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市長室ブログ

放置竹林対策で支援を検討/西鉄宮地岳線跡地の整備促進/引きこもり支援強化(12月10日)

放置竹林対策で、竹の伐採や資源としての利活用を推進するため、森林環境譲与税を活用した支援策を検討する考えを明らかにしました。

本日の市議会一般質問で答弁したもの。古賀市では竹林整備の一環で、民間団体のこがみらいさんによるメンマの商品化が既に実現しています。議員さんからは、新たな加工技術で生まれた「竹パウダー」を農業や畜産業、酵素風呂などで活用する事例の紹介もありました。公民連携で循環型社会の可能性を広げていきたいですね。


一般質問1  一般質問2


なお、私の市長2期目の公約で、唯一実現できていないのが放置竹林対策。公約としては全52事業に整理しており、このうち51事業は達成ないし着手しています。

西鉄宮地岳線跡地の整備は、地元に根差し、暮らしている皆さんとの対話と交流を経て、市長としての責任でエリアごとに整備のあり方を決断してきています。11月には残る未整備エリアである古賀北区を含む古賀西小学校区の学校関係者、PTCAや子ども会育成会などの保護者代表、自治会や校区コミュニティの役員、見守り隊といった日常的に子どもたちと関わる皆さんとの対話集会を開き、通学時などの具体的な状況を踏まえた道路整備促進の強いご要望をいただいたことを報告しました。

今年度、自治会に聞き取り調査をしながら作成している「自治会カルテ」。自治会の課題を詳細に把握し、今後の具体的な支援につなげていくものです。議員さんから、カルテを各地域の魅力もつかめる仕様に進化させ、自治会加入促進のための「自治会ブック」の作成・配布につなげる提案がありました。とても前向きに受け止めました。

ひきこもり支援を強化する方針を明らかにしました。既に来年度予算編成に向けた市長メッセージで、ひきこもり状態にある方など就労困難者に対して、デジタル技術も活用した多様な就労の場の創出を進めたい考えを示しています。答弁では、先月に石川県加賀市で開催された地域共生社会推進全国サミットで、ひきこもり当事者だった男性から学んだ話も申し上げました。「ひきこもりの人は社会に出られない、出たくないとは違う。変わりたい、でもどうしたらいいのかわからないという状況であり、ひきこもりという生き方があることを理解してほしい」というメッセージを受け止め、その本質を理解し、それぞれに合った支援につなげていきたいと思います。

私のこの7年間の自治体経営の成果と課題もテーマになりました。特に「走りながら考える」というマネジメントの姿勢について問われました。社会の価値観の変容や技術革新に代表される急速に変化する現代において、状況を適時的確に捉え対応していく姿勢が求められていると考えています。特にコロナ禍の初期対応ではこの姿勢が有効に機能したと認識しており、こうした姿勢で自治体経営にあたっていることを説明しました。この質問は、一般社団法人官民共創未来コンソーシアムの小田理恵子代表理事による私へのインタビュー記事が土台となっています。こちらもぜひご参照ください。
https://publab.jp/2025/10/29/7214/

このほか、農業基盤整備の拡大、古賀グリーンパークとその周辺の観光・物産・情報発信機能の強化、地域防災力の強化における自治会や消防団の重要性もテーマになりました。これで3日間、14人の議員の皆さんとの一般質問は終了。これからのまちづくりにつなげていきます。ありがとうございました。

   ◇

古賀駅西口にクリスマスイルミネーションが点灯!ご尽力いただいている皆さんに感謝です。商工会の藤井博文会長と。


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先の土日も地域を駆けました。もちつきでつきたいところですが、今年は腰を手術したのでアドバイザーに徹します。古賀西校区コミュニティの皆さんによる学校プール施設を有効活用したニジマス釣り、盛り上がっていました。古賀南区安全・安心パトロール隊の結成20周年記念式典で敬意と感謝の挨拶も。


もちつき  魚釣り



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