サグラダ・ファミリアの主塔が完成。メディアでも多く報じられています。私の今年度施政方針演説の「はじめに」では、彫刻家で福岡高校の大先輩でもある外尾悦郎さんの著書からその理念を引きました。ぜひご一読ください。
1. はじめに
「時間というのは、もともと無限にあるものです。その中の一瞬に過ぎない人生を生きている我々にとって、自分よりもはるかに長い年月を生きる他の中に自分を見るということ。また、それによって、永遠に続いていくものに心で連なっていくということ。それはとても豊かなことであるように思えます。心の時間は、一人ひとりに与えられているものです」
福岡県出身で彫刻家としてスペイン・バルセロナの大聖堂「サグラダ・ファミリア」の建築に携わる外尾悦郎さんは著書「ガウディの伝言」の中でこう記しています。現世に生きる私一人の存在はちっぽけなものだけども、空間的にも時間的にもこの世界を構成する一つの何かであり、そのことを自覚して生きることが、人間の幸せにつながる。漫画家の手塚治虫(1928-1989)が不朽の名作「火の鳥」で提示した世界観とも重なります。
今年は、サグラダ・ファミリアを構想した建築家のアントニオ・ガウディ(1852-1926)の没後100年。そして、1882年に着工しながら140年以上も建設が続く「未完の大聖堂」の主塔「イエス・キリストの塔」が完成する年です。外尾さんはこうも綴ります。
「サグラダ・ファミリアのような場所で彫刻家として仕事をしていると、どうしても、人間の幸せとは何だろうということを考えざるを得ないんですが、それは一つには、どれだけ何かを愛し、その自分でないもののために生きられているかということではないかと思います。自分というのは、他があって初めて存在するものです」
「他のために生き、それによって自分も満たされるということ。そういう関係性の中にこそ、人間が求めるべき幸せがあるような気がします」
私たちが生きるこの社会の現実を直視し、再考したい。戦争、分断、差別、憎悪、気候変動、災害、感染症、技術革新、エトセトラ。私が詳述するまでもなく、不確実性が高まり、不安が拡大し、短期主義的傾向が強まり、持続可能性が阻害されています。ガウディと外尾さんの言葉から「長期思考」と「利他主義」に立ち戻りたい。私たち先行世代が、グッド・アンセスター、よき祖先になれるか。私たちが享受しているよりもよき社会を、子どもたちや孫たち、さらにはその先の世代につないでいくことができるか。
「未来への責任」を果たすため、まちづくりを進める決意を新たにします。
※施政方針演説の全文は
こちら!
◇
子どもの声を聴き、社会をよりよくしていく。
9日、教育評論家の尾木直樹先生の講話は、古賀市のチルドレンファーストの理念に基づく主権者教育をはじめ様々な取り組みにも通じ、とても勉強になりました。子どもも社会を構成する主体。さらに頑張ろうと思えました。
今年度最初のランチミーティングは千鳥小学校。子どもたちは元気に質問してくれます。
特に学校の遊具の課題について深掘りできました。給食の献立は、ごはん、牛乳、あじフライ、きゅうりと木耳の酢の物、じゃがいものみそ汁。
続いて古賀北中学校。ごはん・牛乳・筑前煮・米粉春巻き・ブロッコリーのごま酢和え。「春巻き美味しいっすよ!」というおススメの仕方がうれしい。
なぜ、古賀市は原則1日5時間授業なのか。物価高対策として図書カードを0~18歳の子どもたち宛てに送っているのはなぜか。みんなよく受け止めてくれました。そして、美味しくお腹いっぱい。
投稿者:【mayor2010】
2026年06月11日 15時22分
固定リンク トラックバック(0)
私たち一人一人が個人を尊重され、幸せを追い求められる社会へ。それぞれの生き方を大切にしたい。
6月は性の多様性への理解を深めてもらうプライド月間。LGBTQなど性的マイノリティの皆さんの人権保障を。
全国の弁護士など有志の皆さんでつくる「Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に」と連携し、「私たちだって当たり前が欲しいのです展」を千鳥児童センター・ひだまり館で開催中。結婚の平等を共に考えましょう。
リーパスプラザこが交流館では「いっしょにつくる、ポスター展」開催中。日本デザイナー学院九州校さんと連携し、グラフィックデザイン科の学生さんたちが制作した性の多様性への理解を深めるポスターをリーパスプラザこが交流館に展示しています。どれもステキなデザイン。ぜひご覧ください!
この他にも様々な取り組みを展開。8日の定例記者会見でも紹介しました。こちらもご参照ください。
◇
ピエトロさんの新工場やレストラン、工場見学コースを備えた複合施設「PIETROFACTORY PARK(ピエトロファクトリーパーク)」が来年4月、古賀グリーンパーク前にグランドオープンします。写真は西日本新聞さん。
古賀市青柳の釜田地区に既に工場棟が竣工し、9月にも本格稼働を予定。グランドオープンが楽しみです。
多くの企業さんが立地するものづくりの力をさらに高めるべく、市長就任後に都市開発と企業立地を促進してきました。ピエトロさんの新工場に向けては私もかなり注力してきたので、市長としての務めを果たせて本当によかったと感慨深く思います。
古賀市内6カ所で同時多発的に進めている都市開発の一つで、最も早い具現化となります。引き続き、工業・物流団地の形成で産業力を強化し、居住機能の強化で定住人口の拡大を図れるよう取り組んでいきます。
◇
五所八幡マルシェでタレント・コラムニストのトコさんとトーク!
古賀市の魅力を発信。工業製品出荷額の食品分野で福岡県内2位であるものづくりの力から、国史跡・船原古墳から出土した「国宝級」の馬具の価値まで。ちなみに、トコさんは慶應義塾大学法学部の先輩であることを知りました〜。
これに先立ち、千鳥校区コミュニティさんのマルシェへ。小中学生が次々に話しかけてくれてうれしい。ご尽力いただいている皆さんと、まちづくりの課題も含めていろいろ話ができてよかったです。
お隣・新宮町で開催された新宮酒蔵まつりへ。酒のナガサキの石井店長のご尽力で全国各地の酒蔵さんが集結。多くの皆さんで盛り上がりました!
楽しく、美味しかったです。
投稿者:【mayor2010】
2026年06月10日 12時00分
固定リンク トラックバック(0)
九州北部も梅雨入りしました。
私たち一人一人が防災を意識し、備え、行動しましょう。
台風6号でも各地に影響が出ました。古賀市は今回ほぼ影響はありませんでしたが、今年はこれから何度も来ることが予想されており、梅雨にも入りました。特に線状降水帯は即応が求められます。
このキキクルの画像は3年前のものですが、こうした事態に私たちは必ず直面します。
首長の最重要責務は防災・危機管理。新聞記者・県議時代から防災を日常的に政策課題として取り組んできましたが、とりわけ「首長としては嫌われてもいいので」(私の議会での答弁)住民の皆さんに厳しい言葉も含めてお伝えしなければなりません。誰かが伝えないといけない。
いざという時、自分の身を助けるのは自分自身(自助)、日々の支え合い(共助)。その瞬間、市役所職員だったり消防職員だったり、公の誰かはご自宅など目の前に現れません。主体的な判断・行動、自治会・隣組の関係を大切にしてほしいと思います。避難情報が発せられた瞬間、市役所に電話して、うちは「避難対象なのか?!」と問う前に確認しておいていただきたいことがあります。備蓄も台風が来る直前にスーパーなどに駆け込むのではなく、予め最低3日分準備をしておくことが必要です。
公助は、予めハザードマップ含め総合防災マップを全戸に配布し、最新の防災行政無線の整備だけでなく市のSNS・HPやテレビのdボタン機能なども活用して情報発信を複線化し、各家庭や事業所での備蓄(飲料・食料、排便処理セット、常備薬など)をお願いしています。なお、この8年間そうですが、大雨や台風などの際の迅速的確な対応につなげるため、私は市役所に早い段階から詰め、避難情報の発令や避難所開設の判断、被害状況把握に職員と共に当たっています。
古賀市の防災のページはこちらになります。総合防災マップもあります。ぜひご参照ください。よろしくお願いいたします。
https://www.city.koga.fukuoka.jp/cityhall/work/kikikanri/saigai/
投稿者:【mayor2010】
2026年06月04日 17時12分
固定リンク トラックバック(0)
市長としての公約であり、まちづくりの「1丁目1番地」に位置付ける中心市街地の古賀駅周辺活性化。地権者の皆さんと丁寧に話をしながら、景観デザインの専門家の方々や市民の皆さんと共に古賀駅東口と西口それぞれの都市開発のあり方を考え、進めています。今年3月からは計3回のワークショップを開催し、5月24日のシンポジウムでその成果を共有しました。
これから半世紀いや1世紀のまちの玄関口のあり方を決める重要な営み。今後、都市計画決定や国の事業認可、そしてその後の開発につなげるため、引き続きしっかりと取り組んでいきます。
古賀市商工会さんの通常総代会が5月26日に開催されました。近年、密な連携でまちづくりを推進できています。今年度からの2年間では、古賀駅西口エリアに位置する商工会館のリニューアルを実施。市民の皆さんが働いたり、学んだり、集ったりできる共創空間に生まれ変わります。挨拶では、市内6カ所で進める工業・物流・居住機能強化の開発や農業基盤整備の意義、物価高や中東情勢を踏まえた事業者支援についても申し上げました。
さらに、この日は国家公務員の新人の皆さんの地方自治体における実地研修で講話を。公共の役割として、新たな時代の価値観を捉え、創造性で住民サービスを高めていく重要性について。古賀市のDX推進、その象徴である窓口受付時間短縮や市長室シェアなどを紹介しました。みんな20歳代、若い!頑張ってください!
◇
アメージング・タイランドフェスが天神中央公園貴賓館前エリアで開催されました。
ゴーソン・サティタマジット総領事ご夫妻をはじめ多くの友人の皆さんと楽しい時間を。タイ国政府観光庁の皆さんともご挨拶できて有意義。タイ料理も美味しい〜。オリジナルTシャツにも料理がプリント!
私の市長就任後、古賀市は国際交流・多文化共生を推進しており、タイからの視察団や子どもたちを受け入れるなど活発に交流しています。地元企業さんのタイ進出にも一役買っています。
県議時代、福岡県タイ友好議員連盟事務局長として先輩方と共に議員外交を展開し、福岡県への総領事館誘致を実現できたことが、福岡県や九州におけるこうした交流の深化につながっています。
◇
ふと、自分が社会人になって24年なんだなーと脳裏を過ぎり、ちょっとびっくり。65歳定年と考えるともう半分以上経過、70歳まで働くとしても折り返し地点。やはり為すべきことは積極的に為さねば。
なお、社会人生活の内訳は記者8年、県議8年、市長8年。狙っているわけではありません。たまたまです。
投稿者:【mayor2010】
2026年06月02日 15時19分
固定リンク トラックバック(0)