8月6日は広島、9日は長崎の原爆の日。
被爆81年。それぞれ原爆投下時刻に古賀市はサイレンを鳴らし、市民の皆さんと共に黙とうしました。この時間は、「今、私自身は平和のために行動できているのか」を内省する意味でも、とても大切です。
世界では、大国の指導者が核兵器の使用を示唆し、覇権的な動きが拡大しています。イランやウクライナ、ガザをはじめ各地で人が人の命を奪っています。戦争の記憶が風化し、時代の転換点にあることを実感します。
政治の究極目標は世界平和。このことを今一度確認し、全ての政治家がその実現のために全力を尽くさなければなりません。
古賀市は平和首長会議と日本非核宣言自治体協議会に加盟し、近年、平和行政を強化しています。
昨年、私は長崎で平和祈念式典に参加しました。平和祈念像を見上げながら、人類は核兵器をに二度と使用してはならないと強く思ったことが脳裏を過ぎります。同じ日に開催された平和首長会議では「平和教育」のセッションでスピーカーを務めました。古賀市内の全ての小中学校と教育支援センター、市役所に被爆クスノキを植樹し、日常生活に「象徴」が溶け込むことで、自然に平和を意識できる環境をつくっていることを説明しました。
古賀市で青少年期を過ごし、パキスタン・アフガニスタンで活動した中村哲氏(1946-2019)の志と功績を伝えるため、古賀西小学校の児童が絵本を作成したことも紹介しました。この取り組みはいつも多くの皆さんに関心を持っていただけます。
スケジュールの合間に山王神社の大クスも訪問。古賀市の被爆クスノキ2世はこの木の種から苗木が育てられています。
被爆者の皆さんをはじめ戦争体験者から話を聞き、追体験し、平和の価値とその尊さを次代につないでいかなければなりません。
政治の最も重要な責務は人権保障。最大の人権侵害が戦争であり、平和の追求は「私たち一人一人を大切にすること」であるという原点を忘れず、これからも核兵器廃絶と世界の恒久平和をめざします。
◇
全国の有志の自治体から熊本地震の被災地に保健師さんたちが続々と到着し、活動を始めてくださっています。「災害関連死を防ぐ」。八代市の小野泰輔市長の強い思いを受けた首長の皆さんの決断。リエゾンとして現地で連絡・調整に当たっている古賀市職員さんから保健師さん到着の報告がくるたび、勇気付けられます。
「活力ある地方を創る首長の会」は、既存スキームでは被災地のニーズに応じられていない現実を踏まえ、先行して様々な支援活動を展開しています。発災直後は給水車の派遣、ペットボトルの水や簡易トイレをはじめとする物資輸送、トイレトレーラー、公用車用のガソリン・軽油などのプッシュ型支援。そして現在は保健師を中心とした人材の派遣。
被災自治体のニーズを把握し、全国有志の自治体の即時的な支援につなげる「ハブ機能」を担っている古賀市長として、刻々と変化する現地ニーズから災害現場の実情を学び、その情報を共有すると即応してくれる首長の皆さんの決断に感謝する日々です。
初動支援を実効性あるものにするには国家として既存スキームの制度のあり方、運用に改善が必要。そう痛感しますが、これはもう少し先の話として、引き続き首長の会としての被災地支援に全力を尽くします。
日常の公務も盛りだくさんの中で、先週は市内各地の行政区長(自治会長)さんたちが集まる区長会がありました。全国有志の首長・自治体の皆さんと連携して全力で被災地を支援していること、その中で古賀市職員の皆さんが本当に頑張ってくれていることをお伝えしました。
投稿者:【mayor2010】
2026年08月10日 15時57分
Trackbacks
Trackback URL