福岡工業大学で講義。オンライン併用の市民公開講座が19日に開かれ、学生さんだけでなく、市民の皆さん、企業の皆さんなど約250人が聴講してくださいました。ありがとうございます。
お任せいただいたのは社会環境学部の授業で、テーマは古賀市の脱炭素戦略と地域経済循環。DX、シェアリングエコノミー、公民連携による共創というまちづくりの理念も伝わるよう、できるだけ分かりやすくお話ししました。
参加者さんから「話が非常に分かりやすく、GXや環境対策をコストでなく、地域や企業の未来への投資として捉えていた点に強く共感」「学生でも理解できるよう、専門的な内容を身近な言葉へかみ砕いて説明されていたことが印象的」とのご感想をいただき、とてもうれしく、今後の励みになりました。
気候変動や人獣共通感染症によるパンデミックなど私たちの暮らしを揺るがす地球環境の劇的な変化は、これまでの人類の営みの結果。だからこそ、私たちはグッドアンセスター、よき祖先になることを意識し、社会の持続可能性を高めるために行動しなければなりません。そのひとつが脱炭素を推進すること。
古賀市は、市民の皆さんと共に取り組んでいる環境保全活動に加え、地元企業の皆さんとの公民連携で、それぞれの脱炭素経営を支援するプラットフォームを昨年夏に立ち上げました。既に約40社が加入。自社の状況を捉えるための脱炭素カルテや支援メニューを独自開発し、運用を始めています。環境省や経済産業省、福岡県などからもご注目いただいています。
さらに、今年度は地域エネルギー会社を設立します。地元企業さんや金融機関さん、そして古賀市が出資し、再生可能エネルギー由来の電力をマネジメントすることによる地域経済循環をめざします。ここで生み出された利潤は各企業の脱炭素経営の支援などに充てられます。
講演では、古賀市のシェアリングエコノミーの実践例として働き方改革と組織風土の変革もお話ししました。古賀市は職員採用試験の倍率が上昇しており、「共有」の概念も重要な役割を果たしています。多くの学生さんがしっかり聴いてくれているのがよく分かりました。
古賀市のまちづくりが、古賀市の外に向かって社会をよりよくするきっかけになっていることを実感します。引き続き頑張ります!
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18日もめまぐるしい一日。
糟屋地区1市7町の保護司会の皆さんの総会では、人間とりわけ少年の「可塑性」を社会が包摂する大切さについて。中学・高校から少年法に関心を持ち、「家栽の人」をバイブルの一つとし、新聞記者時代に事件を担当した政治家として、考えを申し上げました。
また、全国各地で環境行政を担当する自治体職員の皆さんには、オンラインで古賀市の脱炭素経営支援プラットフォームと地域エネルギー会社の設立を説明しました。とても関心を持っていただけました。
さらに、男女共同参画審議会で古賀市のジェンダー平等の推進がシティプロモーションにつながっていることについて。原子力発電に関する意見交換、農業振興策の現況確認、そのほか各種協議なども多々。頭フル回転でした。
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20日は庁内の管理職研修の内容が素晴らしかったです。「dX」推進の横展開を加速するため、これを先駆ける課長さんからの報告、組織的に共有。窓口受付時間短縮を契機とした市民国保課の業務改善(庁内コンテストで受賞独占)は市民サービス向上を考える現場の職員さんの発意とそれを後押しする課長の存在があってこそ。
なお、古賀市では、デジタル技術の実装は社会の「変革」につなげることが本質との観点から、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を「dX」と表現しています。組織経営ではこうした理念が大切と実感します。
水泳授業の民間委託がメディアの話題になっています。古賀市も2023年度から全小中学校の水泳授業を民間委託しています。財政的には、今後必要となる各校プール施設の建て替えと毎年の維持管理の費用がなくなります。民間委託の方が有利。そして、季節や天候に左右されず計画的に授業を実施でき、プロのインストラクターの指導で泳力向上。もちろん事前の水量管理や清掃などがなくなり、教員の皆さんの働き方改革にも資します。
投稿者:【mayor2010】
2026年05月21日 18時06分
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