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市長室ブログ

一般質問―ウォーカブルなまちづくり、子どもの福祉、防災、コミュニティ/小学校卒業式(3月18日)

ウォーカブルなまちづくりを推進中。日常生活の中で誰もが心地良く歩き、暮らせることは心身の健康にとってとても大切です。

18日に始まった一般質問で、まちを歩くうえでちょっと休める道々へのベンチ設置や憩いの空間形成の重要性が提起されました。特に超高齢社会となり、健康づくり・介護予防を推進しているまちとして、歩きやすい環境について考えることは有意義です。


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私からは、JR古賀駅周辺開発による中心市街地活性化や西鉄宮地岳線跡地整備、複数のエリアで設定している「歩いてん道」の改善などをお示ししながら、検討する考えを申し上げました。公民連携の視点も大切ですね。店舗や自宅の軒先、縁側にも可能性を感じます。これもシェアリングエコノミーの発想。

放課後等デイサービスは障がいある子どもたちの放課後や長期休暇を支える重要な福祉サービスですが、利用ニーズに応えきれていない実態があります。このため、民間事業者さんによる「場」づくりのための空き家・空き店舗の活用が進むように支援すること、障がい者の皆さんの地域生活への理解を促進することの重要性が提起され、私も同じ考えである旨を答弁しました。また、短期入所について月の支給日数の目安が他自治体よりも少ない問題が取り上げられ、私から改善することを明言しました。

学校給食の食品ロス問題。残食はリサイクルしてたい肥化していますが、特に残ったパン(未開封)を放課後に食べたり、持ち帰ったり、子ども食堂に譲ったりできないか、という提起がありました。教育委員会は前向きに検討してくれましたが様々なリスクも勘案しての結論は困難とのことで、私もその判断を理解しています。

一方、個人的には「食べられる物を食べられる物として使えない」と判断せざるを得ないことには疑問があることも答弁しました。私の子どもの頃はパン袋で持ち帰ったし、欠席した子の家に持って行きもしました。これが困難になった価値観などの社会的背景の変化は何なのか。私は再考する必要があると思うし、そのために関係機関と課題を共有していく旨を答弁しました。

市民の皆さんの生命・身体・財産を守ることが首長の最も重要な責務です。近年、全国で大規模災害が頻発していることを踏まえ、24時間365日、危機管理対応を意識して職務に当たっています。中でも、豪雨災害は古賀市も昨夏に見舞われたところであり、近年対策を強化しています。その一環で策定した雨水管理総合計画で、市内全域の浸水リスクを客観的に把握し、対策の優先順位を明確化しました。貯留・浸透・排水能力の確保の方向性を整理し、限られた財源で効果的・計画的な整備を進めることとしており、2026年度は花見地区の道路側溝断面改修工事に着手。天神地区でも調査検討を始めます。

自治会をはじめコミュニティの持続可能性を高めること。高齢化や役員負担感などから加入率が減少しており、古賀市も現在6割台になっており、比較的若い世代の加入促進をめざした合理化も含めて対策は急務です。人は他者とつながってこその人であり、自分だけ家族だけで生きていくことはできません。さらに公共サービスの提供にも限界があり、人口減少・縮退社会の中で、地域福祉、支え合いが一層重要になっています。このことをしっかりと伝えていきます。なお、自治会未加入者の増加によって生じる「不公平感の是正」について有識者を交えて検討することも施政方針で明らかにしています。

人口が減少し、価値観が多様化する現代。地方の持続可能性を高めるうえで関係人口の創出は重要。古賀市は多拠点ライフ・二地域居住を推進し、国内外の人材の交差で社会課題の解決をめざしています。施政方針演説でこの趣旨を申し上げ、16日の市議会予算審査特別委員会の市長質疑でもご説明しました。

そして、関係人口創出の大前提は、そもそも今、古賀市に暮らしている皆さんが住みよく感じられ、定住が促進されること。総合計画の指標でも掲げています。このため、子育てや教育、高齢者・障がい福祉の充実、都市開発や農商工振興による産業力強化などを進めており、施政方針にもふんだんに盛り込んでいます。関係人口はこれらにも寄与します。

このほか産業力強化のための6カ所の都市開発と市民の皆さんとの情報共有のあり方、小中学校教職員の休憩時間などもテーマになりました。一般質問は19日も続きます。頭フル回転で臨みます。

   ◇

古賀市立8小学校の卒業証書授与式が17日に行われました。卒業生の皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます。私は青柳小学校へ。別れの言葉と歌、子どもたちの思いが伝わってきて素晴らしかったです。


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古賀市は市長祝辞と教育委員会告示は書面配布にしています。以下、私の祝辞です。中学校同様、社会情勢を踏まえ、他者への思いやり、恒久平和と人権保障、アナログの重要性について。

卒業生の皆さん、保護者の皆様

春の息吹を感じるこの晴れやかな日に、卒業を迎えられた皆さん、おめでとうございます。希望に満ちた表情で新たな未来へ踏み出す皆さんの姿は、とても輝かしく見えます。

保護者の皆様におかれましては、これまでのお子様の成長を振り返り、感慨深い思いで今日の日を迎えられたことと思います。六年間にわたる学校生活への温かなご支援とご協力に心より感謝申し上げるとともに、お子様の門出を心よりお祝い申し上げます。

卒業生の皆さん、皆さんが重ねてきた学びや挑戦の一つ一つは、「生き抜く力」となって、これからの人生を力強く支えてくれます。ともに笑い、励まし合った仲間との絆は、かけがえのない宝物です。どうかこれからも、相手を思いやり、支え合う心を大切にしてください。

私たちは、戦後の長い年月を通じて、平和の尊さを学んできました。一方で、いま社会には差別や分断という現実もあります。違いを恐れるのではなく、相手の立場や思いに耳を傾け、分かり合おうとする姿勢が、優しく強い社会をつくります。大きなことでなくても、目の前の誰かを大切にする行動が、社会を明るい方へと動かします。

また、インターネットやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)には、正しい情報もあれば、本当のように見える誤った情報もあります。情報をうのみにせず、自分の頭で考え、確かめる力を育んでください。画面から離れて、人の話を直接聞く、手で書いて考える、本を開いて調べる――そうしたアナログな営みは、判断力を磨き、心を豊かにしてくれます。

皆さんはいよいよ中学生になります。新しい環境では、挑戦の喜びもあれば、不安や困難に直面することもあるでしょう。そんな時こそ、自分を信じることを忘れず、家族や友人、先生方など、皆さんを支える多くの存在を思い出してください。皆さんは一人ではありません。

最後に、六年間にわたり子どもたちを支え、成長を見守ってくださった校長先生をはじめ、教職員の皆様に深く感謝申し上げます。卒業生皆さんの未来が、思いやりと希望に満ちて明るく輝き続けることを心より願います。

令和八年三月十七日
古賀市長 田辺一城

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