このまちに暮らす外国人の皆さんは、どんな情報を求めているのか?いつも近くに置いてもらい、楽しみながら使ってもらうには、どんな形がいいのか?そもそも、どうやったら伝わるのか?私たち日本人とつながるためにはどうしたらいいのか?
古賀市はこれからの時代の新たな多言語リーフレットを独自に作成しました。日本人の視点だけからの「こんな情報が必要でしょ」ではなく、国際交流・多文化共生係の職員が当事者の皆さんとの対話を重ね、ニーズをつかみ、役立つ生活情報を掲載。作るプロセスも大切ということで、多くの市民や団体の皆さんも一緒に取り組んでもらいました。
そもそも、市としては冊子を作るつもりでしたが、当事者からの「冊子は読まない。冷蔵庫にはれるといつも見られる」という声を受け、B2サイズを折りたたんでB5になる形のリーフレットに変更しました。
リーフレットは3種類。①古賀市の見どころ・食べ物②日常生活(ゴミ出し・自転車ルール・買物など)③緊急時(防災・避難所・病院など)で構成し、やさしい日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語の5言語に対応しています。当事者の技能実習生たちも登場します。
対話で聞こえてきたのが、「料理の油をそのまま捨てて困った」「夜うるさいと注意された」「お風呂で髪の毛が詰まった」「ゴミの出し方がわからず、部屋にたまってしまった」「台風の時に逃げる場所が分からない」など具体的な声。これらを踏まえ、「失敗 あるある」「知らなかったよ あるある」「トラブル あるある」をマンガで構成しました。
どのテーマも注目ですが、特に「病院について」は工夫を凝らしています。「体の調子が悪い時にどうしていいか分からず我慢していた」「どんな症状ならどこの病院に行けばいいのか」といった声を受け、古賀市の県立玄界高校・国際文化コースの生徒さんと協力して独自のアイコンを作成。地図に落とし込んでいます。
また、分別収集の会場を確認しやすいようにQRコードを掲載。スマホをかざせば、簡単に場所を知ることができます。これも「日常的にスマホで確認しながら移動している」という声を受けたもの。
せっかく古賀市に住んでくれているので、古賀市の魅力あるスポットや行事も伝えることにしました。さらに、郷土料理の鶏すきやかしわ飯、牛めしの作り方を掲載、さらさら、石瓦煮も紹介しています。食生活改善推進員の皆さんにご協力いただき、動画も作成し、これもQRコードで連動しています。
古賀市の多文化共生に込めている想いは「古賀市で共に」ということで、リーフレットの名称は「こがとも」です。日本人の市民の皆さんにとっても「へぇ~」と思っていただける内容になっていますので、ぜひご覧ください。市役所などで配布するほか、市HPにも掲載しています。(
こちら)
□
7日は福岡県内の多くの高校で入学式が挙行されました。新入生の皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます。
私は地元の古賀竟成館高校へ。全国でも珍しい、古賀市、福津市、新宮町の2市1町による組合立の高校で、私は組合長を務めています。地域に根差し、古賀市の事業や行事でも連携。全国レベルのチアリーディング部をはじめ特色ある部活動も。楽しく学び、有意義な3年間を過ごしてください。
投稿者:【mayor2010】
2021年04月08日 18時52分
Trackbacks
Trackback URL