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市長室ブログ

一般質問―西鉄宮地岳線跡地の整備、AIオンデマンドバス導入、公共施設の総量適正化、新型コロナワクチンなど(3月15日)

古賀市議会は15日、議員さんたちから私への一般質問が始まりました。私は市長就任以来、まちづくりの長年の懸案を解決すべく取り組んできており、そうしたテーマでの提起が目立ちました。

1回答  2一般質問

質問  答弁

西鉄宮地岳線跡地は、2007年の廃線から10年以上、整備が実現していません。そこで、私は市長就任後まちづくりにとって極めて重要な課題と位置付け、道路と遊歩道などを備えた空間を創出するため、事業を推進。通学児童など歩行者の安全を確保するとともに、小学校周辺に流入する通過交通を国道495号に誘導し、生活道路の安全性向上を図ります。

現在、中川区と花見南区で詳細設計を進めており、令和4年度の整備工事の着手をめざしています。また、これまで住民の皆さんとの対話を続けてきた古賀北区などその他の地域についても結論を得て整備につなげていく考えです。この日の答弁でも、「これ以上、公としての資源である跡地の整備を進めないのは行政として無責任」との考えから、さらなる整備促進に向けた決意を申し上げました。ちなみに、跡地の除草等の経費の総額も問われ、2013年度から2021年度で総額5089万9735円であることも答弁しました。

なお、この日の質疑で特徴的だったのは、西鉄電車が走っていた時代の足跡の評価を問われたことです。この視点は今後のまちづくりにとっても重要と考え、大正14年からのその歴史を振り返ったうえで、「大正・昭和から平成の時代にかけて、80年を超える歴史の中で公共交通としての役割を長く担い続けるとともに、沿線地域における住宅開発や商店街の形成に大きく寄与し、ひいては今日の市の活力につながっていることは間違いないと考えるところです」と答弁しました。

さらに、福岡県出身のシンガーソングライター、井上陽水氏の名曲「東へ西へ」に登場する「花見の駅」は、西鉄宮地岳線の花見駅といわれており、「こうしたことも語り継いでいくべき市の歴史である」との考えを申し上げました。「花見の駅で待ってる君に やっとの思いで逢えた」との歌詞で出てきます。

こちらも長年の懸案である地域公共交通ネットワークの強化もテーマになりました。市長就任後の2年前に地域公共交通網形成計画を策定。これに沿い、2022年度は新たに「AIオンデマンドバス」の実証運行を開始します。特に高齢化率が高く、路線バスの利用がしにくいと考えられる花鶴丘、日吉台の地域で運行します。

答弁では、運行計画の詳細を説明。エリアは花鶴丘1丁目から3丁目、日吉台とし、このエリアの外にJR古賀駅、JRししぶ駅、ドラッグストアコスモス、市役所、リーパスプラザこが、古賀中央病院を乗降ポイントとして設定。時間帯は、平日は7時から20時、土日祝は8時から18時。運賃はエリア内150円、エリア外300円。使用車両は乗客8人が乗車可能なワンボックス型車両を2台運行する想定で準備を進めています。これらについては、対象エリアの住民の皆さんとの地域協議会を昨年11月から3回ずつ開催し、ご意見やご要望などを可能な限り反映する形で立案しました。

当たり前ですが、AIオンデマンドバスだけで公共交通の全ての課題が解決するわけではありません。既に実施している交通政策を継続しながら、今回の実証運行から見出される成果と課題を踏まえ、市内の様々なエリアで順次改善を図り、ネットワークの強化につなげていきます。

将来の生産年齢人口の減少、これに伴う税収の減少、高齢化による社会保障費の増加などを踏まえ、私たちの世代だけでなく、次世代の負担軽減も考慮し、今から着手しなければならない課題もあります。その代表的なものが、公共施設の総量の適正化です。つまり、今の公共施設の量を減らさないと、将来世代の1人当たり負担が増える。

そこで、このほど公共施設等総合管理計画の第1期アクションプランを策定しました。この中で、社会福祉センターの千鳥苑や市民体育館などについて「建物の廃止」の検討を明記しています。ただし、仮に「建物」を廃止することになったとしても、市民サービスとして提供している「機能」は、市内の別の公共施設等で基本的に維持します。これにはそれぞれの地域に身近に存在する小中学校の施設をさらに使いやすくすることも含みます。

現時点では、10年間の方向性として検討すべき事項を示した段階であり、この期間内にそれぞれ最終的に決定することにしています。今後、公共施設全体のあり方や個別の施設の方向性について、関係団体や市民の皆さんへの説明、協議を重ね、幅広い方々のご理解を得られるよう努めていきます。

正直、既存の形でサービスを享受している市民の皆さんがいらっしゃるので、政治家としてはこうした提起は避けたいのが本音です。しかし、それでは首長は務まりません。時代のめぐりあわせとして真摯に受け止め、将来世代のことも考慮しながら最善と考え得る判断につなげていきます。

新型コロナワクチンの3回目接種の進捗も質問されました。古賀市は1月24日から実施し、2月7日からは64歳以下も含め、全対象者が「6カ月」経過後に接種可能となるよう、いち早く接種体制を構築したことにより、3月14日現在、全体で42.9%、65歳以上では83.1%が接種を終えています。

また、1、2回目の時に予約が取りにくいというお声を多く頂いたことから、電話やインターネットによる予約に加え、新たに接種券発送前に接種の日時・場所を市が指定する「おまかせ予約」の希望調査を導入したところ、約3割の方から申請があり、電話がつながりにくいなどの苦情もなく、接種するワクチンの種類も予約状況に大きな偏りがないことから、接種は順調に進んでいると考えています。引き続き、しっかり取り組んでいきます。

このほかにも▽ふるさと応援寄附金の積極的な取り組み▽地籍調査事業の加速▽気候変動を踏まえた浸水想定区域の対応――などをテーマにご提起をいただきました。今後の市政運営につなげていきます。ありがとうございました。

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