チルドレン・ファーストのまちづくりを考えよう!
うきは市の「うきはみらいゼミ」が12日に開催され、講師としてお招きいただきました。行政が、地域が、社会全体が、子どもと子育て家庭にいかに寄り添えるか。そのためには、個々の実情を把握することはもとより、起きているだろうことを「想像」し、決断し、行動してくこと。財政を投じることはもちろん大切ですが、それだけではないということについて、古賀市の取り組みを紹介しながら説明し、皆さんと一緒に考えました。
きっかけは、以前から交流・連携し、このゼミを主宰している権藤英樹・うきは市議からのお声掛け。権藤市議、高木亜希子市議、高松幸茂市議のご尽力があり、市役所職員や子ども子育てに関わる市内外の多くの皆さんにご参加いただきました。
チルドレン・ファーストの理念をお伝えするには、新型コロナウイルス禍の初期段階、国や県の対応に関わらず、古賀市独自に迅速に様々な対策を講じたことが分かりやすいと考え、まず紹介しました。その象徴が緊急事態宣言下、あらゆる自治体で公共施設が閉鎖される中、乳幼児と保護者の居場所を開き続けたこと。子育て家庭が社会から隔絶されるリスクを回避するためでした。また、市中にアルコールが不足している状況から日常的に機器の消毒が必要な医療的ケア児がいるご家庭に市の備蓄分をプッシュで送り、平時から貧困率が高いひとり親家庭の状況を踏まえ、現金給付を速やかに実施しました。その他にも多々。
これらはすべて、現場が見えない中で「想像力」をベースに実施を決めたものです。そしてその背景には、まちづくりの中で子どもと子育てを重視するチルドレン・ファーストの理念があります。
妊娠・出産・乳幼児期に求められるきめ細かなアプローチ。古賀市はコロナ禍前から「伴走」を強く意識し、全ての初産婦・希望する経産婦に出産前から専門職が訪問し、関係性を構築しています。出産後には「社会が祝福し、これからの子育てを応援する」というメッセージを伝えるため、おむつなど赤ちゃん用品などを詰め合わせた「こがたからばこ」も贈っています。フィンランドのベビーボックスから着想を得ました。
教育現場では、コロナ禍前から独自の予算措置で、小中学校の全学年で原則35人以下学級や子どもを支える多様な人的配置を実現しています。さらに、制服や書道セットのリユース、数のおけいこセットや計算カードの市費での確保なども実施し、家計負担を軽減しています。
子どもの「声」を聴き、市政に反映させること、主権者意識を育てていくことも常に意識しています。給食の時間に学校を訪問するランチミーティングや、総合計画策定における小中学生への作文募集と対話集会、「1日市長」体験。多文化共生分野でも日本語教室や「やさしい日本語」の普及促進で高校生たちに関わってもらっています。
そもそも、みんなで子育てをしていくには、ジェンダー平等の推進と働き方の改善が必要。古賀市役所は男性職員の育休取得率が福岡県内でトップ。男性が家事・育児をする当たり前の社会に向けて、スウェーデン大使館と連携して「スウェーデンと古賀のパパたち写真展」も開催し、機運醸成も図っています。
そして、財源論も提起しました。サービスの強化には、財源が不可欠。先行世代が、未来を担う次世代、その先の世代のために、共に負担をしていただけないか。政治は国民負担を増やす提起と議論を避けがちですが、政府が「異次元の少子化対策」を検討する今、政治家は覚悟を持って提起していかなければなりません。
今回のうきは市での講演と意見交換は、私自身あらためて「これからも子どもと子育てに関わる全ての皆さんと共にチルドレン・ファーストの理念を広げていきたい」と思える時間でした。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
なお、高木亜希子市議が早速、当日の様子をご自身のnoteで報告してくださっています。
こちらもご参照ください。
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古賀市議会臨時会が15日に開催されました。改選後最初の本会議の冒頭、私から議員の皆さんに祝意をお伝えしたうえで、「地方自治は二元代表制であり、引き続きオール古賀の理念のもと、市議会の皆さまと共にまちづくりを推進し、未来への責任を果たしてまいりたいと考えております」と申し上げました。
投稿者:【mayor2010】
2023年05月16日 16時00分
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