長年の懸案である公共交通のネットワークの改善に本格的に着手します。昨年6月に初めて策定した計画に基づき、西鉄バス古賀市内線の見直し、補完的な交通サービスの導入の可能性、公共施設等連絡バス「コガバス」のあり方などを検討していきます。
2021年度の施政方針でこれらを表明していますが、その一環として、昨年来、AI(人工知能)活用型オンデマンドバスの導入に向けた調査も進めてきました。3月1日に宗像市の日の里地区で実証運行が始まったオンデマンドバス「のるーと」について、2月に運行主体へのヒアリングを行い、現地視察も依頼。市議会定例会などのスケジュールの合間に視察が実現しました。
従来の定時定路線のバスのように時刻表や決まった運行ルートはありません。乗りたい人がそれぞれ乗りたいときにスマホのアプリや電話で予約し、それを受けたAIがその時々の予約状況に応じて運行ルートを考えながら走ります。日の里地区の乗降場所は60地点以上。大きなバスが入れない生活道路も行き来できます。予約後、数分~10分程度でバスが現れ、利便性の高さを実感できました。
古賀市の公共交通の改善にとっても期待できると考えます。一方、導入に当たっては、既存の公共交通体系との整合性の検討、事業者の皆さんとの話し合いをすべきですし、当然、予算が必要になります。総合的に検討を進め、結論を得たいと思います。
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若手農家の渡健一郎さんから古賀産の美味しいお米をご提供いただけることになり、古賀市のお子さんが生まれたご家庭のうち抽選で毎月5組に、出生時の体重と同じ量のお米をお贈りするキャンペーンを実施します。渡さん主催、市子育て支援課の後援。4月1日からスタートします!
渡さんは私と同い年で自らも子育て中。「コロナ禍という大変な状況で子育てするご家庭を応援したい」という思いからの今回のご厚意に心から感謝します。渡さんは古賀市小山田の親子2代の農家で、2018年には九州お米食味コンクールで特別賞を受賞しています。
出生届を提出される際、キャンペーンの案内チラシを配布。チラシのQRコードから、赤ちゃんのお名前と写真などを添えて応募していただき、抽選で5組のご家庭にプレゼントします。当選したご家庭には、市職員が生後1カ月半から4カ月の乳児の全戸訪問の際、お届けします。
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JR鹿児島本線をまたぐ浜大塚線(市道)の高架橋の開通を前に、地元の皆さん対象の見学会が3月27日に開催されました。鹿部区・日吉台区・花鶴丘2丁目3区の子どもたちから人生の先輩方まで多くの皆さんが参加し、おしゃべりや記念撮影をしながら楽しく歩いて渡りました。
国道495号(旧3号線)から美明の木ノ下交差点までの延長480メートルのうち高架橋部分は262メートル。頂上は地上11メートル。高架橋部分は車道で4月1日に開通します。これに伴い、現在の鹿部踏切は車両は通れなくなります。なお、歩行者用の地下歩道は令和3年度中に整備し、防犯カメラなども設置します。
平成14年度から始まったプロジェクトで総事業費は約28億円。鹿部踏切は交通量が多く慢性的な渋滞だったため、踏切除去を行い、生活道路の渋滞緩和と歩行者の安全確保を図ります。ちなみに、私はこの近くで育ったので思い出深い場所でもあります。この地域の振興にご尽力いただき、昨年10月にご逝去された元市議の清原留夫さんも天国で喜んでくれていると思います。
確実に工事を進めるためには財源確保が重要だったため、私も市長就任後、地元の宮内秀樹衆議院議員にも仲介していただき、国土交通省を訪ねて要望を重ねてきました。令和3年度中に全ての事業が完了できる見通しとなり、本当によかったと思います。これまでの関係者の皆さんのご尽力に感謝し、最後まで取り組んでまいります。
投稿者:【mayor2010】
2021年03月30日 15時01分
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