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市長室ブログ


自治体管理職研修で講演ー自治体経営と働き方改革/九州市長会総会 in 宮崎市(10月22日)

全国の自治体職員の管理職研修で講師を務めました。研修テーマは「シニアマネジャー研修~多様な人材と働き方のマネジメント」。16日、滋賀県大津市の全国市町村国際文化研修所(JIAM)へ。


私は、DX、シェアリングエコノミー、公民連携による共創をまちづくりの理念として、働き方改革を軸とした組織風土改革による政策立案機能の強化、市民サービス向上をめざしています。これを基礎に講演をご依頼いただけることは、自治体経営者として大変光栄です。


自治体職員の管理職研修1  自治体職員の管理職研修2


自治体職員の管理職研修3


なぜ、働き方改革が必要なのか。自治体の持続可能性を高めるためです。自治体は良質な市民サービスを提供し続けなければならず、そのためには中長期を見据えた有為な人材確保は不可欠。快く働けるから快く生きられる。その環境が前提でなければ、人材は集まらない。


働き方改革の延長にある窓口受付時間短縮、原則1日5時間授業や水泳授業民間委託などの教育改革、二元代表制における行政の在り方をはじめ様々なテーマで意見交換も活発でした。有意義でした。


講演後、バタバタと新幹線に乗り、北九州市へ。福岡県市長会が小倉のミクニワールドスタジアム北九州で開催され、なんとか間に合いました。よかった。国や県への要望事項をまとめ、提出を決めました。県議初当選同期で新たに就任された堤かなめ大野城市長とも話ができてよかった~。


福岡県市長会  堤かなめ大野城市長




九州市長会総会!


今回は宮崎市で20、21両日開催されました。「九州はひとつ」の思いを共有し、会長の大西一史・熊本市長のリーダーシップのもと、地方の暮らしの現場の声をまとめ、国に伝えています。


九州市長会総会1


九州市長会総会2  九州市長会総会3


九州の太平洋側で大きな被害が想定される南海トラフ地震を見据え、初動時の自治体同士の受援・支援を事前指定(マッチング)する広域支援体制も確認しました。古賀市は大分県津久見市の支援市として、発災時にいち早く駆け付ける先遣自治体となります。石川正史市長と連携の意志を共有しました。


津久見・石川正史市長


分科会では、宮崎県日向市の西村賢市長から「地方創生2.0」に先駆けたデジタルノマドとワーケーションの取り組みを学びました。古賀市も今月、薬王寺温泉オフィス「快生館」に30か国約40人のデジタルノマドの皆さんがいらっしゃったばかり。市町村の広域連携で可能性が広がる分野と言え、今後共に頑張っていきます。


分科会1  分科会2


市長同士の信頼関係を醸成する重要な機会でもあります。ホストとしてご尽力をいただいた同世代の清山知憲・宮崎市長、宮島大典・長崎県佐世保市長、永山由高・鹿児島県日置市長をはじめ多くの皆さんと交流でき、とても有意義でした。やはり政治家はネットワーク。


清山知憲・宮崎市長  宮島大典・長崎県佐世保市長


永山由高・鹿児島県日置市長


福岡ソフトバンクホークスのキャンプ地としても知られる生目の杜運動公園、農産物直売所「ひなたマルシェ」も視察しました。お土産に大きな佐土原ナスやキュウリ、ピーマンなどどっさり買い込み、料理が楽しみ。


生目の杜運動公園



市民健康スポーツの日―元ソフトバンクの吉村裕基さんや福岡ギラソールも/秋の地域を回る(10月17日)

市民健康スポーツの日。


市民健康スポーツの日1  市民健康スポーツの日2


スポーツ協会の皆さんのご尽力で様々な競技が体験でき、人生の先輩方から子どもたちまで、みんなで楽しむことができました。


グラウンドゴルフ  スカットボール


野球では、なんと古賀市出身で元ソフトバンクの吉村裕基さんが駆け付けてくれました!さらに、バレーボール女子の福岡ギラソールの皆さんも子どもたちと一緒に!Vリーグ入りして最初の開幕間近、フレンドリータウンとして全力応援!


野球教室1  野球教室2


野球教室3  野球教室4


野球教室5


ギラソールの皆さん  バレーボール


   ◇

小学1年生の男の子が「市長さん!」と声を掛けてくれました。以前、ある公務で会っていました。「Uターンを考えているんですが、古賀市の子育てや教育を教えてもらえますか」。帰省中の方からお声掛けいただき、18歳までの子ども医療費無償化や妊娠・出産・乳幼児期の伴走型支援、中3までの原則35人以下学級や5時間授業などを説明しました。

「県議時代からずっと見ているが、市内くまなく回っているその行動力は大切」とのお言葉、励みになります。古賀市のオンラインワーカー育成事業で生き方が広がったとの話もいただきました。シェアリングエコノミーで快く働き、快く生きられるようになった、と。うれしいですね。大学同窓の方とも出会うことができて、話が盛り上がりました。

各地の秋祭りを回っている時の出来事。だから、政治家は不断にくまなく地域を回らなければなりません。パフォーマンスでなく、具体的に。舞の里1区、舞の里4区、高田区、新原区、8時間耐久リレーマラソンをしている筵内区。さらに、筵内区のグラウンド・ゴルフ大会では、シニアクラブの筵寿会の皆さんと一緒に回り、先週の久保区運動会に続きホールインワンも!うれしいですね~。盛り上がりに一役買えて光栄です。


秋祭り1  秋祭り2


秋祭り3  秋祭り4


筵内区  焼きそば


古賀市職員互助会のレクリエーション大会も。ニュースポーツを体験しようという試み、面白い。大人も子どもも楽しめますね。術後間もないものの、カローリングとピックルボールはプレー。バブルサッカーなんて初めて知りました。これはぶつかり合いもあり、なかなか激しく、動きに不確定要素があるので応援だけ。


バブルサッカー


日々積極的に動くからこそ、多くのお声を聴くことができます。「市政が手元にある」と実感してもらうためには、市長自身が不断に行動すること。そして、政策形成につなげること。この秋から冬も全力で駆け抜けます。

認知症になっても自分らしく生きていける社会へー「希望大使」の丹野智文さん講演(10月16日)

認知症になっても自分らしく生きていける社会へ。


認知症の当事者で厚生労働省の「希望大使」を務める丹野智文さんを古賀市にお迎えし、講演会を開催しました。多くの市民の皆さんが参加し、笑い声やうなずきが交錯する温かな時間になりました。これに先立ち、私との対談も。こちらは広報こがや公式
YouTubeチャンネルで追って公開します。


講演会1  講演会2


対談1  対談2


丹野さんは若年性認知症の当事者としての経験、生き方を明るく前向きにユーモアも交えながら笑顔で語ってくださいました。話を聴きながら何度も感じたのは「認知症になっても『その人らしさ』を失わずに生きていくことができる」という確かな希望です。


「認知症だからといって何もできないわけではない。支援はうれしいが、できないことだけサポートしてほしい。先回りして、できることまで奪わないでほしい」「認知症になっても人生を諦めたくない。応援してほしい」。特に印象に残った言葉です。


丹野さんは、スマートフォンを活用して予定やメモを管理し、日常生活を工夫しながら送っています。「認知症でも普通に生活しているんですよ」と語る姿に勇気をもらいました。その言葉の一つ一つが、支援する側とされる側という枠を超え、「共に生きる社会」のあり方を問いかけてくれました。


対談3


今回、あらためて「支援とは何か」を深く考えるきっかけになりました。支援とは相手のすべてを引き受けることではなく、できないことを支え、できることを尊重すること。当事者の力や思いを信じ、寄り添う関わり方が求められていると感じます。


誰もが安心して暮らせるまち、認知症になっても自分らしく生きられるまち、そしてお互いを支え合えるまちへ。来年度当初予算編成に向けた基本方針である市長メッセージには以下の文章を盛り込みました。これからのまちづくりにつなげていきます。


認知症と共に生きる。認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らしていけるよう、当事者本人や家族の声を政策につなげ、寄り添い、その人が「できること」をサポートする支援体制をつくります。そのために、令和6年施行の認知症基本法に基づく「新しい認知症観」を市民の皆さまに広げると共に、人材育成、地域包括支援センターや医療機関との連携強化、認知症カフェの開設拡大などに取り組みます。

フィンランドから古賀市をご視察ー青柳・五所八幡宮へ/防衛白書/自見名人が母校の古賀中に(10月15日)

フィンランドからご来訪。

ヘルシンキ市の産官学連携組織「ヘルシンキ・パートナーズ」のお二人が古賀市役所に。シンクタンクの福岡地域戦略推進協議会(FDC)のご仲介で実現しました。

古賀市が社会的包摂の理念から、生まれてきた全ての子どもたちとそのご家庭に贈っている「こがたからばこ」は、フィンランドのベビーボックスに着想を得ました。妊娠・出産・乳幼児期の伴走型支援の独自策として、ご家庭と行政の信頼感醸成を図るものです。

私は県議だった9年前にフィンランドを視察するなど福祉に手厚い北欧に強く関心を持ってきており、今回の機会につなげていただいた石丸修平事務局長をはじめFDCの皆さんに感謝申し上げます。古賀市の交通利便性の高さと産業力、快く生きるための新たな働き方の追求、持続可能な社会をめざすまちづくりについてお伝えでき、とても有意義でした。

そして、フィンランドといえば青柳の五所八幡宮。樹齢千年を超えるクスの巨木に、あの世界的に有名な?!ということで、市役所の意見交換の後、お二人をお連れし、喜んでいただけました。ありがとうございました。

国際交流と多文化共生による相互理解の促進。フィンランドと古賀市、福岡県、九州、日本の友好交流につながるよう引き続き取り組んでいきます。

ヘルシンキ・パートナーズ1  ヘルシンキ・パートナーズ2

ヘルシンキ・パートナーズ3  ヘルシンキ・パートナーズ4



政治家として国家の安全保障は人権保障と並び立つ最重要テーマです。

令和7年版の防衛白書について陸上自衛隊飯塚駐屯地から説明を受けました。学生時代から外交・安全保障に関心を強く持ち続けており、防衛白書は毎年注視しています。

世界で大国の覇権的な動きが活発化し、指導者が核兵器使用までも示唆する中、わが国を取り巻く安全保障環境も厳しさを増しており、宇宙・サイバー・電磁波という新たな領域への対応も求められています。近年は毎年のように大規模災害が多発。新型コロナウイルスのような新興感染症のパンデミックへの懸念も。

そして、意見交換で私が強く申し上げたのは、人材確保のための取組の推進。生産年齢人口が減少する中、自衛官を志願してもらえる環境を整えていくことは急務です。人口が減っても、守るべき国土と国民は変わりません。政府・国会にその危機感がないとは思いませんが、それぞれの生き方の保障と働き方改革はここでも極めて重要です。

市民の皆さんの安全で安心な暮らしの確保を担う地方自治体として防衛省・自衛隊との協力関係は重要性を増しており、今後もしっかりと連携を図っていきます。

なお、防衛白書はこちらから読むことができます。ご参照ください。

防衛白書1  防衛白書2

防衛白書3



小倉百人一首競技かるたの自見壮二朗名人が母校の古賀中学校に。私も同行し、対談しました。

実演には、生徒の皆さん驚嘆、大人の私たちも驚嘆。目標に向かって、継続は力なりで頑張ることの大切さが伝わったかな。

多くの取材も。
TNC

FBS

皆さん、これからも自見名人への応援よろしくお願いいたします!

自見名人古賀中へ1  自見名人古賀中へ2

自見名人古賀中へ3  自見名人古賀中へ4  

デジタルノマドが快生館に―古賀の魅力をPR/通学合宿で子どもの育ちを支える(10月8日)

デジタルノマドが古賀市に集結!

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遊牧民(ノマド)のように世界を旅しながらパソコンを使って働く。様々な「場」での出会いがそれぞれの人生を豊かにすると共に、社会課題解決の新たな価値を生み出し、よりよい社会につながる。

世界30か国超から約40人のデジタルノマドの皆さんが薬王寺温泉のサテライトオフィス「快生館」に。私も地元市長として駆けつけ、プレゼンテーション。「I speak English a little」ですが、皆さん笑顔笑顔で盛り上げてくださり、何度も拍手が。質疑応答では「古賀に住みたい!」のお声も多々上がり、「KAZUKI!」コールまでいただき、刺激的で楽しい時間でした。うれしかった~。主催者の大瀬良亮さんによる当意即妙な通訳にも大いに助けられました。

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久々にコワーキングスペースで「Mayor’s coffee」も開店。こうして同じ場所で同じ時間を過ごし、心を通わせる。とても大切ですね。そして、国際交流はコミュニケーションであることをつくづく実感。

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ちなみに、プレゼンテーションでは、全量古賀産の即席袋麺「うまかっちゃん」トークから入り、高い交通利便性で多くの企業さんが立地する産業力の強さをPR。海山川の自然に恵まれ、農業も息づき、都市と自然が調和する魅力も。スイーツコーンも推しました。ジェンダー平等、性多様性の推進、働き方改革、市役所窓口時間短縮、国際交流・多文化共生、宇宙のライフスタイルづくりなどの取り組みにも関心をもってもらえました。また、こがみらいの本田哲也さんから放置竹林対策とメンマづくりも報告していただきました。

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今回の企画は、福岡市が起業家や投資家、インフルエンサーなどデジタルノマドを呼び込むアジア最大級のプログラム「Colive Fukuoka 2025」の一環。ほとんどの舞台が福岡市内ですが、新たなビジネス創出やスタートアップ支援のインキュベーションに力を入れる古賀市にもお声掛けいただき、実現しました。

「多様な生き方を保障する働き方改革」を進める古賀市として、とても有意義な機会になりました。ありがとうございました。世界各地の皆さん、引き続き古賀市にご注目ください!

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古賀西校区の通学合宿へ。

小学生たちが公民館で力を合わせ、寝食を共にし、学校に通い、家族のように生活します。責任感と自立性、つまり生き抜く力を育む素晴らしい取り組み。

夕食  公民館


夕食は当番の子どもたちが作ってくれたカレーうどん。みんなと楽しく美味しくいただきました。食後、使った食器を洗っていたら地域の方に激写されました。食器洗いは特技です。でもその瞬間を狙われたのは初めてかも。

食器洗いl


また、花鶴校区の通学合宿にも激励に行きました。こちらも子どもたちは元気、元気。どちらの地域も運営しているコミュニティの皆さんのご尽力に感謝申し上げます。

   ◇

地方自治体の情報誌「地方行政」で長文インタビュー後編が掲載されました。

古賀市の自治体経営をクローズアップ。DX、シェアリングエコノミー、公民連携による共創のまちづくりを掘り下げてまとめてくださっています。取材・執筆をしてくださった官民共創未来コンソーシアム代表理事・小田理恵子さんの手腕にあらためて感服。

地方行政


阪神・淡路大震災から30年―防災・減災の決意新たに/秋の地域を回る(10月7日)

防災・減災のために行動する決意新たに。

阪神・淡路大震災から30年。1995年1月17日の発生当時、私は14歳、中学2年生でした。横倒しの高速道路や全壊したビル、住宅地に広がる火災。テレビの映像、新聞の報道で伝えられる現地の状況に衝撃を受けたのを覚えています。

その後、新聞記者として福井豪雨や能登半島地震、政治家になってからも東日本大震災、各地の豪雨災害などの現場に入ってきましたが、振り返ると阪神・淡路大震災が「災害」を意識した原点だったと言えます。私のブログや県議会・市議会の議事録などを追ってもらえると分かりますが、防災をテーマとした多くの議会質問や市長答弁は、こうした経験に裏打ちされています。

淡路市の北淡震災記念公園を訪問し、野島断層(国指定天然記念物)を初めて見学しました。断層による地面のずれが185メートル保存され、エネルギーの大きさをリアルに実感することができます。さらに、旧北淡町の職員だった「震災の語りべ」の方の経験から学べたことは大変有意義でした。特に、消防団、自治会・隣組を中心としたコミュニティの共助が有事の際にいかに命を守ることにつながるか、あらためて痛感しました。


野島断層1  野島断層2


野島断層3  野島断層4


神戸市の人と防災未来センターでは、導入で見る再現映像「5:46の衝撃」(7分、2002年)が「特撮」の技術を駆使して制作されたことを知りました。しかもそれが、特撮美術監督・井上泰幸氏の故郷の古賀市が近年お世話になっている三池敏夫監督が美術として手掛けたもので、さらに偶然、再現映像のメイキングの特別企画展が開催中という幸運。地震の瞬間を捉えた映像がほとんどない中、「実際に起こったこと」を再現する特撮技術に感嘆し、思わず三池監督にメッセージを送ってしまいました。


人と防災未来センター  特別企画展1


特別企画展2  特別企画展3


特別企画展4


今夏、古賀市も豪雨災害に見舞われましたが、災害を正しく知り、人類の経験を教訓としてこれからの私たちの暮らしにつなげること、つまり行動することがとても大切です。今回、古賀市と新宮町でつくる粕屋北部消防組合の副組合長として阪神・淡路を訪ねた経験を生かし、引き続き災害と向き合っていきます。

   ◇

青柳・五所八幡宮の放生会。多くの皆さんと交流でき、とても有意義でした。初日は奉納剣道大会も。青柳少年剣道クラブの皆さんが長年続けてきてくださっており、感謝を申し上げました。

青柳・五所八幡宮の放生会1  青柳・五所八幡宮の放生会2


青柳・五所八幡宮の放生会3  青柳・五所八幡宮の放生会4


庄北区・庄南区の合同秋まつりや古賀駅西口で開催されたスイングまつりも。素晴らしい。


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久保区の大運動会ではホールインワン!区民の方がその瞬間を激写してくださっていました。感謝!


ホールインワン1  ホールインワン2


さらに、古賀海岸に近い花見南区は浜の運動会です。心地いいですね。


花見南浜の運動会1  花見南浜の運動会2


こうした地域行事が市内各地で根付いていることが古賀市の強み。コミュニティがあって私たちの暮らしがある。自治会・隣組でご尽力いただいている皆さんに感謝し、市としても引き続き支援してまいります。

令和8年度当初予算編成が始動/高校生リバースメンターから政策提言/「地方行政」インタビュー(10月1日)

令和8(2025)年度の当初予算編成が本格的にスタートしました。

10月1日、市役所職員向けの説明会を開催。市長としての基本方針を「市長メッセージ」としてまとめ、説明しました。そのうえで、市議会、市民の皆さんとも共有します。こちらのページの「予算編成方針」に全文のデータ(PDF)を公開していますのでぜひご一読ください。
https://www.city.koga.fukuoka.jp/cityhall/work/kikaku/masterplan/shisei/

この取組は、私の市長就任後から始めたもの。まちづくりは行政だけでなく、議会、市民の皆さんと共に進めていくべきという「オール古賀」の理念に基づき、私の公約である「予算編成の見える化」を実践するための重要な手法と位置付けています。

   ◇

高校生が市長の「相談役」となり、政策を提言する高校生リバースメンター。

子どもたちの声をまちづくりにつなげる。みんなで社会を変えていく。主権者教育、子どもアドボカシーの実践です。

今年度も起業家で時事YouTuberやジャーナリストとして活躍中のたかまつななさん(笑下村塾代表)とタッグを組み、5人の高校生が挑戦してくれました。9月27日、高校生それぞれの思いが詰まった素晴らしい政策が次々。何より、どうしたら実現できるかを真剣に考え、提言に臨んだ皆さんの表情がいい。


提言1  提言2


たかまつななさんと高校生リバースメンターの意義をショート動画で語っていますのでこちらもぜひ。

これから、高校生たちの提言を実現していくのが私たち大人の責任。頑張ります!


集合写真


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「地方行政」長文インタビュー。前編は自治体経営が柱。市長就任以来「走りながら考える」を常に念頭に置き、シェアリングエコノミーやDX、公民連携による共創のまちづくりを推進してきました。最近、その実践を注目いただいており、しっかりお話しいたしました。


地方行政


それにしても、聞き手の官民共創未来コンソーシアムの小田理恵子さんによるまとめに感服。ありがとうございました!

令和6年度決算が認定/ベトナムとの交流を推進―在福岡総領事館15周年/KOGA環境ひろば(9月30日)

令和6年度決算が認定されました。

市議会定例会の最終本会議が9月30日に開かれ、私から提案していた決算関連議案と共に、豪雨災害の復旧対策や被災した市民や事業者の皆さんへの災害見舞金などを盛り込んだ補正予算案をはじめとする全ての議案を可決していただきました。熱心にご審議いただいた議員の皆さんに感謝申し上げます。

さあ、明日から2026年度当初予算編成が本格化します。市長メッセージ作成も佳境です。

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ベトナムとの交流を推進!

ベトナム建国80周年&在福岡ベトナム総領事館15周年の記念式典が9月25日、福岡市のヒルトン福岡シーホークで開催されました。長年にわたり日越の友好交流に力を尽くしてこられた皆さんに敬意を表します。


式典1  式典2


式典3  null


そしてなんと、ベトナム人コミュニティに多大な貢献があったとして記章を授与していただきました。古賀市長として私の名前が入っていますが、市行政と市民の皆さんの日々のご努力の賜物です。さらに、記念誌にはベトナム語と日本語の両方で、古賀市とベトナムの交流の報告も掲載されました。ヴー・チ・マイ総領事をはじめ総領事館の皆さんに感謝申し上げます。


ヴー・チ・マイ総領事  記章授与


記章  報告掲載


式典では、ヴー・ビン前総領事とも再会できました。2020年11月、古賀市の交流型日本語教室で在住ベトナム人の皆さんがごみの出し方や分別の仕方を学ぶ様子を視察していただきました。その際、総領事から「日本語を学び、日本のルールを知ることが相互理解を生み、豊かな人生につながる」との言葉があり、参加者の皆さんは励まされた様子でした。


ヴー・ビン前総領事


その他にも、2021 年11月には総領事館主催「在留ベトナム人技術実習生向け講習会」を古賀市で開催し、粕屋署から防犯・失踪、市環境課からごみと環境、市総務課から防災についての情報を共有。2023 年12月には「世界の絵本の読み聞かせ」に、領事が参加され、ベトナムの紹介やダーカウ体験など、市民の皆さんとの文化交流を深める貴重な機会になりました。


今年1月には私自身が総領事館を訪問。在住外国人向け日本語教室やベトナム国内での日本語指導の具体的な可能性、企業進出に関する要望など貴重な意見交換ができました。なお、今年3月31日現在、外国籍市民1322人のうちベトナム人は295人と22%を占めます。


国際交流と多文化共生の推進は私の公約であり、県議時代のネットワークも生かし、特に福岡に公館を置く諸国・地域とは交流を深めてきました。この日の式典でも、ベトナムと同じ東南アジアのタイ総領事館から私も親しくさせてもらっているゴーソン・サティタマジット総領事ご夫妻が来賓として参加されており、お話しすることができました。


ゴーソン・サティタマジット総領事ご夫妻


地道に着実に取り組んできたその成果が具体的に現れてきていることをうれしく思います。差別的言動や排外主義が顕在化する社会の中で、人権保障を基礎に置き、引き続き交流を進めていく決意を新たにします。

   ◇

日々の暮らしの中で環境を守り、持続可能な社会につなげる。

9月27日、古賀市として「KOGA環境ひろば in サステナフェス2025」をイオンモール福津で開催しました。古賀市内で環境保全と脱炭素、自然と親しむ活動に取り組んでくださっている皆さんが出展。


サステナフェス1  サステナフェス2


サステナフェス3  サステナフェス4


サステナフェス5  サステナフェス6


サステナフェス7  サステナフェス8


ご協力ありがとうございました!

環境保全を強化―海岸侵食の対策を検討/対話集会 in 舞の里3区/古賀神社の放生会(9月29日)

みんなで海岸保全を!

日本の各地、さらに世界でも進行している海岸侵食。海岸線が後退するもので、ここ数年、古賀海岸の一部エリアでも顕著に現れています。これは自治体だけでは対策が難しい。

ということで、海岸保全に詳しい九州大学大学院工学研究院環境社会部門の清野聡子准教授に協力を依頼。海岸侵食だけでなく、市民の皆さんと取り組んでいる海岸松林の保全やビーチクリーン、文化的価値を持つ海岸漂着物の保存と活用など多岐にわたる課題を網羅的に検討、行動に移すことにしました。国や県とも一層連携していきます。


清野聡子准教授  古賀海岸<br />
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古賀海岸2  古賀海岸3


スタートアップの会議を開催し、専門的見地から現状と課題を共有。市役所としては、海岸の問題に関わる建設産業部の建設課、農林振興課、市民部の環境課、教育部の文化課の職員が分野横断的に参加し、現地確認も行いました。数カ月前からさらに侵食が進んだ印象で、背丈を超える断崖となり、松林に接近。海水が近付いた影響か、松枯れも少し生じています。


市の職員とともに


今後、市民の皆さんと一緒に考え、取り組んでいくワークショップやシンポジウムの開催も検討していきます。世界的な問題ですが、自治体としてもできることはあるはず。なお、この問題に私たち行政が具体的に取り組むこととしたきっかけは市議会議員の方からの提起がきっかけ。感謝いたします。皆さん共に頑張ってまいりましょう。

   ◇

対話集会を舞の里3区で25日に開催しました。予定を大幅に超える1時間45分、皆さんとても関心を持って真剣に聴いてくださいました。「よぉ頑張っとぉ」のお声がとても励みになります!


対話集会1  対話集会2


テーマはまちづくり全般。千鳥駅東口のロータリー整備や猛暑対策のミストシャワー設置から、古賀駅周辺活性化の進捗、市内6カ所で同時多発的に進める工業・物流・居住機能強化のための都市開発、子どもの声をまちづくりにつなげる取り組みや子育て支援を説明。さらに、市役所の働き方改革と窓口時短による市民サービス向上について。質疑応答では、ごみ処理のための清掃工場のこれからについても。

今回、シニアクラブの皆さんが古賀市の「まちづくり出前講座」にお申し込みいただきました。No.1が市長との対話集会になっているのでご活用ください!

   ◇

古賀神社の放生会。大盛況。子どもたちから「給食で会いましたよね」など声かけられまくりでびっくり。


放生会1  放生会2


放生会3  放生会4



ヤングケアラーを若い世代に発信―高校生リバースメンター/九州交響楽団さん古賀公演/船原古墳の世界/手話の日(9月26日)

ヤングケアラーについて同世代の高校生に広く知ってもらいたい。


昨年度、高校生から市長の私に政策が提言されました。実現するため、市役所として共に取り組み、動画を発信することに。若者への到達性を考え、TikTokです。ぜひご覧ください。そして拡散をお願いします。


古賀市役所リバースメンター事務局
https://www.tiktok.com/@koga.reverse

動画1
https://vt.tiktok.com/ZSDCVTQXD/


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動画2
https://vt.tiktok.com/ZSDCqFP1p/


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子どもの声を聴き、実現することが大人の責任。古賀市が全国で先駆けて取り組む「高校生リバースメンター」の事業成果のひとつです。





九州交響楽団さんが古賀市で公演♪


JR古賀駅東口の都市開発に伴う市民交流拠点「リーパスプラザこが」のリニューアルに向けた社会実験第2弾として、23日に開催しました。8月の落語家・立川談春師匠の独演会に続き、「超一流」の公演を開催すると人の流れはどうなるか。


九州交響楽団1  九州交響楽団2


九響の皆さんには快く公演をお引き受けいただき、感謝いたします。指揮は昨年デビューしたばかり、新進気鋭の吉崎理乃(*)さん。「名曲の宝箱」に相応しく、モーツァルトや管弦楽の名曲の数々が大ホールに響き渡り、素晴らしい時間でした。指揮者体験のお二人も素敵でした。


私は開演に先立ち、九響オリジナルTシャツで挨拶。背中のいろいろな楽器のデザインがかわいらしいですね。今回も市内外から多くの皆さんにご来場いただき、「毎年聴けるといいね♪」のお声もたくさんいただき、ありがとうございました!


九響Tシャツ





なんでも目立てばいい、ということではありませんが、古賀市の国史跡・船原古墳は「国宝級」の金銅製馬具などが大量に出土し、「全国初」の確認も相次ぎ、考古学会が大注目。ここ数年は調査・分析を進めながら、シティプロモーションを積極的に展開しています。文化財は保存と活用。そのひとつの試みである漫画に私も登場。


漫画


パネル展「船原古墳の世界」をリーパスプラザこが歴史資料館ギャラリーで9月23日まで開催し、この漫画の全貌も紹介。PR動画も発信!

https://vt.tiktok.com/ZSD5d6Qux/






9月23日は手話の日。今年6月施行の手話施策推進法で定められました。


古賀市は昨夏、全て手話による講演会を開催しました。参加者の多くはろう者ではなく、世界が「逆転」。多数の世界観が全てではない。真に多様性が尊重される社会とは。こちらの報告をご参照ください。


講演会


https://ameblo.jp/tanabe-kazuki/entry-12863703714.html

(*)機種依存文字のため代替漢字で表記しています。



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