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市長室ブログ


泉佐野市長が古賀市へ―都市間連携を強化/産Q育Qプロジェクト(1月28日)

世界とつながる都市とつながる。

大阪府泉佐野市の千代松大耕市長が26日、古賀市にいらっしゃいました。関西国際空港があり、世界と直結する都市。千代松市長には全国青年市長会でもお世話になっています。泉佐野市は全国各地の自治体と特産品をお互いに情報発信し合う協定を結んできており、ご説明をいただきました。

千代松市長と  千代松市長と2

私からも古賀市の特長を説明。特に、交通アクセスが抜群で、多くの企業さんが立地していること、米や麦、イチゴのあまおうなど野菜、果樹の生産が盛んなことなどをお伝えしました。地産地消の拠点「コスモス広場」や食品加工製品をそろえた「コガボーノ」にもお連れしました。

現場1  現場2

現場3

2025年には大阪・関西万博が開催されます。今、九州の地方として関西とつながることは、地場産品の普及拡大、シティプロモーションの観点からも意義があります。千代松市長、泉佐野市の皆さん、ありがとうございました!

   ◇

ファザーリング・ジャパン九州さんの「産Q育Qプロジェクト」に古賀市の取り組みを取り上げていただきました!ありがとうございます!ぜひご一読ください!

FJQ

市長と育休取得職員の座談会を開催!地道な取り組みの積み重ねで取得率も上昇中(福岡県古賀市役所

「リーダーが男性育休推進に前向きであり、日頃から職場の内外へ思いを発信されていることが、組織全体の風土の醸成にも大きく影響しているように感じました!」と、ありがたいお言葉もいただきました。さらに頑張ります!

   ◇

自治体と企業のオンラインマッチング!

薬王寺温泉オフィス「快生館」にサテライトオフィスを置くあわえさん主催。これまでも素敵な出会いにつながっています。私からは、多様な人材の経験や知見、感性が交差する「共創」のまちづくり、ジェンダー平等、チルドレンファーストなど。DXや環境も話せばよかった!

マッチングイベント


   ◇

まちづくりの「根っこ」を毎年度検証、進化!

今年度から10年間を期間とする第5次総合計画。まちづくりの指針となる長期計画ですが、社会状況や価値観の変化が激しく、不確実性の高まる時代に合わせ、その時々に即応すべく、古賀市は新たな手法にチャレンジしています。

冊子  会議

総合計画を「基本構想」と「アクションプラン」の二層構造とし、アクションプランは毎年度検証し、見直すことにしました。この営みを「ローリング」と称しています。そのための総合政策検証会議を今夜開催。有識者や市民代表の皆さんから有意義なご意見、ご指摘をいただきました。初めてやってみているからこそ、見えることがあります。真摯に次に生かしていきます。

ローリング

岸田総理を表敬訪問―教育再生首長会議(1月27日)

岸田文雄総理大臣とお会いしました。

総理と

25日、首長有志でつくる教育再生首長会議として首相官邸に表敬訪問。野田義和会長(東大阪市長)が少子化対策における教育の重要性をお伝えしました。総理からは「人への投資こそ成長の源。基本は教育であり、最善の努力を続けたい」と心強いお言葉をいただきました。永岡桂子文部科学大臣からも人材育成、教育体制の整備に一層力を入れていく考えが示されました。

なお、首相官邸のHPにも掲載されています。なんとその中の写真に私も写り込んでいます。

官邸HP

私が首相官邸で現職総理にお会いするのは、2012年の野田佳彦元総理、2019年の安倍晋三元総理以来。大変貴重な機会になりました。お取り計らいいただいた野田会長に心から感謝申し上げます。

首相官邸訪問の前に開かれた教育再生首長会議の会合では、萩生田光一・自民党政調会長がご講演。4月のこども家庭庁の発足に向けた子ども子育て政策の強化、とりわけ幼保や学校現場における教育環境の充実などについて心強いお話でした。今後も古賀市として政府の動きを捉えながら取り組んでいきます。

提言

また、これに先立ち、全国市長会の社会文教委員会と国民健康保険対策特別委員会の合同会議と、理事・評議員合同会議に出席しました。子ども子育て政策の強化に向けて、政府に公教育の充実、18歳までの子ども医療費の無償化などをしっかり求めていかなければなりません。医療費適正化の重要性、国保財政のあり方でも議論。とても有意義でした。

石山アンジュさんが古賀市に―シェアによる社会課題解決へ(1月25日)

新たな時代に新たな生き方を。

石山アンジュさんが古賀市に。シェア(共有)による社会課題解決を推進するシェアリングエコノミー協会の代表理事で、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」など情報番組のコメンテーターとしても活躍されています。今日はKBC「アサデス。」への出演を終え、駆け付けてくださいました。

石山さんと  応接室で

本格的な人口減少社会に突入し、社会課題は複雑化・多様化、不確実性も高まる時代に、私たちは生きています。正直に言って、公助だけでは限界があります。私たち一人一人が心豊かに暮らし、社会全体の持続可能性を高めていくためには、みんなで新たな発想を出し合い、具体的な行動を起こしていくことが必要です。

シェアリングエコノミーは、私たちが物、場所、時間、技術などそこここにある様々な資源を共有し、課題解決を図る手法で、私も以前から注目していました。関係人口の創出、子育てのしやすさ、移動手段の確保、環境保全、防災など様々なテーマで可能性が広がるのではないか。今日の石山さんとの意見交換はその実現に向けてワクワク感が高まりました。

私からは、シェアリングエコノミーと親和性があると考え、古賀市が進める市内外の多様な人材の経験や知見、感性の交差による「共創」のまちづくりを説明。特に、中心市街地活性化に向けたJR古賀駅西口の本質的再生や社会の価値観の変容を捉えた薬王寺温泉オフィス「快生館」のチャレンジ、デジタルや環境の取り組み、性的マイノリティの権利保障などを紹介しました。さらに、話が盛り上がった勢いで、快生館を視察していただきました。ありがとうございました!

快生館で  館内説明

薬王寺説明

そして、この素晴らしいご縁、古賀駅西口でご尽力いただいている木藤亮太さんにつないでいただいたもの。心から感謝申し上げます!

地域共生の学校へ―古賀北中を大規模改造/新春のつどい/あまおう台湾輸出(1月24日)

古賀市は子どもたちの学びと育ちの環境を向上させるため、市内8小学校3中学校の大規模改造工事を順次実施しています。これからの人口減少社会も見据え、「地域共生」もめざしています。

その先駆けが古賀北中学校です。昨年度から2年をかけて工事を実施。このたび最終段階となったことを受け、教育委員の皆さんと一緒に現地を確認しました。

校舎

学校のある日もない日も市民の皆さんが自由に出入りできる地域開放ゾーンを設定。元の教室を改装し、自治会などコミュニティの会議ができたり、半分畳敷きの部屋は乳幼児の子育てサロンも開けたりします。多目的室は卓球場としても利用でき、生涯スポーツに身近に取り組めます。木質で明るい交流ギャラリーも設置しています。

会議室  地域開放室

交流ギャラリー  卓球台
全てのフロアーに男女トイレとみんなのトイレを整備。手洗い場は自動水栓化し、車椅子でも利用できるようにしています。なお、エレベーターは以前から設置しています。なかなか見えにくいですが、屋上防水も施し、長寿命化を図っています。

みんなのトイレ  蛇口

さらに、地域と学校の特性を引き出すための仕掛けを検討中。こちらは整い次第、またお知らせします!

   ◇

古賀市商工会さん主催の「新春のつどい」が19日に開催されました。

あいさつ  あいさつ2

年始にこうして皆さんと顔をあわせ、語らえるのは大切です。私からは挨拶で、産業力の強化について。中心市街地の古賀駅周辺活性化のための開発などにぎわい創出、今在家地区、新原高木地区、青柳釜田地区、大内田地区における工業団地、物流団地の形成を中心に進捗と見通しを説明しました。

新型コロナウイルス感染症や物価高の中、厳しい状況が続いていますが、今年は経済活性化に向けて重要な一年になります。共に頑張ってまいりましょう!

   ◇

古賀市筵内の青年農業者、安武浩輝さんが「あまおう」の台湾輸出プロジェクトを発表!

あまおうPJ

全国農業青年交換大会&九州・沖縄地区青年農業者会議が19日、アクロス福岡で開かれ、応援にかけつけました。台湾に輸出するためには特殊な生産技術を要し、安武さんは地道な調査研究と実践で成果につなげています。素晴らしい発表でした!

農業者会議

タイ王国総領事館を訪問/女性の起業を応援/公式LINEスタート!(1月23日)

在福岡タイ王国総領事館を16日に訪問し、ソールット・スックターウォン総領事と今後の交流の促進と深化について意見交換させていただきました。

総領事と

私からは、古賀市の農業や自然の魅力、食品加工が盛んなこと、新ビジネス拠点の薬王寺温泉オフィス「快生館」の取り組みなどをご紹介しました。

紹介1  紹介2

県議時代に福岡県タイ友好議員連盟の事務局長を務め、総領事館の誘致に力を尽くしてきたので、首長としてこうして総領事と話ができることを感慨深く思います。この日の意見交換も次につながる有意義な時間でした。ありがとうございました。

   ◇

ジェンダー平等の実現へ、古賀市は女性の生き方を支えていきます。

新たな生き方や働き方を追求する薬王寺温泉の新ビジネス拠点「快生館」。17日、女性の起業のきっかけをつくるデジタル人材育成セミナーがハイブリッドで開かれ、市内外の皆さんと一緒に私も参加しました。IT企業の「Asian Bridge」さんと時代の変化を捉えた地域活性化を支援する「あわえ」さんの主催。ノウハウの学びなど実践的で勉強になりました。

ハイブリッド開催

この他にも、その人がその人らしく生きていくことを支援しています。今年度はがん患者やがん経験者の皆さんの「アピアランスケア」をスタート。治療に伴う心理的負担の軽減、社会参加の促進、療養生活の質の向上。医療用ウィッグや胸部の補整パッド等の購入費を助成しています。西日本新聞が16日付朝刊やウェブ版で現状を報道してくれています。

報道

 ◇

古賀市はLINE公式アカウント(@koga-city)の運用を開始しました!皆さん、ぜひご登録、ご利用ください!私も登録完了!
市内全戸に配布している広報こが最新号や市公式HP(こちら)でも特集しています。これらも参考にしてください。

LINE



2023年度施政方針の執筆を始めました。まちづくりのすべてを包括し、整理し、書き上げます。今年度は1万字超。さあ、どうなるか。

毎年度、その理念を伝えることを大切にしています。今年度は、イギリスの文化思想家、ローマン・クルツナリックの『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』を引き、長期思考で、未来の世代のために私たちが何を為すべきか、現在の私たちの選択が未来の世代を犠牲とすることがないよう、賢明さとは何か追い求めたいとの思いを込めました。

書籍

昨年度は、20世紀を代表する経済学者、ヨーゼフ・シュンペーターの『経済発展の理論(初版)』を引き、イノベーション(新結合)の重要性を提起。社会の価値観の変容を捉え、私たちの地域に「あるもの」を起点に様々な価値を結び付け、新たな創造につなげ、持続可能性を高めていきたいとの思いを込めました。

それでは、2023年度はどうしていくべきか。古賀市の未来を切り拓くため、しっかりと書き上げます!

子ども政策を強化し、家計を心配せずに子育てができる社会へ(1月13日)

2023年最初の上京。

「都市の未来を語る市長の会」が11日に開催され、子ども子育てについて全国の有志の皆さんと意見交換。今年4月のこども家庭庁の発足を好機と捉え、18歳までの医療費無料化などについて政府に実現を強く求めることで一致。

市長会1  市長会2

私も発言し、①家計の心配をせずに子育てができる環境をつくること②社会の価値観の変容を捉えた制度を構築する重要性ーーについて申し上げました。選択的夫婦別姓や生殖補助医療などの制度改正も求められます。国家が責任もって決断してもらいたいですね。

今回、慶應義塾大学医学部名誉教授で元内閣官房参与(少子化対策・子育て支援担当)の吉村泰典氏を講師にお招きしました。諸外国との比較も示しながら、日本の出生率の低下は有配偶率の変化が影響しているとの指摘は、私のかねてからの問題意識と重なり、これをクリアにしてもらえました。

吉村氏

また、この会合に先立ち、古賀市のまちづくりについて、関係省庁に要望活動を展開しました。

   ◇

こうした上京の機会を生かし、政府や周辺の動きをタイムリーに捉え、その政治的な背景や学識的な評価も含めて市役所内で共有することが、まちづくりを進めるための組織マネジメントで重要と考えています。

12日、福岡に戻り、年末から年始にかけて知見を得た子ども子育て支援を含めた全世代型社会保障や人口減少・少子化対策について私から幹部職員の皆さんに説明。これからの庁内議論と検討、政策立案に生かしてほしい旨を伝えました。

資料

さらに、この日は古賀市シニアクラブ連合会の皆さんとの新春懇談会にも参加。私からは産業力の強化、誰もが健康で安心して生きていける地域社会、チルドレンファーストを軸としたまちづくりの現在地を説明。将来を見据えた公共施設の総量適正化の必要性についても申し上げました。

シニアクラブ式典


   ◇

古賀特別支援学校の作品展が13日からリーパスプラザこが歴史資料館ギャラリーで開催されています。児童生徒の皆さんの個性豊かで素敵な作品が楽しめます。20日まで。皆さんもぜひ!

作品展

二十歳の集い―「自分色」で世界を彩る―赤ちゃん米のプレゼントも/どんど焼き(1月11日)

「二十歳の集い」を8日に開催しました。

人生の節目を迎えた皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます!

昨年4月に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、今回から「二十歳の集い」に衣替え。素晴らしい式典でした。一人一人に「自分の色」がある。多様だからこそ、私たちは前に進める。皆さんの力でこの世界を彩ってください!

集い1  集い2

式典  実行委員会  

null  彩

そして、今年の古賀市の「二十歳の集い」は新たな企画を展開。20歳の記念に、生まれた時の体重と同じ重さのお米を抽選で当たった9人の参加者さんにプレゼントしました。古賀産のお米を詰めた袋に、名前や赤ちゃんの時の写真、出生体重、親など育ててくれた人へのメッセージもプリントされています。

米企画1  米企画2

同い年の古賀市小山田の米農家、渡健一郎さんのご提案とご協力で実現しました。古賀市は毎月、出生届を出した保護者さんに抽選で、同じように赤ちゃんをプリントした出生時体重のお米「赤ちゃん米」を贈っています。こちらも渡さんのご協力あってこそ。古賀市はこれからもチルドレン・ファーストの理念のもと、地域全体で子どもと子育てを支えていきます。

なお、市長就任直後の4年前の2019年4月、民法改正を踏まえ、古賀市は20歳で式典を行うことをいち早く決定していました。「私の時の成人式はどうなるのだろうか」といった若者や保護者の皆さんの不安や美容・着物の需給に関する事業者の皆さんの懸念の払しょく、「久しぶり!」と言い合える環境をつくる必要性などがあると認識していたためです。結果として、この日の会場でこの判断でよかったと思えました。ありがとうございました。

   ◇

古賀市商工会青年部さん主催のどんど焼きが9日、古賀中学校グラウンドで行われました。青年部の皆さんのご尽力に感謝します。市民の皆さんと共に、無病息災、まちの発展を祈りました。

どんど焼き1  どんど焼き2

出初式、成人式記念駅伝/ベトナム交流/新地区計画決定―工業力強化へ(1月10日)

新年の行事が各地で行われています。

出初式が8日、開催されました。今年は古賀市消防団と粕屋北部消防本部の合同開催。日頃より献身的に活動していただいている消防団員・署員の皆さんに心から感謝申し上げます。

出初式1  出初式2

はしご乗りや一斉放水、まとい振り、火消節をはじめとした勇壮な演技と規律ある確実な集団行動に、市民の皆さんも勇気づけられたと思います。

自動車  はしご

はしご2


放水  太鼓

日々の火災予防、消火活動はもとより、豪雨や地震など大規模災害がいつどこで起きるか分からない時代となり、地域防災の要である消防団の重要性は増しています。古賀市も毎年のように台風などの際、避難情報を発令し、避難所を設置しています。

今年も消防団、消防署、地域の自主防災組織の皆さんとしっかりと連携し、その活動を支援し、共に地域防災力の強化を図っていきます。私自身、危機管理の徹底に向けて決意を新たにしました。

成人式記念駅伝競走大会が7日、開催されました。第50回の節目。半世紀にわたりタスキをつなぎ、まちの「絆」を深めてきてくださった地域の皆さま、企業の皆さま、大会運営にご尽力いただいてきた皆さまに敬意を表し、感謝申し上げます。

駅伝1  駅伝2

駅伝3  駅伝4

この日は薦野区のどんど焼きも。地元の皆さんと無病息災、地域の発展を願いました。

どんど焼き


   ◇

ベトナムの旧正月「テト」をお祝い!

古賀市には技能実習生など多くのベトナム人の皆さんが暮らしており、私の市長就任後、市としての交流を深めています。7日、在福岡ベトナム総領事館と在福岡ベトナム人協会が主催するフェスティバルが福岡市の舞鶴公園で開かれ、お招きいただきました。

フェスタ1  フェスタ2

フェスタ3  フェスタ4

フェスタ5  フェスタ6

新たに着任されたヴー・チ・マイ総領事とご挨拶。県・県議会からは大曲昭恵副知事、井上博隆副議長、ベトナム議員連盟の小河誠嗣副会長、香原勝司事務局長、首長は豊前市の後藤元秀市長と私が参加。壇上で鏡割りのお役も。友好提携を結んでいるベトナムの皆さんとの交流を深めました。

なんと会場には、ベトナムでは誰もが知る人気歌手の皆さんが!特にTuan Hung(トゥアン・フン)さんが登場すると、みんなが一斉にスマホのカメラを向ける人気ぶり。総領事館の方によると「日本の中居正広さん」ほどの知名度とのことで、私も便乗してツーショットを!

フンさん  フンさんと

古賀市は国際交流・多文化共生を推進するため、「やさしい日本語」の普及や生活密着型の日本語教室の開催など様々な取り組みを積極的に展開し、前任のヴ―・ビン総領事も現場を視察してくださいました。さらに、技能実習生の生活向上をめざした九州初のプロジェクトも実施しています。引き続き、在住外国人の皆さんをしっかりサポートし、共に歩んでいきます。

   ◇

工業の機能拡大!産業力強化へ!

古賀グリーンパークに隣接する筑紫野古賀線沿いの釜田地区(約6.8ha)の地区計画について、6日、都市計画を決定しました。観光・物産・情報発信の機能の充実を図ります。この地区はピエトロさんがレストランや工場見学の機能を付与した新工場を建設し、2025年秋にオープンの予定です。

地区計画

交通結節点の「地の利」を生かした適正な土地利用と企業誘致の推進は、私の最重要公約のひとつであり、2期目の所信表明でも強く打ち出したところです。

工業団地を20年ぶりに拡張する今在家地区、物流機能を強化する大内田地区などとあわせ、引き続き、福岡県、地元の吉田健一朗県議ともしっかりと連携して取り組んでいきます。

都市計画決定についてはこちらもご参照ください。


   ◇

2023年最初の課長以上の管理職会議を5日に開催。古賀市役所やサンコスモ古賀、それぞれテレワークをしている場所をつないでハイブリッド方式。私もリモート参加し、市民サービス向上のため、各セクション内の職員連携はもとより部課を越えての連携で課題解決を図る重要性などについて話しました。

鳥インフルエンザ対応―県と連携し、防疫措置/仕事始め式(1月4日)

古賀市の農場で家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が3日に確認されました。今シーズン国内54例目になります。

2日夕方、福岡県から古賀市の農場のエミューについて簡易検査で陽性が判明したとの連絡を受け、直ちに私から市幹部と情報を共有。県と連携し、迅速に初動したうえで体制を構築して防疫措置などの対応に当たっています。地元の吉田健一朗県議とも密に連絡を取り合っています。

以下、農林水産省と福岡県、古賀市の公表を共有します。なお、鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えられています。市民の皆さんは冷静に受け止めていただくようよろしくお願いいたします。

農林水産省

福岡県

古賀市


なお、福岡県職員の皆さんと共に古賀市職員も3交代の24時間体制で防疫作業等に当たっています。市役所では、県市の連絡調整、職員の集合、健康管理、防護服の着替えなど防疫作業に関わる準備を行っています。このため、市役所とリーパスプラザこがの駐車場が常時、公共の車両等が多く使用している状況となっています。また、市役所は防護服を着用した職員が出入りしています。

少なくとも今週いっぱいは市役所やリーパスプラザの利用の際にご不便をおかけしますが、市民の皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

   ◇

4日、仕事始め式を行いました。鳥インフルエンザ対応で市役所の大きな部屋を使用しているため、オンライン方式に切り替えました。

社会の不確実性が増し、分断や格差が生まれ、デジタル化に代表されるように急速な変化が起きている時代状況の認識と、その中で今年も市民サービスを向上させ、持続可能なまちづくりを進めていく決意を共有。現場主義を貫き、市民の皆さんとの対話と交流から課題解決を図っていく重要性についても。

さらに、まちづくりの指針である第5次総合計画が2年目に入ることから、基本構想の実現に向け、それぞれのセクションで目の前の仕事を頑張ることはもちろん、担当ではない分野のことも意識すること、職員同士が信頼し合い連携することの大切さも話しました。

仕事始め式


あけましておめでとうございます―2023年もよろしくお願い申し上げます(1月1日)

あけましておめでとうございます。

 市長として2期目の負託をいただきました。未来に向けて、持続可能なまちをつくっていく重責をあらためて実感しています。これからの任期4年間も、あらゆる立場の市民の皆さまの声を聴かせていただきながら、「オール古賀」のまちづくりを進めてまいります。

新年市長


 私たちは今、変化が激しく、不確実性の高い時代に生きています。グローバリズムや技術革新で社会、経済がつながる中、国家間の戦争や対立、人と人との分断、地球環境の破壊とこれに起因する新興感染症や大規模災害、貧困と格差の拡大といった事態に直面し、私たち一人ひとりの生存そのものが危うくなっている現実。こうした中、日本は人口減少時代に入りました。超高齢社会となり、少子化に歯止めを利かせられない状況を直視し、次の世代にツケを回すことなく、豊かな社会を子どもたち、孫たち、さらにはこれから生まれ来る先の世代につないでいくことができるのか。まさに、私たち先行世代がグッド・アンセスター、よき祖先になれるかを問われています。

 地方自治体の経営も、こうした認識を基礎として展開していかなければなりません。だからこそ、まちづくりのキーワードは「未来への責任」と考えています。

 古賀市は暮らしやすく、働きやすいまちです。都市近郊で自然に恵まれ、農業・商業・工業が息づいています。交通の利便性が高い「地の利」を生かし、これらの特性を伸ばすまちづくりを進めていかなければなりません。
 産業力を強化します。将来の税収確保や雇用の創出のため、適正な土地利用で新たな工業団地や物流団地を形成し、企業立地を促進します。国家の根幹である農業の振興も重要です。都市近郊の生産地であり消費地でもある強みを伸ばすため、生産基盤の整備や担い手支援に取り組み、高品質な農産物の生産につなげます。
 中心市街地のJR古賀駅周辺活性化に取り組むとともに、市域全体の一体的な発展をめざし、小野地域や青柳地域と中心市街地をつなぐ「コンパクト・プラス・ネットワーク」の形成を進めます。10年後の時点で人口6万人規模が維持できるよう、居住機能の強化を本格的に検討していきます。

 これからも、誰もが大切にされ、健康で安心して暮らしていけるまちへ。チルドレン・ファーストを徹底し、子どもの育ちと学びを支えます。医療費助成を拡大し、就学前を無料化したうえで、18歳までの拡大も段階的に検討していきます。学校施設の充実を図り、一人ひとりのニーズに合った教育で、「生き抜く力」を伸ばします。超高齢社会に対応し、健康づくり・介護予防、地域福祉を推進します。人と動物の健康、環境の健全性は一つのものと考える「ワンヘルス」の理念のもと、ゼロカーボンシティとして環境にやさしいまちをめざします。デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進し、市民サービスを向上させます。人権と多様性を尊重し、平和を希求する先進都市をめざします。

 そして、私たちは新型コロナウイルス感染症と対峙してきたこの3年間の経験を生かしていかなければなりません。市民の皆さまの命と暮らしを守るため、これからも危機管理を徹底していきます。

 こうしたまちづくりを進めていくうえで、大切なのは温故知新です。今の古賀を築いてきてくださった人生の先輩方、先人の皆さまのご尽力に感謝し、継ぐべきものを確実に継ぎ、社会の価値観の変容を捉え、新たな発想を加え、未来につないでいきます。

 古賀の新たな時代を拓く。みんなで力を合わせ、前に進んでいきましょう!



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