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市長室ブログ

新型コロナウイルス対策で今年度5回目の補正予算案を編成(8月21日)

〇薬王寺温泉の施設をリノベーションし、起業・創業の拠点形成へ
〇事業者支援第3弾!キャッシュレス決済で20%還元の消費喚起
〇医療機関や福祉施設のオンライン面会設備の導入費用に補助
〇そのほか10を超える新たな独自策を盛り込み、市議会に提案へ

古賀市として今年度5回目となる補正予算案を編成し、本日、記者会見で公表しました。

記者会見での説明1 記者会見での説明2

ウィズコロナ(コロナとの共生)とアフターコロナ(コロナ後)の社会を見据え、古賀市の重要な地域資源である「温泉」を活用したサテライトオフィスなどの誘致をスタートし、大都市からの起業・創業や移住・定住の促進を図ります。また、事業者支援の第3弾として、キャッシュレス決済を利用した場合に20%を還元する消費喚起のキャンペーンを展開。さらに、医療機関のオンライン面会設備導入の支援など10を超える独自策を盛り込みました。

他の議案とともに26日開会の市議会定例会に提案し、ご理解いただけるように説明をしていきます。

新型コロナウイルスの影響で、テレワークの普及など働き方に対する価値観が変容しています。人口減少社会に向かう中、地方都市として新たな価値観の形成をチャンスと捉え、インキュベーション(事業の創出や創業を支援するサービス)を推進し、大都市からの移住・定住につなげていかなければならないと考えています。

今回、新型コロナの影響も受けて閉館した薬王寺温泉の老舗旅館「快生館」さんの施設をリノベーションし、シェアオフィスやサテライトオフィス、コワーキングスペースなどとして活用していくプロジェクトを立案しました。小野・薬王寺地域の魅力をさらに向上させ、古賀市全体の持続可能性を高めていくため、古賀駅周辺の中心市街地活性化とあわせて重要なプロジェクトになります。国の地方創生臨時交付金を活用する予定です。

事業者支援では、これまで、小規模事業者緊急支援金(4月~6月)と中小企業等応援金・創業者応援金(6月~)を給付してきましたが、今回、第3弾となる支援策を打ち出しました。大手チェーン店を除く市内店舗でキャッシュレス決済(PayPay)を利用した場合、20%を還元するキャンペーンを秋に実施。市内の消費喚起につなげます。

感染拡大防止に取り組む医療機関や高齢者・障がい者施設などへの支援として、タブレット端末などのオンライン面会設備を導入する場合、1施設につき20万円を限度に補助します。また、スマホ納税などを導入するためのシステム改修費用、市役所におけるテレワークなどのさらなる推進のための予算も盛り込んでいます。

さらに、妊婦への支援も強化します。これまで古賀市は妊婦の皆さんにマスクを配布するとともに、妊婦職員の在宅勤務に全国でも先駆けて取り組み、市内事業者の皆さんへも協力をお願いしてきました。今回、コロナ禍という異例の社会状況のもとで妊娠生活を送り、出産、子育てをしていることを鑑み、令和2年4月28日から令和3年3月31日に出生した新生児1人当たり10万円を支給します。

このほかにも補正予算案に独自策を盛り込みました。先に説明したものも含め主な10の取り組みを列記しますのでご参照ください。

<5回目の補正予算案の主な事業>

①【市独自】インキュベーション(事業の創出や創業を支援するサービス)を促進するための温泉施設改修工事費等の追加(補正額:5200万円、担当課:経営戦略課)

ウィズコロナ社会の到来に対応した持続可能な都市の形成を図るための取組。新型コロナウイルス感染症の影響を受け閉鎖された温泉旅館をサテライトオフィスやシェアオフィス等として活用するため温泉施設の改修工事等を行います。

②【市独自】新型コロナウイルス感染拡大防止のためキャッシュレス決済を普及推進すると共に地域経済における消費喚起を図るための地域消費喚起キャッシュレス推進委託料の追加(補正予算額:3000万円、担当課:商工政策課)

地域消費喚起と併せたキャッシュレス決済普及策。大手チェーン店を除く市内店舗でキャッシュレス決済(PayPay)を利用した場合に20%を還元するキャンペーン(令和2年11月中)を実施します。

③【市独自】入所・入院施設を有する市内の医療機関等(医療機関、高齢者施設及び障害者福祉施設)が行うオンライン面会設備等(タブレット端末、無線LANルーター等)の導入を支援するためのオンライン面会設備等導入補助金の追加(補正予算額:500万円、担当課:予防健診課)

オンライン面会設備等の導入に取り組む医療機関等への支援。1施設につき20万円を限度に補助します。(補助率1/2)

④【市独自】自治会及び校区コミュニティが行う新型コロナウイルス感染拡大防止の取組を支援するための自治会等新型コロナウイルス感染防止補助金の追加(補正額:260万円、担当課:まちづくり推進課)

感染拡大防止に取り組む自治会及び校区コミュニティへの支援。自治会及び校区コミュニティが行う新型コロナウイルス感染拡大防止に必要な消耗品及び備品の購入等に対して5万円を限度に補助します。(補助率10/10)

⑤【市独自】職員が在宅でテレワーク・テレビ会議ができるようにするためのパソコン端末購入費及びWEB会議システム導入費等の追加(補正予算額:1106万8000円、担当課:財政課)

感染拡大防止のためのテレワーク環境の整備。パソコン端末購入及びWEB会議システム導入等に取り組みます。

⑥【市独自】新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じながらの出生後の生活や新生児の健やかな成長を応援するための新生児特別定額給付金の追加(補正額:4300万円、担当課:予防健診課)

国の特別定額給付金の支給対象外の新生児を対象とした支援。令和2年4月28日から令和3年3月31日に出生した新生児1人あたり10万円を支給します。

⑦【市独自】災害時の避難所等での新型コロナウイルス感染拡大防止に必要な消耗品及び備品購入費の追加(補正額:2099万8000円、担当課:総務課)

避難所等での感染拡大防止策。購入済みの段ボールベッド、間仕切り等を保管する防災倉庫や保健師が活用する電子血圧計等を購入します。

⑧【市独自】スマホ納税、クレジット納税及び口座振替依頼WEB申請導入のための委託料の追加(補正予算額:622万6000円、担当課:収納管理課)

感染拡大防止のための納税手段の整備。スマホ納税、クレジット納税及び口座振替依頼WEB申請を導入します。

⑨【市独自】確定申告・住民税申告時の新型コロナウイルス感染拡大防止のための確定申告予約受付人材派遣委託料等の追加(補正予算額:206万4000円、担当課:市税課)

確定申告・住民税申告時の新型コロナウイルス感染拡大防止策。確定申告・住民税申告の事前予約制に取り組みます。

⑩【市独自】令和3年成人式を新型コロナウイルス感染拡大防止のため、市内3中学校に会場を分散して開催する消耗品費等の追加(補正予算額:29万8000円、担当課:生涯学習推進課)

成人式の感染拡大防止策。令和3年成人式を市内3中学校に会場を分散して開催します。


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