意見交換会。

意見交換会


政府・国会に地域の声を届けたい。18日、中田副大臣が古賀市の福岡県動物愛護センターを視察し、県内各地で地域猫活動など動物愛護にご尽力いただいている皆さんからヒアリング。現場の実情をしっかりお伝えすることができました。


視察  意見交換会1


意見交換会2


今回、福岡県政のリーダーで世界獣医師会の藏内勇夫・次期会長のご協力もいただきました。感謝申し上げます。発端は、動物愛護に取り組む筑後市の鶴佑季子市議と私が共に中田副大臣と交流があったこと。鶴市議の熱意が皆さんを動かし、実現しました。

政治家が様々なネットワークを構築することはとても大切ですね。意見交換会には、福岡県獣医師会副会長の野原隆士県議(福岡市西区、私は県議初当選同期)、河野正美・元衆議院議員、地元・古賀市の吉田健一朗県議、中野敦史市議、さらには福田健次・中間市長が参加。皆さん、人と動物の共生社会づくりに熱心に取り組んでいます。

冒頭、私から福岡県が世界に先駆けて取り組むワンヘルス推進の意義を説明。人の健康と動物の健康、環境の健全性を一体なものとして様々な取り組みを進めなければならない中、地域における動物愛護活動もとても重要です。あわせて、適正飼養を推進するための古賀市独自のわんにゃんサポーターやペットと暮らすシニアの備えサポート、中学校の地域開放室を活用した猫の譲渡会も紹介しました。


意見交換会3  意見交換会4


会合では、多くの皆さんから中田副大臣に対してストレートに意見が伝えられました。地域猫の保護と譲渡の実態、アニマルセラピーの効用など、私もお聴きしながらなるほどと思うことが多く、学びになりました。こうした政治家との直接対話の機会はとても大切です。引き続き、可能性を広げていきたいと思います。


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21日の市議会臨時会で物価高騰対策を盛り込んだ補正予算案を提案し、可決していただきました。議員の皆さんに感謝申し上げます。住民税非課税世帯への3万円+18歳以下の子ども1人2万円の支給、介護・障がい福祉サービス事業所や保育施設等への支援金、高校入学支援金の増額。速やかに実行してまいります。


臨時議会


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新春のつどい!

20日に開催されました。多くの皆さんと様々な意見交換ができ、とても有意義な時間でした。私からは挨拶で、市内6カ所で同時に進める工業・物流・居住機能の強化のための都市開発、DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進による市役所の働き方改革と市役所窓口短縮の意義について申し上げました。


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古賀市商工会の藤井博文会長の挨拶はフリップを使って分かりやすく。古賀駅西口商店街の回遊性を高める一環として、誰もが親しみ、利用できる商工会館に向けた取り組みを進める考えを明らかにされました。昨年、薬王寺温泉オフィス「快生館」で県内外の皆さんが集まり開催された事業承継「アトツギ」のイベントやデジタル技術の実装も継続、発展させる決意も。


藤井会長


毎年、鏡割りのお務めも。いつものように勢いよすぎてお酒を浴びました。新春のつどいの後は、藤井会長や吉田健一朗県議も一緒に地元のお店を回り、市民の皆さんと楽しい時間を過ごせました。やはり、現場での対話と交流が大切。ピーマン納豆も美味しかった♪


鏡割り  ピーマン納豆



平和首長会議で登壇―中村哲さんの思いをつなぐ/DX対談(1月21日)

平和首長会議で中村哲さんの思いをつなぐ。

東京都武蔵野市で平和首長会議の国内加盟都市の総会が16~17日に開催されました。政治の究極目標は世界平和。古賀市は近年、平和行政を強化しており、今回の総会では光栄にも登壇の機会をいただきました。


平和首長会議1  平和首長会議2


登壇の様子


戦争の記憶を風化させないことが、私たちの世代の重要な責務と考えています。44歳の私の世代は、祖父母の多くが先の大戦を体験し、おそらく、日常生活の中でもその体験を「追体験」できてきた「最後の世代」ではないか。


古賀市の平和行政の理念と具体的な取り組みを報告する中で、中村哲さんが青少年期を過ごした故郷として、その志と功績を市民の皆さんと共に次代につないでいることを柱に据え、お伝えしました。

母校の古賀西小学校では総合的な学習の時間を活用し、児童が絵本をつくりました。クラウドファンディングで多くの皆さんのご支援をいただき印刷・製本し、市内の学校の平和学習で使われています。会場には現物を展示し、多くの皆さんが読んでくださっていました。


絵本1  絵本2


ペシャワール会にご協力いただき、顕彰シンポジウムをワールドカフェ形式で開催し、市内外の多くの世代の参加者の皆さんが中村哲さんへの思いを語り合う機会もつくっています。こうした積み重ねが大切と考えています。

小中学校の修学旅行では被爆地の長崎や広島を訪れ、必ず平和学習を行っていること、そのほかにも「じんけん平和教室」として長崎でフィールドワークを実施していること、市独自の人権教育副読本「いのちのノート」で福岡大空襲や原爆、特攻をテーマに学習していることをはじめ、様々な取り組みを展開していることを報告しました。
さらに、私が政治家として平和に取り組む原点も申し上げました。

私の祖父は、旧陸軍に召集された父親が戦時失踪宣告、遺骨は存在しません。「シベリアに連れていかれた」との話もあります。祖父は「おやじは生きている」と信じ続けて、生きてきました。

祖母は、家族で現在の北朝鮮にいましたが、ソ連の侵攻から逃れながら38度線を越えました。祖母の姉はその途上で亡くなりました。祖母は生前、「赤ちゃんの泣き声は平和な証」と語っていました。半島から日本に帰国する船の中では、子どもが泣くことがありませんでした。

新聞記者時代、映画監督の吉田喜重さんを取材したのも貴重な経験です。吉田さんは12歳で福井空襲を体験。原爆の悲劇に翻弄される3世代の女性を描いた2003年公開の映画「鏡の女たち」を制作するにあたり、「福井空襲の恐怖と原爆。“内なる福井”と広島のイメージが重なった」としながらも、「亡くなった人にしか本当のことは分からない。自分に描く権利があるのか」と葛藤したとのお話が印象に残っています。

そして、映画で原爆投下の瞬間や惨状を描かなかったことについて、12歳で体験した福井空襲の恐怖が悲劇の再現を拒んだとしたうえで、「観客が自らの想像力で原爆の悲劇を作り上げる」「広島に近づこうとしても永遠に近づけない。すれすれの物語を描いた」と話されていました。

「一隅(いちぐう)を照らす」

2016年8月6日、古賀市の「みんなの人権セミナー」で中村哲さんにご講演いただき、「一隅を照らす」という言葉を遺していただきました。「私にとっての一隅はアフガンだった。世界中の人がそれぞれの一隅を見つけて、その一隅を照らせば、世界中が照らされる。それが、きっと世界平和につながる」とのメッセージを、私たち古賀市民はしっかりと受け取っています。

現代は、先の大戦の体験者から話を聴き、その本質を知る機会が急速に失われており、戦争体験を追体験し、平和で安定した社会を築いていくことが、私たち戦後世代の責務です。みんなで頑張っていきたい。そうした思いを共有させていただきました。

講演後、多くの前向きな反応をいただきました。「本質的、かつ力強いご報告に感銘しました」とのご感想にも勇気づけられました。これからも皆さんと共に世界平和をめざしていきます。ご指導のほどよろしくお願いします。今回はこうした機会に恵まれ、本当によかったと思います。心から感謝申し上げます。

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今回の上京では、17日午前の平和首長会議での登壇(武蔵野・吉祥寺)から、午後のDXをテーマとした対談動画の撮影(永田町)へ。終日、頭フル回転。よくしゃべりました。人に論理と熱意が分かりやすく伝わるように全力で話すことを実践すると、結構、体力を使うものです。


対談1  対談2


DX対談では、最新テクノロジーで子育てを支えるスタートアップ企業「ユニファ」の土岐泰之CEOと語り合いました。土岐さんは古賀市出身、日経新聞をはじめ多くのメディアでも取り上げられる注目企業さんです。

古賀市がアナログ規制の見直しの一環で取り組み、デジタル行財政改革会議でも紹介された産後ケアのオンライン申請から、市独自の生成AI実証など様々なデジタル(D)実装、それらをトランスフォーメーション(X)につなげる重要性、さらには組織マネジメントまで。盛りだくさん。動画公開、お楽しみに!

多様な子どもたちの育ちと学びを支える/ベトナム新旧総領事と交流(1月20日)

多様な子どもたちの育ちと学びを支える。

不登校が増加傾向にあります。医療的ケアや発達への支援が必要な児童生徒も増える中、古賀市はチルドレンファーストの理念に基づき、年々その対応のための政策を強化しています。大切にすべきは、多様な生き方を保障すること。

13日、不登校経験者の自立支援に取り組む立花高校(福岡市)の齋藤眞人校長の講演会が福津市内で開かれ、古賀市のチルドレンファーストの取り組みに共感していただいている実行委員の皆さんからのお声掛けで挨拶の機会をいただきました。ありがとうございます。120人ものご参加にびっくり。

齋藤先生とは県議時代からのお付き合い。昨年9月には、齋藤先生も関わり、フリースクール運営者や不登校経験者の保護者、弁護士などでつくる研究会の皆さんが古賀市役所にいらっしゃり、県内首長を訪ねる第1弾として、私との意見交換会をしたばかりです。光栄です。


新聞記事


挨拶では、チルドレンファーストの理念に基づき、子ども・子育て支援、教育環境の充実を図っていることを報告。特に、不登校については、登校できるようにすることを目標とするのではなく、社会的に自立できることをめざす重要性を認識しており、古賀市内の全3中学校区への児童センターの設置や、子育て支援団体との連携などで多様な居場所を保障していること、さらなる支援の強化を検討していることを申し上げました。


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また、国の動きのはるかに前から市独自に予算措置し、小中学校全学年での原則35人以下学級を実現するなど、多様な人的配置で一人一人の子どもの学びと育ちの状況やその背景の家庭環境を捉えやすくしていることも紹介しました。

憲法13条の個人の尊重と幸福追求権、憲法14条の法の下の平等にも触れました。そもそも、長く続いてきた画一的な教育環境では全ての子どもをフォローすることはできず、国家としての制度改革の必要性を感じています。引き続き、現場の皆さんとの交流を通じ、可能性を広げていきたいと思います。

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海外からうれしいメッセージが。在福岡ベトナム総領事館の前総領事、ヴー・ビンさんからSNSを通じて「年始に福岡を訪問するのでぜひ会いましょう」とうれしい言葉が、私の苦手な英語で。ちゃんと英語を駆使してやり取りし、お会いできました。

しかも場所はベトナム総領事館。ということで、現在のヴー・チ・マイ総領事も同席してくださいました。市町村の首長が九州を管轄する新旧外交代表の方々と意見交換できる機会をいただけるとは、恐縮しながらもありがたく思います。


新旧領事館


古賀市の在住外国人ではベトナム人の皆さんが最多。ヴー・ビン前総領事にも視察いただいた交流型日本語教室の取り組みをはじめ、子どもたちも含めた今後の多文化共生政策の強化に向けて有意義なやり取りになりました。

私からは、地元・古賀市小山田の小野珈琲焙煎所さんがこれまでの両総領事との交流写真を使ってデザインしてくれた珈琲をプレゼント。


小野珈琲


さらに、話が盛り上がり、ベトナム料理店でランチもご一緒に。春巻きもフォーも本格的♪締めのエッグコーヒーは初めてでしたが、これまた新感覚で美味しかったです~。ありがとうございました!


エッグコーヒー  フォー


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毎日、朝から晩まで怒涛。次年度当初予算の市長査定での議論がひたすら続く中、監査委員さんの市長講評や多数の来客、PR動画撮影、各種打ち合わせ、外部団体の理事会、国際交流も。報告、連絡、相談、調整も多く、なかなか新聞読むまで行き着かず。

そうした中、古巣の福岡県議会へも。まちづくりを進めるうえで県市連携はとても重要です。


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年始の行事満載―出初式、成人式、どんど焼き、ベトナム旧正月(1月16日)

消防出初式を開催しました。


出初式1


12日、古賀市消防団と粕屋北部消防本部の合同開催。今年4月からは消防団の分団を再編成し、新たな体制に移行します。現体制では最後の出初式となるため、私の挨拶では、それぞれの分団のこれまでの先達の営み、消防団の歴史を大切にしながら、新体制で持続可能性を高め、新たな時代に踏み出す思いを申し上げました。


出初式2  出初式3


森裕俊団長のご挨拶は、伝統ある消防精神の継承と未来への発展に向けた強い決意が伝わり、素晴らしかったです。団員の皆さんによる訓練礼式、消防太鼓・まとい振り、火消節、一斉放水の演技も勇壮でした。


出初式4


現代社会は地域の人と人のつながり、絆が弱まっています。消防団だけでなく、自治会・隣組、PTCA、子ども会育成会の加入者が減少していますが、私たちは地域での支え合いなくして安心した暮らしは営めません。今回の出初式の挨拶ではその重要性を共有し、市内全体に地域力を高める機運を高めていきたいとの思いも申し上げました。

寒い中でしたが、団員の皆さん、署員の皆さん、ご参加いただいた皆さん、お疲れ様でした。

この日は二十歳の集いも開催しました。二十歳の節目を迎えられた皆さん、ご家族の皆さん、おめでとうございます!


実行委員のみんなと  二十歳のつどい1


二十歳のつどい2


私からは、政治・行政に関心を持ち、自らの考えを伝え、社会をよりよくしていく主体となることの大切さについて話しました。今年の新二十歳の皆さんは、私が市長に就任し、給食の時間に各小中学校を回るランチミーティングを始めた2019年度に中学3年生。古賀市が主権者教育を推進している意図もあらためて伝えました。


挨拶


それにしても、私が成人になったのはもう四半世紀前か。私もおじさんになりました。


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古賀市商工会青年部さん主催のどんど焼きが13日に開催されました。

火入れ前に神事と新年のご挨拶。みんなで無病息災、商売繁盛、まちの発展を祈りました。


どんど焼き1  どんど焼き2


どんど焼き3  どんど焼き4


女性部の皆さんによるぜんざいも美味しかったです。


ぜんざい


これに先立ち、11日には薦野区のどんど焼きも。かっぽ酒で地元の皆さんと有意義なお話ができました。


薦野どんど焼き1  薦野どんど焼き2


薦野どんど焼き3


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ベトナム旧正月「テト」フェスティバルへ!

古賀市は在住外国人の方々が年々増加しており、その中でもベトナム人の皆さんは最多。私の市長就任後、国際交流・多文化共生係を立ち上げ、在福岡ベトナム総領事館とも密に連携しています。

フェスティバルは11日に福岡市内で開催され、ヴー・チ・マイ総領事をはじめベトナムとの交流にご尽力いただいている皆さんと一緒に新年をお祝いしました。福岡県からは大曲昭恵副知事、香原勝司議長、ベトナム議員連盟副会長の浦伊三夫県議、さらに議連事務局長を務める古賀市選出の吉田健一朗県議も。民族衣装のアオザイのショーが素晴らしい!


ベトナムフェスティバル  ベトナムフェスティバル2


ベトナムフェスティバル3  ベトナムフェスティバル4


ベトナムでは書き初めを交換するとのことで、私の手元にはなんと九州経済連合会の麻生泰・名誉会長のものが。ありがたいことです。麻生名誉会長ともお話しさせていただきました。


ベトナムフェスティバル5


同じ東南アジアのタイのゴーソン・サティタマジット総領事ご夫妻をはじめタイ総領事館の皆さんもいらっしゃっており、ベトナム料理を一緒に美味しくいただきながら、タイ語で盛り上がりました。アロイ、コップンカップ!


ベトナムフェスティバル6ベトナムフェスティバル7


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各種団体の新年賀詞交歓会が続きます。首長の重要な務めのひとつが社交。服部誠太郎知事をはじめ多くの皆さんと交流させていただいています。


服部知事と


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市長室もシェアできたらいいなー、と密かに思っています。私が出張で不在の時はよくあるので。スペースを有効に活用できたらいいですね。


市長室


と言いながら、この時期は連日、市役所に缶詰め。ひたすら次年度当初予算の市長査定です。他にも各種打ち合わせ、多数の来客、先々の講演や企画の調整とノンストップ。

FBS、西日本新聞、読売新聞が市役所窓口の受付時間短縮を報じてくれました。感謝します。

FBS
https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/society/fs9c12c1eb7a0d4e11956f54adca92eda4

西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1300724/

読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20250107-OYTNT50056/


仕事始め―市役所窓口の受付時間の短縮をスタート(1月6日)

1月6日、官公庁の仕事始め。古賀市役所も本格的に始動しました。

仕事始め式では、今年の重要なテーマが「多様な生き方を保障する働き方改革」であることを共有しました。市役所窓口の受付時間短縮についてテレビや新聞の取材にも対応しました。


仕事始め式  取材


窓口短縮


快く働くことは、快く生きることにつながります。そして、市役所職員の働き方をより一層、効率化、合理化していくことで、政策立案機能を強化し、市民サービスの向上をめざします。このことが、誰もが暮らしやすく、生きやすいまちづくりにつながり、未来に向けて古賀市の持続可能性を高めていくことになると考えています。

その大きな第一歩が、市役所窓口の受付時間の短縮です。今日から、午前9時~午後4時としました。住民票等のコンビニ交付や公開型地理情報システム(GIS)導入、LINEによる電子申請拡大をはじめとする市民サービス提供に関わるDXの推進で、市役所を訪れる人が大きく減少しています。それならば、同じ人数で同じ時間、開き続けるよりも、限られた人的資源を有効に活用した方がいい。

古賀市は窓口時間の短縮で生み出した約1時間30分の時間を、これまで残業を前提としていた仕事を業務時間内に行うことはもちろん、職場内での会議や他の部署とのコミュニケーションを活発化させることなどに振り向け、複雑化・多様化する市民の皆さんの生活課題、地域課題の解決、そして新たな時代にまちを持続させていく創造性ある取り組みを推進させるための政策立案につなげていきます。つまり、生産性の向上です。

こうした政策目的がありますので、市民の皆さんのご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

なお、初日はこの短縮により昨年までの受付時間に窓口が開いていないことでご迷惑をおかけした方々がいらっしゃいました。申し訳ありませんでした。引き続き、周知に努めていきます。

多様な生き方を保障する働き方改革 ~政策立案機能を強化し、市民サービス向上へ~(1月1日)

あけましておめでとうございます。
2025年もよろしくお願いいたします。


快く働き、快く生きる。誰もが自己実現を図ることができ、幸せに人生を歩んでいける。みんなでそんな社会をつくっていけるといいと思います。個人の尊重と幸福追求権。憲法第13条にはそのことが書かれています。
古賀市は1月6日から市役所窓口の受付時間を短縮します。これまで8時30分から17時だったところ、9時から16時とします。なぜか。職員の働き方を改革し、この短縮で生み出した1時間30分の時間を有効に使うことで、政策立案機能を強化し、社会課題解決の可能性を高め、市民サービスの質を向上させるためです。


DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉に注目が集まっています。DXとは、デジタル技術を社会のさまざまな営みに活用することによって、新たな変革を起こすことです。古賀市は、住民票などの交付をコンビニで受ける人の割合が5割になりました。さらに、道路台帳などをWebで閲覧できる公開型GIS(地理情報システム)の導入や公式LINEによる電子申請なども順次進めており、「行かない窓口」の機会を拡大しています。こうして市役所に来る人が減っているのに、同じ時間、同じ人数で対応を続けるのは合理的ではありません。限られた人的資源を有効活用して生産性を高めることが望ましいと考え、窓口の受付時間を短縮することにしました。

 
働き方改革は、人口が減少し、働く世代の割合が縮小していく中で、よりよい人材の確保のためにも必須と考えています。
古賀市がフリーアドレスデスクを導入したのは2019年4月。職員に固定の自席を設けないことでスペースの有効活用や職場内コミュニケーションの活性化をめざし、九州産業大学との官学連携で上下水道課の庁舎を改装しました。2020年3月からはテレワークを可能とし、会議や打ち合わせは対面だけでなく、オンラインが定着しています。ペーパーレスも徹底。市長への説明や職員間の会議では紙資料は厳禁としたことで、資料のコピー、帳合、配布などの時間が削減されたうえ、物価高の中でもコスト縮減につながっています。会議は長くない方がよく、健康経営を進める観点からも立ち会議室を設けました。さらに、子育てや介護などさまざまな家庭の事情を考慮し、時差出勤を採用しています。学校現場でも、6時間授業を週1回にしたり、水泳授業を民間委託するなど、全国に先駆けて取り組んでいます。
 

ジェンダー平等を推進し、市役所の男性職員の育休取得率は100%になりました。女性が働きやすく、能力を発揮でき、生きやすい社会をつくるためには、まずはそれぞれの家庭内で、男性による家事・育児が当たり前にならなければなりません。私が市長に就任した6年前は約1割でしたが、市長と育休取得経験者との座談会を開催してその内容を全職員に向けて発信するなどさまざまな取り組みを進めた結果、坂道を駆けあがるように取得率が上昇。今後、地元企業の皆さまとの連携を密にし、さらに輪を広げていきたいと思います。
 

こうしたワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現は、多様な生き方の保障につながり、個人や家庭、社会の幸福度を高めていきます。
ここ数年、全国の自治体から視察が相次いでいます。それは、こうした働き方改革の推進だけでなく、チルドレン・ファーストの理念に基づく子ども・子育て、教育に関する取り組みの充実、健康づくり・介護予防をはじめとする誰もが生きやすい社会づくり、古賀駅周辺活性化による中心市街地のにぎわいづくり、工業・物流・居住機能を強化するための市内6カ所で進める都市開発、ドローンなどの技術を活用したスマート農業の推進、多様な人材の経験や知見、感性の交差で新たな価値を生み出す「共創」の理念と実践などが、進む人口減少と社会の不確実性が高まる中、まちの持続可能性を高めるものとして受け止めていただけているからだと思います。
 

このまちを、次の世代、さらにその先の世代によりよい形でつなぐため、グッド・アンセスター、良き祖先となるため、今年も皆さまと共にまちづくりを進めていきます。2025年が輝かしい一年になることを祈念いたします。頑張ってまいりましょう!


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ライジングゼファーフクオカのフレンドリータウンに/未来共創フェロー委嘱/仕事納め(12月27日)

スポーツでまちを元気に!

B1入りをめざすバスケットボールチームのライジングゼファーフクオカさまとフレンドリータウン協定を締結しました!


協定式  協定式2


シュートレッスン


市民の皆さんとチームを全力応援すると共に、試合での古賀市デー開催、子どもたちとの交流、福祉施設訪問など連携して様々な取り組みを展開します。

フレンドリータウン協定は、サッカーのアビスパ福岡さま、バレーボールの福岡ギラソールさまに続くもの。

古賀市はバスケットボール日本代表としてワールドカップやオリンピックに出場、活躍した比江島慎選手(宇都宮ブレックス)の出身地でもあります。今後にご期待ください!

   ◇

古賀市はデジタル技術を活用した人にやさしいまちづくりを推進するため、内閣府クールジャパンプロデューサーで、東京都立大学客員教授の陳内裕樹さんを未来共創フェローに委嘱しました。


委嘱式  委嘱式2


「古賀市の未来を創るデジタル変革(dX)~正しいdX理解と幹部職員の自分ごと化が重要」と題し、市職員対象の記念講演も開催しました。年明けから窓口受付時間の短縮も始まり、業務効率の改善、市民サービスの向上などをこれまで以上に求められることとなり、DXのさらなる推進を図ってまいります。

   ◇

26日、今年最後の上京。

福祉に力を入れる有志でつくる地域共生政策自治体連携機構の首長連絡会。伊原和人・厚生労働事務次官や山崎史郎・内閣官房参与のご講演から現状と今後打つべき政策を学ばせていただき、首長同士の情報交換も。人口減少と働く世代の不足という避けられない現実を理解し、社会経済構造を変えていかなければなりません。医療、介護の現場でのDX推進は可能性を広げてくれますね。臨時総会では議長を務めました。


地域共生1  地域共生2


地域共生3


これに先立ち、都市の未来を語る市長の会では土地利用と自治体行政について学びました。

   ◇

官公庁は仕事納め。

今年もまちづくりをしっかりと進めることができました。市民の皆さん、古賀市に関わる全ての皆さんに心から感謝いたします。

今年は元日に能登半島地震が発生し、行政として果たすべき役割を即座に考え、行動に移すことの重要性や、予期せぬ未来に備える必要性を再認識させられた一年でもありました。

古賀市は福岡都市圏で初めて、子ども医療費の18歳までの完全無償化をスタートしました。また、全世代型の健康づくり、医療的ケア児をはじめとする障がい者福祉の充実など支援策の強化を着実に進めました。

主権者教育の推進や、全小中学校水泳授業の民間委託の実施により、学びの機会と質を一層充実させることができました。

さらに、JR古賀駅周辺の中心市街地活性化や、工業・物流・居住機能の強化をめざした都市開発、スマート農業の推進も図りました。

市役所のDX推進と働き方改革は全国から注目を集めるようになりました。

その一環として、来年1月6日からは市役所窓口の受付時間短縮をスタートさせます。業務を効率化し、政策立案機能を強化、市民サービスの向上をめざすものです。市民の皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


窓口短縮


1年間、ありがとうございました。よい年をお迎えください。

もちつきラッシュ―地域回りは民主主義の原点/政治塾で講演/男性育休トークセッション(12月25日)

メリークリスマス!

連日、次年度当初予算編成の市長査定で分刻み、頭フル回転の日々です。査定をしていると、職員の皆さんがそれぞれの現場で力を尽くし、市民サービス向上のために事業を構築してくれていることがあらためて確認できます。感謝、感謝です。

そうした中、土日は各地のイベントを回り、市民の皆さんと交流させていただいています。22日はもちつきラッシュ!町川原2区、フリースクール玄海、古賀南区、鹿部区へ。門松の設置やしめ縄づくりなど迎春準備も進んでいました。


もちつき1  もちつき2


もちつき3  門松1


門松2


もちつきは民主主義の原点。

政治家は民主主義における住民の皆さんの「道具」。手元になければ道具は使えない。だからこそ、政治家は常に身近であるべく、徹底して地域を回り、あらゆる機会を捉え、お一人お一人と会い、交流することが求められます。もちつきはもちろん、夏祭りや敬老会といった地域行事は当然のこと、様々なイベント参加から夜の居酒屋やスナックも。そうした場での対話があるからこそ、政治家は社会課題が見出せるし、その解決のための政策形成につなげることができる。

手元にある政治――。ということで、年末は地域のもちつきを回り続けます。

この日は工業団地の歳末大売り出しにも。多くの企業さんが立地しているからこそのイベント。古賀市は工業製品出荷額の食品分野で福岡県内2位です。ありがたく思います。


工場直販


引き続き、産業力をさらに強化すべく、工業・物流団地の形成に取り組んでいきます。

   ◇

政治塾で講演!

国民民主党福岡県連さん主催。民主主義における政治家の存在意義、自らの理念を社会と共有して実践する重要性、政策立案と予算編成などについて、私の県議の経験や市長就任後の古賀市の具体的な取り組みも紹介しながらお伝えしました。


政治塾1  政治塾2


ここ数年、政党では自由民主党さんや立憲民主党さんの会合でも講師を務めさせていただいており、こうした機会に心から感謝します。

今回は議員をめざしている方が多いとのことだったので、特に経験に基づきお話ししたのは、政治は論理と情念であること、社会調和を念頭に置くべきこと、政治家は住民の「道具」として常に身近であること、だから徹底して地域を回り一人一人と会うこと、根回し段取りの大切さ、政治家は自分自身への評価を気にせず決断すべきこと、時代を捉えた政策で持続可能な社会をめざすこと、その政策が自分の地域だけでなく他の地域に広がり社会全体が向上するよう意識すること、個人の尊重と幸福追求権と平等が根幹であること。そして、古賀市の新型コロナウイルス対策を例に挙げながら、政策立案では経験に基づく「想像」が大切であることも。

みんなで、誰もが生きやすい社会をつくっていきたいですね。講演後はお弁当を食べながらランチミーティング。皆さんありがとうございました。共に頑張ってまいりましょう!

さらに、この日は福岡大学へ。


福岡大学


ベンチャー起業論のビジネスプランコンテストが開催されました。古賀市の企業さんのもとで社会課題解決を探求した学生さんチームの応援。素晴らしい発表で見事1位に輝きました。おめでとうございます!私たち市役所も共に考え、行動できて光栄です!


1位の皆さん


   ◇

「古賀市は男性育休を取りやすい環境を意図的、主体的に作ってきています。なぜ働き方改革をやっているかというと、『職員個人の生き方の保障』と考えているからです。価値観が多様化する中、皆それぞれのライフプランを持っている。そんな中、古賀市役所の経営者として、どの男性職員にも取りたいときに育休を取れる環境づくりを行っています」


座談会参加者


男性職員の育休取得率が100%の古賀市で、ジェンダー平等な社会をめざす公民連携のトークセッションを開催。企画してくださったファザーリング・ジャパン九州(FJQ)さんが「産Q育Qプロジェクト」に掲載してくれました。感謝します。ぜひご一読ください!(こちら


ランチミーティング in 千鳥小/子育て支援で「電動アシスト自転車」をシェア!/交通政策セミナー(12月23日)

今年最後のランチミーティングは千鳥小学校5年生。20日に訪問しました。

みんなが大好きなカレーに「おたのしみケーキ」が付いていて給食もクリスマスモード。子どもたちも喜んでいました。


ランチミーティング1  ランチミーティング2


ランチミーティング3


教室の黒板もクリスマスムード満載。雪だるまの横に描かれた私の似顔絵もとても上手でうれしいですね~。みんなで楽しくおしゃべりしながら食べると美味しさも倍増。


ランチミーティング4


市長と教育長が各学校を回り、子どもたちとの対話で分かりやすく民主主義の重要性とまちづくりの意義を伝える主権者教育の営みであり、子どもアドボカシーの実践です。この日もよく理解してくれた様子でした。来年はどこに現れるかな!?

   ◇

子育て支援で「電動アシスト自転車」をシェア!ゼロカーボンも推進!

古賀市は公共交通分野でのシェアリングサービスの可能性を検証するため、電動アシスト自転車導入の実証実験をスタートします。

小学生未満のお子さんを育てている方が対象。チャイルドシート付きの5台の自転車を希望者がシェアして利用します。利用期間を1カ月~1年6カ月で選ぶことができ、利用料は1カ月1,000円。

子どもが小さいときだけ必要なもの。高額なので家計負担を考えると、一家に一台よりもシェアした方がいいですね。電動アシストで力がそれほど要りません。私も体験しました。とても楽ちん。自動車の利用を抑えることでゼロカーボン推進にもつながります。


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なお、利用者さんには感想をSNSなどの広報媒体を利用して情報発信に協力していただきます。応募者多数の場合には抽選となります。応募締め切りは1月10日(金)。申し込みはこちらから。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfPd1zwoZ-5MgHfkd5e0b1ZX-pc8TL9jicv6y713jOX7SH3dw/viewform

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「交通問題は移動手段の確保に留まらない地域社会の在り方に直結する問題」

行うは難しが、地域公共交通の強化。いかに移動しやすい社会をつくるか、全国の自治体が直面する重要なテーマです。あるべきだろう形はそこここで全く異なるからこそ、自治体が主体的に改善を模索しなければなりません。

国土交通省の共創・MaaS実証プロジェクトの一環で交通政策の国内第一級の講師の方々を古賀市にお招きし、17日にセミナーを開催しました。市民の皆さんだけでなく、近隣自治体からも多くの職員の皆さんにご参加いただき、感謝いたします。かなりの学びとこれからの実践につながること間違いなし!

このセミナーを実現できたのは、全国自治体ライドシェア連絡協議会(全自連)との連携あってこそ。古賀市は最初期から同協議会に加盟しています。原点は、有志でつくる「活力ある地方を創る首長の会」として昨秋から菅義偉元総理などにご指導を仰いで実現したライドシェアの動き。その延長で発足した全自連が今はライドシェアに限らず、地域公共交通全般の課題解決のために国と連携して具体的に取り組みを進めています。

講師は早稲田大学スマート技術融合研究機構の井原雄人・客員准教授と、計量計画研究所の何玏・研究員。セミナーの前後で直接いろいろお話しさせていただきましたが、素晴らしいヒントが多々ありました。何よりスーパー公務員で全自連事務局長の池上明子さん(私と同級生)のご尽力があってこそです。ご参加いただいた皆さん、関わってくださった全ての皆さんに感謝いたします。


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