またも重要な発見!!
古賀市の国史跡・船原古墳(6世紀末~7世紀初め)から出土した遺物の中に、朝鮮半島の特徴を持つ極めて希少な鉄製の冑(かぶと)が九州で初めて確認されました。外交や交易に関わる「最高ランクの武人」(専門家)など社会的地位の高い有力者が使用したとみられます。17日、記者会見で発表しました。
この冑は「竪矧板革綴冑(たてはぎいたかわとじかぶと)」。22枚の縦長の鉄板(竪矧板)が革紐で綴じられ、頭頂部に伏板が取り付けられている構造。伏板には、冠帽と呼ばれる烏帽子形の装飾が施されていた可能性があり、これは社会的地位の高さを示すといいます。
船原古墳調査指導委員会の副会長で、記者会見に同席した桃﨑祐輔・福岡大学教授は「朝鮮半島の新羅や百済のみならず、中国の北朝や隋の使節が見ても、一目で最上位の武人とわかる冑だったと考えられる」との見解を示しています。
ヤマト王権の時代から古賀が交通の要衝であり、朝鮮半島との外交や交易で重要な地だったことを示唆しており、いまだ分かっていない船原古墳の被葬者の「謎」の解明に向けて、さらに前進しました。昨年11月に発表した国内初確認の玉虫装飾馬具に続き、調査・分析の重要な成果といえます。この玉虫装飾馬具も朝鮮半島の王陵級古墳のみで見つかっており、最上位階級の者の馬を飾った最高級品とされます。
なお、これまで船原古墳から出土した多くの馬具について調査・分析の成果を公表してきましたが、今回初めて、人が身に着けていた遺物で朝鮮半島とのつながりが確認できました。また、今回の冑と同じ構造のものは朝鮮半島でも5例しかありません。完成品に近く全体像が分かる状態で発掘されたことも資料として希少です。
記者会見では、文化課の職員さんたちが丹精込めて復元した模型を私自身が被ってみました。はっきりとしたおかっぱ頭のような形状が国内では他に見られない特徴です。また、頭頂部の出っ張りの上に装飾が施されていた可能性も。その装飾があれば、誰もが一目見て「すごいやつだ!」と分かったようです。
船原古墳の被葬者は誰なのか。これまでの玉虫装飾杏葉など希少な馬具とあわせ、その人物像に迫る発見。古賀が古来から交通の要衝だったからこそ、朝鮮半島とヤマト王権をつなぐ必然性があったのではないか。考古学界が大注目の船原古墳。今後も歴史の扉を開く発見が期待されます。引き続きご注目ください!
□
台湾から古賀市にマスクを寄贈していただきました。ありがとうございます!
古賀市に届いたマスクは1万6000枚。日本政府が今年6月以降、新型コロナワクチンが不足している台湾に対し、ワクチンを順次供給しており、そのお礼として日本に124万枚が寄贈されたもの。なお「124万」という数字はワクチン供給第1弾が「124万回分」だったことにちなんでいます。
全国の有志の首長で今年立ち上げた「日台共栄首長連盟」(発起人代表=宮元陸・石川県加賀市長)に私が入会しているご縁で古賀市にもいただきました。
日本と台湾の友好親善、絆の証。古賀市民のために使わせていただきます。
□
福岡県がLGBTQなど性的マイノリティの皆さんのパートナーシップ宣誓制度の導入に向けた検討をついに決断しました。私が県議の時代から広域行政を担う県として制度をつくるように提案していました。よかったと思います。16日の県議会本会議における代表質問に服部誠太郎知事が答弁。TNCのニュース報道は先行市町村として古賀市にも触れていただき、感謝します。(
こちら)
投稿者:【mayor2010】
2021年09月21日 16時38分
Trackbacks
Trackback URL