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市長室ブログ


快く働き、生きる―快生館で市長テレワーク/自治体DX推進がミライアングルに登場(9月29日)

珈琲を淹れて語らう。

なぜ、サテライトオフィスやコワーキングスペースが魅力的なのか。薬王寺温泉オフィス「快生館」をおススメするのか。様々な仕事をしている皆さんが自然に交流できる時間が生まれるから。

テレワーク2

25日は市長テレワークの一日。久しぶりでしたが、私が快生館でテレワークするときの恒例となっている珈琲淹れをもちろん実行。ワーカーの皆さんと有意義なホッと一息の時間を共有しました。多様な人材の経験や知見、感性が交差する「クロスオーバーによる共創」のきっかけは、こんな瞬間の積み重ねが大切。

テレワーク3  テレワーク1

そして、この日のテレワークで近々の講演資料や来年度当初予算編成に向けた基本方針の検討などがかなり進められました。満足。自然に囲まれた環境のおかげですね。働く場所を変えるというのはとても大切!もちろん天然温泉にも入ってリフレッシュしました♨

多様な働き方を進め、快く生きていける社会へ。

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TikTokerのまいぱんさんに取材されたRKBの「ミライアングル」が28日未明に放送されました。

ミライアングル1  ミライアングル2

ミライアングル3

テーマは自治体DXによる市民サービス向上。特に古賀市の公式LINEによる書かない、行かない窓口をスタートさせ、できることをどんどん広げていることを説明しました。システムを提供していただいている「Bot Express」さんにも感謝します。

なお、番組がYouTubeで配信されていますので、ぜひご覧ください!(こちら


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河野太郎デジタル大臣とオンラインで面談しました。

面談

有志でつくる「活力ある地方を創る首長の会」の田中幹夫会長代行(富山県南砺市長)と共に、私は事務局長として。地域公共交通とライドシェアに関する首長アンケート結果をご報告しました。大臣とは4月にお会いして以来。ありがとうございました。それにしても、田中会長代行は外出先の屋外で心地よさそうでした。


ランチミーティング in 古賀東小/赤ちゃん世帯を独自支援/リーパスプラザをリニューアルへ(9月28日)

今月のランチミーティングは古賀東小学校の5年生の教室へ。

ランチミーティング

市長と教育長が給食の時間に小中学校を訪問し、子どもたちの声を聴きます。私の市長就任後、主権者教育の一環として展開しています。

私への最初の質問は「きのこの山」と「たけのこの里」はどちらが好きですか。「きのこの山」と即答。チョコとそれ以外を分離しやすいから。アイスブレイクとして素晴らしい質問でした。最後の質問は、エビフライの尻尾は食べますか。「食べる」と即答。何匹食べたか周囲にばれないから。締めとして素晴らしい質問でした。

そして、通学路の安全対策、平日5時間授業と夏休みとの関係、給食の回数が他の自治体よりも多い意義、大雨の際の休校の可否判断基準と登下校のルールなど、今日も子どもたちの問いかけに応える形で意見を交換しました。分かりやすく説明すれば確りと理解してくれます。この営みが大切。

相変わらず古賀市の給食は美味しい。私の子どものころから食の保障に力を入れてくれている歴史的な成果ですね。感謝です。

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赤ちゃんのいる子育て世帯を独自に支援します。

物価高騰が続く中、全国消費物価指数と比して、特に粉ミルク・紙おむつ・乳児服などの伸び率が高い傾向を示しています。つまり、現下の情勢は、全体の中でも赤ちゃんを育てている世帯に強い影響を与えています。

27日の市議会本会議で、私から提案していた「0~2歳の子育て世帯に子ども1人当たり1万円のギフトカードを配布する事業」を盛り込んだ補正予算が成立しました。速やかに実施し、11月上旬から発送します。

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複合文化施設を新たな時代に向けてリニューアルへ!

古賀市の中心市街地に近い「リーパスプラザこが」を古賀駅東口開発と連動してリニューアルします。芸術文化の発信拠点の機能を強化し、市内外の誰もが来やすく、親しみやすい、居心地の良い空間をめざします。

中央公民館大ホールを市民ホールにしてプロフェッショナルの興行を打てるようにすること、図書館や歴史資料館の機能を強めていくこと、その真ん中にある交流館との一体性を高め、価値創出の可能性を高めていくこと。市として昨年度からの2年間でサウンディング調査を実施しています。

有識者の皆さんをお招きしてシンポジウムを24日に開催。菊池市中央図書館の安永秀樹館長、クリエイティブディレクターの西村浩・ワークヴィジョンズ代表取締役にそれぞれの先進的な取り組みを報告していただいたうえで、私も一緒にトークセッション。

トーク1  トーク2

トーク3  トーク4

二人のお話から、公共施設が施設の外に向けて開かれること、境界を越えて空間を形成することの意義を共有。さらには、私たち一人一人が主体的、能動的に自然と関わり、人が集うための仕掛けづくりの大切さも。古賀駅西口商店街や薬王寺温泉オフィス「快生館」での営みが同じ方向にあることが分かり、勇気づけられました。

また、回遊性を生むうえで図書館、書籍が重要な役割を果たせることを再認識しましたね。図書館の機能が分散して存在することの可能性。さらには、知の拠点であることはもちろん、多世代の交流、多文化共生の営みなど様々な場づくりができます。

私からは、多様な人材の経験や知見、感性が交差し、新たな価値を生み出す「クロスオーバーによる共創」のまちづくりを進めていることも説明しました。さあ、居心地の良い空間形成へ、みんなで頑張りましょう!

子どもの医療費を18歳まで無償化へ(9月27日)

子どもの医療費を18歳まで無償化します。

本日午前の古賀市議会本会議で、私から提案していた無償化に関連する条例改正案などが可決、成立しました。2024年4月から実施します。私の市長2期目の公約でした。市議会の皆さんに感謝申し上げます。

無償化資料

子育てを社会全体で支えるというチルドレン・ファーストの理念のもと、まずは先行して今年10月から就学前まで対象を拡大したうえで、来年度に小中高生世代までさらに広げ、全ての子どもをカバーします。子育て世帯の経済状況に関係なく、子どもたちが安心して必要な医療を受けられます。所得制限はありません。

報道1  報道2

この方針の公表後、子育て世代だけでなく人生の先輩方からも前向きなご評価をいただき、多くの新聞やテレビなどメディアも報じてくれています。これまでも何度も言ってきましたが、本来、国家として全国一律に18歳までの子どもの医療費の無償化を実施すべきです。国がやらないから、自治体としてやります。財政など市町村の置かれた状況は異なり、子ども政策が自治体間競争のようになるべきではありません。

「国が責任を持ってやるべきことだが、動き出す気配がない。地方自治体が声を上げ、実践することで、国を動かしたい」(読売新聞8月26日付朝刊、私のコメント)

あらためて、政府・国会には早急に国家として「本気で」取り組むことを求めるとともに、国が決められない中においては、都道府県には市町村が国に先行して無償化に取り組みやすくなるよう支援することも検討していただきたいと思います。

なお、本日の本会議はNHKが取材をしていました。夕方のニュースなどで報じられると思います。


食の共創―るるるるで「こがのばトーク」/たかまつななさんと主権者教育で意見交換(9月26日)

こがのばトーク!

集合  入口で

古賀市の様々な「場」で活躍する皆さんが集まり、これからチャレンジをしていこうと考えている皆さんと共に新たな価値を生み出す交流イベント。23日、シェアキッチンを備えた食交場「るるるる」で開催されました。るるるるを運営するヨンダブルディー(4WD)さんの主催。

トーク1  トーク2

トーク3  トーク4

トーク5  トーク6

トーク7  トーク8

トーク9  トーク10

テーマは「食」。農業が息づき、食品加工が盛んで、個性豊かな飲食店が集まる古賀市の最大の特長、強みでもあります。11人の皆さんがそれぞれの活動を報告、共有し、意見を出し合い、新たなつながりが生まれていました。私も飛び入りでトーク。

市長トーク  大使の2人と

古賀市のまちづくりのキーワードは、クロスオーバーによる共創。多様な人材の経験や知見、感性が交差し、新たな価値を生み出し、社会課題の解決につなげていきたい。皆さんのお話から私も勇気づけられ、たくさん刺激をいただきました!みんなで盛り上げていきましょう!

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たかまつななさんと意見交換!

たかまつさんと

時事YouTuberやジャーナリストとして活躍し、「朝まで生テレビ」などにも出演しているたかまつさん。「笑下村塾」を起業し、主権者教育にも取り組んでいます。以前からぜひお会いしたいと思っていて、今回上京した20日に実現できました。

主権者教育は健全な民主主義の実現、社会の持続可能性を高めていくため、重要なテーマ。たかまつさんの活動はとても素晴らしく、意見交換もわくわくするものでした。

たかまつさんと2

私も主権者教育を重視しており、たかまつさんに古賀市の子どもたちの主権者意識を涵養する取り組みを説明しました。現在の総合計画を策定する過程で小中学生の声を聴き取り対話集会も開催したこと、給食の時間に私と教育長が各学校を訪問して子どもたちと交流していることなど、とても関心を持っていただけました。

様々な政策分野でネットワークを広げていくことも首長の重要な務め。有意義な時間でした。ありがとうございました!

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官民共創未来コンソーシアムさんによる長文インタビュー3回目。縮退社会でまちの持続可能性を高めるためには。政治家の責任で政策の優先順位を付ける重要性、民間活力の導入、企業誘致の推進と居住機能の強化などがまとめられています。第1回、第2回とあわせ、ご一読いただけると幸いです。(こちら

菅義偉前総理と面会―地域公共交通とライドシェア/サテライトオフィスと共創のまちづくりを発信/「多拠点ライフ」に快生館が登場(9月22日)

菅義偉前総理大臣にお会いしました。テーマは地域公共交通とライドシェア。全国の首長の皆さんの思いをお伝えしました。

全国的に地域公共交通を取り巻く状況が厳しくなっています。古賀市も例外ではありません。日常生活や観光で早急な対策が求められており、多様な手段で移動を保障しなければならないと思います。

そこで、全国の首長有志でつくる「活力ある地方を創る首長の会」として緊急アンケートを実施。119人の皆さんから回答をいただきました。「国は、自治体の現状に即した『ライドシェア』の『条件変更や規制緩和を行うべき」との回答が9割に上り、多くのご意見が寄せられました。

20日、ライドシェアの検討の必要性を発信されている菅前総理のもとに、首長の会最高顧問の鈴木英敬衆議院議員(元三重県知事)、相談役の樋渡啓祐・元佐賀県武雄市長、会長代行の田中幹夫・富山県南砺市長と共に事務局長として私も参り、緊急アンケートの結果をご報告。菅前総理からは貴重なアドバイスをいただくことができました。

前総理と

私は緊張しっぱなしでしたが、古賀市の実情も含めてお話ししました。今回の面談を契機として、菅前総理、首長の会の皆さんと共に、私も微力ですが取り組んでいきます。

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東京で講演、オンラインで古賀市の魅力を全国にも発信!

古賀市はクロスオーバーによる共創のまちづくりを推進しています。社会の持続可能性を高めるため、多様な人材の経験や知見、感性を交差させ、価値を生み出したい。これを実現するうえで、新たな働き方・生き方を保障するサテライトオフィスやコワーキングスペースは重要な「場」になります。

講演1  講演2

講演3

公民連携などによる共創をめざす地方自治体に向けたイベント「地域で新しい人の流れとビジネスをつくるための、これからのサテライトオフィスの在り方」が19日、東京都港区のコクヨさんが運営する「THE CAMPUS」で開催されました。ディー・サインさん、コクヨさん、丹青社さんの3社共催。光栄なことに私は講師としてお招きいただき、基調講演。トークセッションにも参加しました。

大都市から地方への新たな人の流れをつくりたい。移住定住はもちろん関係人口の創出。そのためには自治体が主体的、能動的に仕掛けていくことが重要です。仕掛けなしに自然には始まらない。

その思いで、古賀市は薬王寺温泉の老舗旅館の建物をサテライトオフィスなどにリノベーションした「快生館」、古賀駅西口商店街のシェアキッチンを備えた食の交流拠点「るるるる」などに取り組んでいます。さらに、シェアリングを意識した全ての小中学校の水泳授業の民間委託や上下水道課庁舎におけるフリーアドレス導入も。これらの意義と実践を報告しました。

今回主催の3社は国際観光施設協会が進める「LINKED CITY」の主体。DX推進による政府のデジタル田園都市国家構想の実現に向けて、多くの企業・団体との共創による地方の活性化をめざしています。お声掛けいただき、ありがとうございました。少しでも参考になっていれば幸いです。

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私よりちょっと年下のミレニアル世代、メディアでも発信されている社会活動家の石山アンジュさんの新著「多拠点ライフ」。新たな時代の価値観を捉え、分散をキーワードにサステナブル(持続可能)な社会をつくっていくうえで必読の書です。

syoseki1  書籍2

書籍3

なんと、古賀市の薬王寺温泉オフィス「快生館」も登場するんですよ~。アンジュさんには古賀市にご来訪いただき、快生館にも私がご案内しています。

アンジュさんと

多様な生き方・働き方を私たちがどのように受け入れていくのか。みんなが自己実現を図り、豊かで幸せに生きていける社会をつくっていくためには。シェアリングの理念も基礎として、みんなで価値観を共有し、実践していくきっかけになります。

今、公共政策には、こうした感性が必要不可欠と確信しています。前述のサテライトオフィスがテーマの私の講演&トークセッションのメンバーも、みんなでこの本をオススメ。ぜひご一読ください!

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古賀市が管理する道路沿いの街路樹が枯れるなどした問題で、福岡県警が21日に強制捜査に乗り出しています。古賀市は被疑者不詳のまま器物損壊の疑いで被害届を提出していました。記者会見でコメントを求められ、刑事手続の中で事実関係が明らかになることを待つ旨申し上げています。

敬老会ピーク―人生の先輩方に敬意と感謝を/福岡女学院看護大学開学15周年(9月21日)

敬老会がピーク!

さや団地区では人物名並び替えクイズが準備されていました。私は開会の時にしかいられませんでしたが、その後、無事「バッチリ正解出ましたよ」のご報告メッセージをいただきました。よかった(笑)

敬老会

各地で人生の先輩方に敬意と感謝を申し上げました。そして、自治会役員の皆さんのご尽力あってこその地域行事。本当にありがとうございます。

市内各地4年ぶりの開催。久しぶりにお話しできた方々も。回っていると多くのまちづくりの課題に対するご意見をいただけます。時には痛烈に「○○には反対です!」とのお声も。だから首長がこうした場を回るのは大切ですね。「ご意見に感謝します。最後は私が決断します。その前にこうしてお声をいただけることに民主主義の意義があります。最後の私の決断へのご評価は、そのまま政治家としての私のご評価になる。負託を受けたものとしてその覚悟でしっかりと考え、取り組んでまいります」とお答えしています。

町川原1区では子どもたちに囲まれ、即席の対話集会に。子どもたちの質問や意見は本当に素晴らしい。夏休みと平日5時間授業の関係、部活動のあり方、水泳授業の民間委託、主権者とは何か、LGBTQをはじめ性的マイノリティの皆さんの権利保障。真摯に説明しました。質問が止まらないのがうれしいですね。

舞の里1区と久保西区では、落語家さんの高座の前後だったので挨拶のハードルが上がりました。それぞれとっさに創り上げた小噺を披露し、笑っていただけました。よかった(笑)

なお、16日は花鶴丘2丁目3区→花見東2区→千鳥南区→舞の里5区の4カ所。17日は花鶴丘3丁目区→さや団地区→花見東1区→花見南区→古賀南区→花鶴丘2丁目1区→新原区→谷山区→薦野区→高田区→北花見区→舞の里1区→町川原1区の13カ所。18日は小竹区→久保区→鹿部区→古賀東区→町川原2区→小山田区→中川区→久保西区の8カ所を回らせていただきました。

敬老会1  敬老会2

敬老会3  敬老会7

敬老会4  敬老会5

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18日は筵内区の放生会も開催されました。ひとつの地域で舞台の演芸をはじめ全てが手作り。自治会、子ども会育成会、消防団をはじめ住民の皆さんの絆の強さ、地域の力をいつも実感します。すごい!

筵内1  筵内2

筵内3

また、16日はジュニアサッカー大会「MAINOSATO CUP」ややまびこ幼稚園の運動会にも。チルドレン・ファーストのまちづくりが進められているのは多くの皆さんのご尽力あってこそ。ありがとうございます。

運動会

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15日は福岡女学院看護大学の開学15周年・大学院開設記念式へ。2008年の開学以来、実績を重ね、看護シミュレーションや多言語医療などの先端教育で全国からも高い評価を受けられています。古賀市の健康づくりや妊娠期の支援、古賀駅西口活性化でも学生さんたちが活躍。祝意と感謝を申し上げました。

女学院  女学院2

この日は古賀市でインターンシップに取り組んだ福岡工業大学の学生さんたちの報告会を開催。テーマは行政事務のDX、朝食と健康づくり。有意義な内容。私も職員の皆さんも学ばせていただきました。これからのまちづくりにつなげていきたいですね。

インターンシップ

また、16日は古賀高校と古賀竟成館高校の同窓会総会・懇親会が開催されました。全国でも珍しい2市1町の組合立で、私は組合長です。近年、学業や部活など生徒さんたちの活躍で注目が高まっています。古賀市は古賀駅西口活性化や環境保全など様々な場面で連携し、若者の視点をまちづくりにつなげられています。さらなる飛躍をお祈りいたします。

同窓会

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「胆力は要ります。トップは常に孤独ですから。それでも、どうやったら人の心にメッセージが届くのかと常に考えています」

官民共創未来コンソーシアムさんによる長文インタビューの連載2回目が公開されました!いろいろ踏み込んでお話ししています。連載1回目とあわせ、お時間許すときにぜひご一読ください。(こちら


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私が事務局長を務める「活力ある地方を創る首長の会」のオンライン意見交換会を18日夜に開催しました。テーマは地域公共交通とライドシェア。生活の現場における共助と共創、公民連携、規制緩和の必要性などをあらためて学ばせていただき、有意義な時間でした。

町村会

古賀駅周辺活性化を報告―東京でまちづくり実践サミット/秋季戦没者追悼式(9月15日)

まちづくり実践サミットが14日、東京の都市計画協会で開催され、全国10人の首長の一人として、古賀市の中心市街地活性化の取り組みを紹介しました。国土交通省都市局の天河宏文局長をはじめ幹部職員の皆さんとも意見を交換でき、とても有意義な時間でした。

参加者のみなさんと



古賀市は中心市街地のJR古賀駅周辺活性化を推進しています。東口エリアではウォーカブルな都市開発、西口エリアではエリアマネジメントに基づく民間活力の導入で空き店舗のリノベーションなどによるソフト事業を展開。西口商店街のシェアキッチンを備えた食の交流拠点「るるるる」の事例も示しながら、ソフト事業に加えてのエリア全体のハード整備のあり方について国土交通省の皆さんに提起。課題を共有することができました。

古賀市発表



基調講演は、兵庫県加古川市の岡田康裕市長。テーマは「Well-beingの向上」。市民の幸福感をどう向上させていくか、「心ゆたかな暮らし」と「持続可能な環境・社会・経済」の実現に向けた指標「LWCI(Livable Well-being City Indicator)」の導入や、都市開発など多様な分野に有効な3D都市モデルの活用など、古賀市のまちづくりにつながる知見を学ぶことができました。

加古川市



参加自治体は、宮城県多賀城市、神奈川県伊勢原市、富山県滑川市、三重県四日市市、大阪府吹田市、兵庫県加古川市、奈良県生駒市、広島県廿日市市、徳島県美波町、そして古賀市。先日訪問した美波町の影治信良町長とも早速またお会いでき、ご縁を感じますね~。

各市長・町長さんとは、全国1700以上ある市区町村が前提となる状況も異なる中、子ども・子育てなどで自治体間競争が起きることへの疑問、際限なき給付からの転換の必要性なども共有でき、心強く思いました。

こうした機会が加速度的に増えていて大変ありがたく思います。今回の上京も、まちづくり実践サミットの他にも様々な立場の皆さんとお会いでき、とても有意義な時間を過ごせました。首長の最も重要な務めはマネジメント。そのために主体的、能動的に行動し、人的ネットワークを駆使して、創意工夫で為すべきことは無限にあります。大前提として、顔を合わせ、意見を交わすのは大切。

来週も東京。公民連携と共創、シェアリングのまちづくりについての講演です。さあ、準備をしないと!

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先人の皆さまに感謝し、不戦を誓い、世界の恒久平和に向けて決意を新たにします。戦争は最大の人権侵害。先の大戦の記憶を次代につながなければなりません。偏狭、独善、分断を排し、私たちが相互に理解し、慮り、支え合う社会へ。

13日、古賀市秋季戦没者追悼式を挙行しました。以下、主催者としての私の式辞全文です。

式辞

 本日ここに、戦没者ご遺族並びにご来賓の皆様のご列席のもと、古賀市秋季戦没者追悼式を挙行するに当たり、市を代表し、謹んで式辞を申し上げます。

 先の大戦が終わりを告げてから、早くも七十八年の歳月が過ぎました。

 祖国の平和と発展を願い、愛する家族を案じつつ、戦地に赴き、戦場に倒れられた方々、あるいは戦後、遠い異郷の地で亡くなられた方々のご無念を想うとき、今なお深い悲しみが胸に迫ってまいります。

 今日私たちが当然のように享受している平和と繁栄が、戦争で亡くなられた方々の犠牲とご遺族の皆様の御苦労の上に築かれていることを、私たちはひとときも忘れてはなりません。

 戦没者の皆様に哀悼の誠を捧げますとともに、ご遺族の皆様のご苦労やご努力に対し、心から敬意を表します。

 戦後に生まれた世代が大半を占め、戦争を体験した方々から話を聴き、その本質を知る機会が急速に失われています。先の大戦を追体験することで戦争の悲惨さと愚かさを真に理解し、今を生きる私たちの使命として、次の世代へしっかりと伝えていかなければなりません。

 非核・恒久平和都市を宣言している古賀市は、平和首長会議や日本非核宣言自治体協議会に加盟しており、平和行政を強化しております。

 現在、ロシアのウクライナ侵略や大国間の緊張の高まり、北朝鮮からの頻回のミサイル発射など国際情勢に危機感を覚えます。

 戦争は、一人一人の自由を奪い、幸福の追求を阻むものです。個人が尊重される平和で安定した社会に向け、ここに不戦を誓い、世界の恒久平和への決意を新たにします。

 市民、議会、行政の私たち皆が知恵を出し合い、力を合わせて、平和で安心して暮らせる世界の実現を、古賀市から実現していくため、全力を尽くしていくことを、今ここにお誓い申し上げます。

 結びに、戦没者の御霊の安らかならんことを、そして、ご遺族の皆様の今後のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、式辞といたします。

令和五年九月十三日
古賀市長 田辺一城

追悼式



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私のインタビュー記事がウェブ版として公開されました。政治家としての理念、まちづくりの実践を分かりやすくまとめてくださっていますので、お時間許す時にご一読いただけると幸いです。まずは全4回の初回。(こちら


なお、導入の前文は以下になります。

「チルドレン・ファースト」を掲げて展開する独自施策が注目を浴びている福岡県古賀市。こども家庭庁の発足により、トレンドワードとしてメディアに取り上げられることも増えてきた政策分野ですが、同市の田辺一城市長が発するこの言葉には、深い哲学や理念が込められています。

子育て施策とは本来どう在るべきなのか。本稿は、それを改めて問うきっかけになることでしょう。(聞き手=一般社団法人官民共創未来コンソーシアム代表理事・小田理恵子)


日韓交流を促進―韓国総領事に船原古墳を説明(9月14日)

韓国との交流促進!

古賀市は古来より朝鮮半島との交流があります。12日、駐福岡大韓民国総領事館を訪問し、朴建燦(パク・コンチャン)総領事と会談しました。国史跡・船原古墳から出土した馬具などを紹介し、文化課文化財係の調査・分析担当職員「ふなこさん」から説明。総領事館に馬のぬいぐるみまで持ち込んだのは初めてかも(笑)

訪問1  訪問2

船原古墳は朝鮮半島・新羅との関係が強く示されており、国内で初めて確認された玉虫装飾の馬具(杏葉)や金銅製歩揺付飾金具をはじめとする500点超の遺物が日韓の考古学会で高い注目を集めています。これは今後の古賀市と韓国の文化・経済交流の活性化につなげたい。そう考え、先日、昨年着任した朴総領事に私から直接会談をお願いしました。

朴総領事には強く関心を持っていただき、日韓の考古学者の交流による研究の深化についても貴重なご意見をいただきました。また、古賀市の郷土料理「鶏すき」にも興味津々。都市近郊で自然に恵まれ、交通の要衝の強みを生かした企業立地による産業振興、新たな時代の価値観を捉えた薬王寺温泉オフィス「快生館」の取り組みもご紹介できました。

訪問3

日韓関係は改善が進んでいます。国家間の外交の安定性を底支えできるのが自治体間や民間の交流。今回、快くご対応いただいた朴総領事をはじめ総領事館の皆さまに心から感謝いたします。

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最近、講演のご依頼がとても多くなっており、恐縮しながらも、ありがたく思います。首長としてのこの5年のまちづくりで大切にしているのが、私たちが「グッドアンセスター よき祖先」となれるよう、持続可能な社会に向けて、様々な分野における最新の知見、新たな発想を大切にし、公民連携や多様な人材との共創を進めること。その実践に少しご注目いただけていることが率直にうれしいです。

パワポ資料

と言いながら、公務の間隙を縫っての準備はなかなかタフネスです。まもなく迫るのが、今月下旬の子ども・子育てがテーマの講演。まだ資料は未作成。ひとまず約3カ月前の資料を開いてみる。理念は不変なものの、新たに盛り込むべきことがやはりありますねー。どうしようか。ちなみに、それに先立つ来週にも東京で共創や公民連携などがテーマの別の講演も。

これまでのまちづくりと、私が講演することや取材を受けることによる発信はシティプロモーションそのもの。お声掛けに感謝しながら頑張ります!

チルドレン・ファーストと子ども医療費無償化/ライドシェアで首長アンケート実施(9月13日)

TNCの夕方の報道番組「記者のチカラ」が11日の放送で、古賀市の子ども医療費無償化の対象を18歳まで拡大する方針について、チルドレンファーストの理念も含めて特集してくれました。ありがとうございます。

TNC1  TNC2

TNC3

番組でもしっかりと報じていただきましたが、この問題の肝はここです。「子ども医療費の無償化は国の仕事・責任」。

こういうことをあまり繰り返し言うと、首長としては国に反発しているようでそれは本意ではないのですが、言わないと伝わらないのでこれも政治家としての責務と考え、言い続けます。そもそも全国市長会も、首長有志も、全国知事会なども言っています。

子ども医療費の18歳までの無償化は、福岡都市圏の自治体で初めてなのは事実なのでもちろん言っていますが、本質は古賀市が初めて実施することではありません。国家がやらないから、自治体が住民サービス向上のために主体的にやらざるを得ず、その結果、自治体間格差が生まれるという現象を放置してはいけないということです。国家として少子化・人口減少を本気で打開していく局面なのですから。

この問題だけではありません。保育、教育、給食。いずれも巨費を要します。サービスの充実のためには財源論も不可避。多様性を尊重した家族制度のあり方の検討も必要でしょう。少子化・人口減少の局面を大転換させることは国にしかできません。関係するすべての皆さん、共に取り組んでまいりましょう。

   ◇

私が事務局長を務める「活力ある地方を創る首長の会」として、会員の皆さんを対象とした大規模な首長アンケートを9月3~9日に実施しました。テーマは、地域公共交通と「ライドシェア」。集計の結果、ライドシェアを検討する必要性が提起されているといえます。回答者は119人、集計総括(要点)は以下になります。

• 住民及び観光客等は、現在の地域公共交通サービスに「不満を感じている」と回答した首長は、全体の約95%(119人中113人)。
• 国は、自治体の現状に即した「ライドシェア」の「条件変更や規制緩和を行うべき」と回答した首長は、全体の約90%(119人中 106人)。
• 自由記述(77件)から、現行法・制度が機能している部分と、そうではない部分が浮き彫りとなった。
• 意見の大半は全国各地の窮状を訴える声であり、国は、立法事実を正確に捕捉し、「ライドシェア」の条件変更や大胆な規制緩和について、可及的速やかに対応することが求められている。

なお、ライドシェアについては開会中の古賀市議会定例会の本会議でも、私の答弁で導入を検討する必要性について言及しています。

ラグビーW杯でPV開催/商工会青年部がチャリティーで子ども企画(9月12日)

ラグビー日本代表、初戦勝利!

ラグビーW杯フランス大会。ベスト8に進出した2019年日本大会のレガシーをつないでいくため、古賀市としてパブリックビューイングを開催しました。試合前には、古賀市出身で前回大活躍した福岡堅樹さんの父・綱二郎さんのトークイベントも。家族だからこその秘話、今大会の展望など盛りだくさん。

ラグビーパブリック1  ラグビーパブリック2

ラグビーパブリック3  ラグビーパブリック4

会場には、堅樹さんがアイルランド戦で着用した日本代表選手たちのサイン入りユニホームや、スコットランド戦のプレイヤー・オブ・ザ・マッチで大坂なおみさんから受け取ったトロフィーなど古賀市でしか見られない貴重な品々も展示しました。

展示1  展示2

展示3  展示4

福岡県ラグビーフットボール協会のご協力があって開催できました。市内外(なんと県外も!)から多くの皆さんにご参加いただきました。全ての皆さんに心から感謝申し上げます。今大会、古賀市としてのPVは初戦だけですが、次戦以降もみんなでそれぞれの場所から日本代表を応援しましょう!

   ◇

古賀市商工会青年部の皆さんによるチャリティーイベントが10日に開催されました。

チャリティー  チャリティー2

チャリティー3

子どもたちが楽しめる場づくりを!ということで古賀自動車学校の敷地内で美味しいものが食べられたり、楽しい遊びができたり、乗り物の体験ができたり。

いつの間にか、なぜか私はたこ焼きの担当に(笑)

たこ焼き1  たこ焼き2

青年部がチャリティーで集めたお金で催しているので、無料または超安価。子どもたちはみんな笑顔、笑顔。青年部の皆さん、ありがとうございました!

  かき氷

やきとり

有害鳥獣対策で緩衝地帯を整備へ/観光周遊とライドシェア/保健師の県派遣(9月11日)

有害鳥獣対策の新たな取り組みとして緩衝地帯(バッファーゾーン)を里山に整備する方針を決めました。人とシカやイノシシなど野生動物の棲み分けを図るため、見通しの良い緩衝林を整備します。

議会1

8日の市議会一般質問の答弁で明らかにしました。有害鳥獣による農作物被害は柑橘類が多く、昨年度の被害額は約577万円。この日、議員さんから指摘もありましたが、この数字では見えない被害もあり、農業の持続可能性を高めるためには対策が急務。そして、広域的に取り組むことが重要です。今回、県議会で農政に精通する松本國寛・自民党県連代表代行や地元の吉田健一朗県議にご指導ご尽力いただき、県の支援を受けて実施します。

今年度、まずは福岡県がセンサーカメラを使った野生動物の生息状況調査を実施。この結果に基づき、古賀市として実効性が上がると考えられる地域に緩衝林を整備します。これにより、現在行っている直接捕獲や農地に寄せ付けない対策、スマート技術の導入などとの相乗効果で被害防止につなげたいと考えています。

観光振興による地域活性化もテーマになりました。古賀市には魅力ある地域資源が多くあり、関係人口・交流人口を拡大するための拠点形成、観光ルートの設定や周遊手段の確保などで資源をつなぎ、その実効性を高めていきます。サイクルツーリズムにも力を入れ、サイクルスタンドの設置促進も図っていきます。なお、タクシーによる周遊に加え、日本全体のこれからを考えると、菅義偉前総理も最近発信を強化している「ライドシェア」の検討も必要との考えを答弁しました。

あ、古賀らしい観光キャッチフレーズを問われたので、「るるるるっと旅す『る』」を提案しました。こういうのはセンスが問われますね。どうですかね(笑)

自治会の意義とこれからのあり方も提起されました。私たちは、地域コミュニティがあるからこそ、安心して暮らしていけます。自分だけ、家族だけでは生きていけない。自治会は人と人がつながり、お互いに支え合う要といえます。身近な地域でごみを分別して出せたり、子育てで声を掛け合ったり、災害時に助け合ったり。ライフスタイルが変化する中、持続するためにはDX推進も大切です。こうした考えを基礎として、引き続きコミュニティ活動を支援していきます。

議会2  議会3

視覚障がいのある方の日常生活を支えるため、市の発行物への音声コードの導入を進めていく考えもお示ししました。このほか、骨密度測定器を活用するなどして主体的な行動につなげる「骨」を介した子どもの健康づくりの重要性なども申し上げました。教員の働き方改革もテーマになりました。

   ◇

市町村と都道府県が連携する新たなカタチ。

新型コロナウイルス禍の初期段階、福岡県の保健所が業務過多でひっ迫し、専門職である保健師の人手が必要な状況でした。そこで、古賀市と糟屋郡7町を管轄する粕屋保健所を支援しようと、糟屋地区市町長協議会で市町の保健師を保健所に派遣することを提案し、糟屋地区として決定、実行しました。

都道府県を支援するために市町村保健師を派遣するのは全国的に前例のない取り組み。私の思いは「新型コロナ感染者をフォローするための公の務めを確実に果たすうえで、県と市町村の行政の垣根なんて、市民にとって何の関係もない」ということ。市民にとってはまさに今必要な行政サービスが受けられるかどうかが本質と考え、決断しました。

結果として、糟屋地区の取り組みがモデルとなり、福岡県知事が市長会・町村会と派遣協定を締結し、県内全域に広がりました。さらには他の都道府県にこの取り組みが拡大しました。危機管理上、本当に良かったと思います。

6日、私が会長を務める粕屋保健所運営協議会が4年ぶりに対面で開かれ、この市町保健師の県派遣の取り組みが報告されました。提案、決断した当時はこんなことになるとまでは想定していませんでしたが、都道府県と市町村の新たな連携の可能性を示すことができたことは、行政運営上意義があったと思います。ご尽力いただいた皆さんにあらためて心から感謝します!

   ◇

カフェ&バーFESさんに入ると見知った方々が撮影中。

なんと、11月スタートのYouTubeチャンネル「コとシのにゅーす」の記念すべき最初の撮影。古賀市と新宮町の情報を発信されるとのこと。宗像・福津の地域密着メディアACCOチャンネルさんの協力で、こがみらいさんを中心に運営。チャンネルはこちら。ご注目ください!

チャンネル


FESさんでは8種類のスパイスの牛すじカレーを食べました。美味しい!

カレー

   ◇

組合長を務める古賀竟成館高校の体育祭が9日に開催されました。生徒さんたちの笑顔が素晴らしいですね。こちらも元気をもらえます。それにしても私が高校3年生だったのはもう四半世紀前になるのか。光陰矢の如し。

体育祭

9~10日は千鳥東区、舞の里4区、薬王寺区の敬老祝賀会にも参りました。人生の先輩方に敬意と感謝を申し上げました。開催にご尽力いただいた自治会の皆さんもありがとうございます。

敬老会  敬老会2

さらに、福岡県建設労働組合粕屋支部の定期大会へも。職人の皆さんの暮らしを守り、福祉の向上に取り組み、古賀市もご意見ご要望をいただいています。

   ◇

お知らせ。子ども医療費無償化の対象を18歳まで拡大することについて、11日夕方のTNCさんの報道番組「記者のチカラ」で放送される予定です。お時間許す方はぜひ。

新聞紙面

一般質問スタート―チルドレン・ファースト/ラグビーW杯PV開催へ(9月8日)

市議会定例会は7日、一般質問が始まりました。

一般質問1  一般質問2

古賀市はチルドレン・ファーストの理念のもと、子ども・子育て支援の強化、教育環境の向上を図ってきています。近年はこのテーマで私自身への講演やメディアの取材も増えてきました。「こがたからばこ」をはじめとする妊娠・出産・乳幼児期のきめ細かな支援、子ども医療費の18歳までの無償化なども市内外からとても前向きな評価をいただいていることを実感しています。ありがたいことです。

一方で、サービスの充実は財政支出の増加につながります。地方自治体の財源には限りがある。このため「社会全体で子どもと子育てを支える」という理念を市民の皆さんと共有し、自治体の財政運営全体の中で財源が調整される、限りある財源を子ども・子育てに投じていいということを共通認識とする必要があります。そして、できる範囲は限られている。そもそも市町村ごとに財政など前提となる状況はそれぞれ全く異なる。

だから、国家の責任でやるべきことを国家はやってほしい。少子化・人口減少は待ったなしの国家的な課題ということは誰もが理解しており、財源が限られた地方自治体にはこの局面を大転換させる力を生み出すのは困難です。特に巨費を必要とする子どもの医療費や保育料、教育費、学校給食などは、財源確保策を含めて国政に関わる政治家が提起、議論し、早期に結論を得て、実行してほしい。

この日の一般質問では、保育料や給食費の無償化、子どもの居場所づくりなどが取り上げられました。前述のようなことを念頭に前向きな表現ができなかったものもありますが、率直に答弁しました。

答弁

食品ロス削減の観点からの給食の残食リサイクルは大切なテーマでした。古賀市はほぼ全てをたい肥化し、農家の方々や学校に提供し、農産物や草花などの肥料として活用してもらっています。あわせて残食が出ないようにするには、アレルギーなどの事情は除いて、そもそも「好き嫌いをしない」「出された物は全部食べる」ということを家庭教育で教えておくことは基本ですね。学校教育が全てではない。

防災もテーマになりました。まずは、一人一人の市民の皆さんが「自分の命は自分で守る」という意識を持ち、事前の備えや災害が予見されるときの避難行動などについて主体的に判断し、確実に行動すること。これが大前提。そのうえで、自力避難が困難な高齢者や障がい者の皆さんを家族・知人・地域の共助でどう支えるか、避難行動要支援者の個別計画の策定が求められます。総合防災マップの全戸配布、インフラの整備、災害が予見される際の迅速・確実な避難情報の発信など公助も当然重要です。

このほか西鉄宮地岳線の跡地利用、公有財産の利活用などもテーマになりました。

   ◇

はや4年、もう4年。

応援

ラグビーW杯フランス大会が8日に開幕します。前回2019年大会は、古賀市出身の福岡堅樹選手をはじめ日本代表の大活躍で初の8強進出と日本中がわきました。

古賀市は「自治体ワンチーム(ラグビーとの地域協創を推進する自治体連携協議会)」に加盟しています。今大会も福岡県出身者が4人メンバー入りした日本代表を応援したい!

ということで、福岡県ラグビー協会とも連携し、初戦のチリ戦のパブリックビューイングをリーパスプラザこが交流館で開催することを決めました。ゲストは福岡選手の父・福岡綱二郎さん。午後7時からトークセッション、午後8時から観戦します。テレビ画面はそんなに大きくありませんが、みんなでフランスにエールを送りましょう!

チラシ


   ◇

朝活と朝食で快く!西日本新聞朝刊に先日の「古賀式私の朝プロジェクト」のイベントが掲載されました!ありがとうございます!

朝活


   ◇

このほど、中間市の福田健次市長が古賀市役所までいらっしゃり、主権者教育やツーリズムをはじめまちづくりについて意見交換。こうした首長同士の交流もとても大切ですね。ありがとうございました!

中間市長と

子ども医療費18歳まで無償化でインタビュー/ネイチャーポジティブ(9月6日)

TNCさんから取材を受けました。テーマは子ども医療費の18歳まで無償化。インタビュアーは報道番組「記者のチカラ」MCの川崎健太さん。県議時代から交流があります。

TNC取材

誰もが安心して子どもを産み育てられる社会をめざしていること、地方から国を動かしていきたいことなどを申し上げました。放送は9月8日(金)の「記者のチカラ」の予定です。
→放送予定日が9月11日(月)に変更になりました。よろしくお願いします。(※9月7日追記)


   ◇

都市と自然の調和で持続可能な社会へ。

生物多様性を守り抜いていく「ネイチャーポジティブ」への理解を深めるため、4日、職員対象の勉強会を開催しました。CO2削減と「車の両輪」とされる考え方とその実践を学ぶことは、これからのまちづくりにとってとても大切なこと。

ネイチャーポジティブ1

講師は九州大学大学院流域システム工学研究室の林博徳准教授。私より少し先輩の同世代の研究者で、大根川の旧河道の親水空間整備などでも大変お世話になっています。

古賀市は都市近郊で海山川の自然に恵まれ、農業も息づいていることがまちの特長です。一方、交通結節点という利便性の高さから多くの企業さんが立地し、現在も工業・物流・居住の観点から大きく6カ所の開発を推進中。中心市街地活性化に向けたJR古賀駅周辺の開発、西鉄宮地岳線跡地の整備も進めています。

環境2  環境3

こうした状況の中、ゼロカーボンシティ宣言やワンヘルス宣言も行い、次世代やさらにその先の世代に責任を持って社会をつないでいく姿勢を明らかにしています。今回の勉強会では、近年の気象状況の変化に適応するためのグリーンインフラの整備などでこれからのまちづくりにつながりそうなヒントも得ることができました。大いに刺激になりました。ありがとうございました!

   ◇

まちづくり事業の視察に行くなら古賀はオススメですよ。移住にもイチオシです!

――とご紹介いただき、感謝感激です!北九州市の建築設計事務所「タムタムデザイン」代表の田村晟一朗さんが、中心市街地の古賀駅西口活性化プロジェクトをまとめて発信してくださっています(こちら)。

皆さん、ぜひご一読のうえ拡散をお願いします!

   ◇

私は県議時代から古賀市内の約2万6千世帯を歩いて3周し、誰よりも各地の夏祭り・敬老会・餅つき・夜のスナックをはじめとする様々な現場に「出没」し、対話と交流をしてきました。民主主義の実践と考えています。

そうした話を含めて、多様な人材の経験や知見、感性が交差して新たな価値を生み出すクロスオーバーによる「共創」のまちづくりについて、時事通信発行の「地方行政」の長文インタビュー後編でまとめてくださいました。以下、私の発言の一部を抜粋。

地方行政

「民主主義ですから、住民の手元に政治がなければいけません。選挙前だけ住民の前に現れる政治家ではなく、平時からどれだけ住民と関わり続ける政治家であるかです。そう考えると、呼ばれなくても地域を巡回するのが基本動作ですし、家まで行くのはその究極でしょう。地域を回り続けることで支持政党にかかわらず、主権者との信頼関係は醸成できます」

取材・執筆していただいた官民共創未来コンソーシアム代表理事の小田理恵子さんに心から感謝いたします!

朝活と朝食で人生を楽しく、豊かに―私の朝プロジェクト/日米交流を促進(9月5日)

古賀市は今年度、産官学連携の「古賀式 私の朝プロジェクト」を展開中。2日はサンリブ古賀でトークイベントを開催しました。

トーク1  トーク2

司会は古賀市出身のフリーアナウンサー、長崎真友子さん。東京で開催したシティプロモーションなどでも一緒に登壇しており、安心感、安定感抜群。サンリブの思い出、バスケW杯で大活躍中の比江島慎選手の話題から入り、朝活の魅力、朝食の大切さをお伝えすることができました。

トーク3  トーク4

私は毎日朝食を食べることはもちろん、この2年以上、隔日で早朝の筋トレ(1回22分程度)に励んでいること、ウォーキングで1日1万2千歩をめざしていることをお話ししました。継続するには強靭な意志、自分にまけない心が必要ですが、とはいえあまり気負わず、自分にできることを階段を上るように着実に少しずつ増やしていくことが大切ですね。

来場者の皆さんにも好評でした。長崎さん、皆さんありがとうございました!

来場1  来場2

来場3

福岡工業大学、株式会社明治、福岡県醤油工業協同組合西日本新聞社、そして古賀市が連携するプロジェクト。市民の皆さんの健康づくりがさらに進むよう、皆さんと共にしっかり取り組んでいきます。

   ◇

日米交流を促進!

1日、在福岡米国領事館の建国記念レセプションにお招きいただきました。チュカ・アシーケ首席領事にご挨拶。私は県議時代から日米の友好親善を強く意識し、歴代の首席領事の皆さんと交流しています。

アメリカ1  アメリカ2

アメリカ3

アメリカは大学時代にニューヨークへ。初めての海外で、しかも単身で、ユースホステルに宿泊。同じ部屋のアメリカ人、ドイツ人、中国人の皆さんと夜のジャズバーに行ったことが思い出されます。ブロードウェイで「オペラ座の怪人」も観ました。クリスマスの時期で寒かったので温かいコーヒーを飲みたくなってマックに入って注文すると、コーラが出てきて仰天。英語が苦手だったんですね~。「コーラじゃなくてコーヒーを頼んだんですが」と言う語学力もなく、そのままコーラを飲みました(笑)

思い出話になってしまいましたが、この日のレセプションでは、領事館の皆さま、日米親善にご尽力いただいている民間企業、県議会、自治体などの皆さまとも交流できました。なお、テーマは地球環境の保全、自然との共生でした。

さらに、古賀市のLGBTQなど性的マイノリティの皆さんの権利保障と性多様性の推進にご協力いただいている方ともこれからにつながるお話をすることができました。有意義な時間に感謝します!

   ◇

ビッグモーター古賀店周辺の古賀市の管理道路で街路樹が枯れるなどしていたことから、植樹桝の土壌を採取して調査したところ、除草剤の成分「グリホサート」が検出されました。4日、市議会にこの結果を報告し、報道発表しました。今後、被害届の提出に向けて粕屋署と協議を進めます。


ランチミーティング in 小野小/公民連携で脱炭素社会へ/祝パリ五輪(9月4日)

市長と教育長が給食の時間に小中学校を訪問するランチミーティング。8月30日は小野小学校の5年生と交流しました。

小野小1  小野小2

子どもたちの声を市政運営につなげると共に、主権者意識を涵養することが目的。今回もトイレの洋式化推進、水泳授業の民間委託、平日5時間授業の意義など多岐にわたるテーマで活発に。どんどん質問してくれるのでうれしいですね。

ちなみに、今話題の牛乳をプラスチック製ストローを使わずに飲む取り組みですが、古賀市でも既に導入しています。

牛乳

この日のメニューは、キャロットパン、オムレツ、ズッキーニの炒め物、鶏肉と野菜のスープ、冷凍ミカン、牛乳。美味しくいただきました♪

給食

   ◇

ゼロカーボンシティの古賀市として脱炭素社会をめざした公民連携の実証プロジェクトをスタート!

実証プロジェクト

まずはCO2排出量の可視化から始めます。古賀市として市内の4事業者さんと連携。CO2排出量の可視化システムを活用して排出量を測定、具体的な削減目標・計画の策定と実践につなげていきます。

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自治体としてこうした取り組みをリードするケースは全国的にまだ少ないと思います。9月1日はスタートに当たってのパートナーシップの集いを開催。私から脱炭素に取り組む意義、環境保全を意識しない企業が選択されなくなっている世界的潮流、日本は世界に後れを取っている現状などを申し上げました。少しでも先駆けることで脱炭素をビジネスチャンスにできるはずです。

1人の100歩より100人の1歩。これから企業や行政、専門家など多様な主体のプラットフォームを構築し、最新の知見や情報を共有し、具体的な実践につなげていきます。そのための大きな一歩を踏み出しました。古賀市から福岡県、九州にこの輪を広げていきたいと思います。

   ◇

バスケ日本代表、パリ五輪出場決定おめでとうございます!

応援

2日は夜まで公務があり、移動中や合間にスマホで試合展開をチェックしながら特に終盤ドキドキハラハラ。よかった!

5月の九州市長会の会場であり、視察した沖縄市の沖縄アリーナがこの偉業の舞台となったことも感慨深いですね。さあ、パリへ。古賀市として応援の準備に入らないと!

それにしても、古賀市からバスケの比江島慎選手とラグビーの福岡堅樹選手という2人の日本代表が生まれ、それぞれW杯の舞台で大活躍していただけたこと、本当にうれしく、誇りに思います!


バスケ日本代表と比江島慎選手を全力応援!/ベトナム交流促進(9月1日)

バスケ日本代表、頑張れ!

比江島慎選手の出身地・古賀市としてバスケ日本代表を全力応援!市役所バスケ部メンバーで横断幕前に集まってエールを!ちなみにこの中には比江島選手が小学6年生で全国制覇した際のチームメイトも!

市役所前で1

さらに、たまたま一緒になったとんかつなか川の大将と!

市役所前で2

パリ五輪がかかったカーボベルデ戦は9月2日(土)20時10分開始。みんなでエールを送りましょう!

   ◇

古賀市に暮らす外国人で最も多いのがベトナムの皆さん。地域で交流し、共に生きていきたいとの思いで、私の市長就任後、市としての交流を深めています。8月31日、在福岡ベトナム総領事館主催の建国78周年記念レセプションが福岡市内で開催され、ご招待いただきました。

集合写真  ベトナム料理

ヴー・チ・マイ総領事とご挨拶。福岡県はハノイ市と友好提携を結んでおり、服部誠太郎知事、香原勝司・県議会議長や福岡県ベトナム議員連盟会長の松尾統章・自民党県議団会長をはじめ県議の皆さん、九州各地の首長の皆さん、ベトナムに関係する官民の多くの皆さんと交流できました。

総領事と2

そして、ベトナム議連の事務局長に古賀市選出の吉田健一朗県議が就任しました。これは心強い。古賀市とベトナムの交流促進に弾みがつきます。

吉田県議と

タイのソールット・スックターウォン総領事ともお話しできました。今年もタイからの視察団を古賀市で受け入れるなど、福岡県タイ友好議員連盟の事務局長だった経験を古賀市のまちづくりにつなげています。

タイ総領事と

古賀市は国際交流・多文化共生を推進するため、「やさしい日本語」の普及や生活密着型の日本語教室の開催など様々な取り組みを積極的に展開。ベトナムやタイ、台湾の総領事は何度も古賀市にいらっしゃっています。引き続き、在住外国人の皆さんをしっかりサポートし、共に歩んでいきます。




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