半世紀を見据えた産業力と居住機能の強化
~工業・物流団地を形成し、税収確保へ~
あけましておめでとうございます
2026年もよろしくお願いいたします
青柳の岳越山(たけこしやま)の山頂からは古賀市内が一望できます。今、各地で都市開発を進めている状況がよく分かります。
私は7年前に「産業力の強化」を公約に掲げて市長に就任しました。以来これからの半世紀を見据え、働く場の確保と居住人口の維持・拡大、さらには将来税収の確保をめざし、工業・物流団地と居住エリアの整備を推し進めてきました。
既存工業団地を四半世紀ぶりに拡張する国道3号沿いの今在家地区、九州自動車道古賀IC直近の新原高木地区、筑紫野古賀線へのアクセス性が高い青柳大内田地区、古賀グリーンパーク前の青柳釜田地区。現在、この4か所で工事が進んでいます。青柳釜田地区は、ピエトロさんの新工場の建屋が見えてきました。この間、都市計画決定などの節目で発信をしてきましたが、やはり具体的に動きが見えるようになると、反応の違いを実感します。「あそこにはなんができると?」と、市内外の皆さんから声を掛けられる機会も増えています。
この4か所に加え、今在家地区に隣接してさらに工業団地を拡張する青柳迎田地区、移住定住の受け皿として居住機能を強化する古賀中学校周辺の新久保南地区の2カ所についても、令和8年度以降の都市計画の変更に向けた手続きに着手しています。
昭和、平成の時代を経て、これから半世紀のまちづくりを進める節目にあることを実感しています。計6カ所の都市開発は、中心市街地活性化をめざすJR古賀駅周辺開発と並び、最も重要な政策です。市議会はもとより、国、福岡県・県議会の多大なるお力添えを得ながら着実に進めていきます。
都市と自然の調和もこのまちの大切な理念です。農業の持続可能性を高めるため、基盤整備による生産の高効率化も求められており、整備が完了した小野南部地区では高品質の米や麦が生産されています。岳越山からはその様子も確認できます。そして小野南部地区に続き、薦野清滝地区でも基盤整備を進めています。これも私の公約です。
古賀市は脱炭素社会をめざし、全国の市町村ではおそらく初となる独自の「脱炭素経営支援プラットフォーム」を始動させました。環境保全の実効性を高めるために、企業や団体の皆さんと連携し、経営支援の仕組みを作り上げており、今後の自治体のモデルになると国や県からも期待をされています。このプラットフォームを基礎として脱炭素と地域経済循環を同時に実現するため、古賀市を中心とした地域内で再生可能エネルギーなどの資源を効果的、効率的に活用するための地域マネジメント組織の設立をめざします。
近年、古賀市は新たな時代を拓く先駆けとなるべく、自治体経営の柱にDX、シェアリングエコノミー、公民連携を据え、市内外の様々な主体との共創をめざしています。多様な生き方を保障する働き方改革を実践し、市民サービス向上をめざした市役所窓口の受付時間短縮は全国から注目を集め、多くの自治体に広がりを見せています。社会の価値観の変化を捉えながら、まちづくりを進めていくことも大切です。
新たな年に当たり、全ての皆さんとあらためて確認しておきたいのは、この社会の最も重要な原則が人権保障であることです。昨今の差別主義や排外的風潮の拡大には強い憤り、危機感を覚えています。長年、市民の皆さんと共に「いのち輝くまち☆こが」を掲げ、部落差別をはじめあらゆる差別を許さず、誰もが生きやすい社会をめざしている古賀市として、私たち一人一人が人権保障を徹底する決意を新たにしましょう。
2026年は市政施行から29年を迎え、30周年へとつながる年となります。そして、私の市長2期目の任期最終年。「オール古賀」で「未来への責任」を果たす。先行世代である私たちが、グッド・アンセスター、よき祖先になれるか。このまちを子どもたち孫たち、さらにその先の世代によりよい形でつなぐため、市民の皆さんと共にまちづくりを進めてまいります。
本年が市民の皆さまにとって輝かしい一年になることを祈念いたします。共に頑張ってまいりましょう!
古賀市長
田辺一城
投稿者:【mayor2010】
2026年01月01日 00時00分
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