地域社会の課題が複雑化・多様化する中、総合的・包括的な相談支援体制を構築するため、古賀市としてソーシャルワーカーの配置も含めて検討する考えを明らかにしました。13日の市議会本会議で一般質問に答弁しました。超高齢社会に対応するための地域包括ケアシステムの構築に加え、親の高齢化と子の引きこもりが長期化することで家庭の社会的孤立につながる「8050問題」をはじめ認知症や虐待、孤立死、生活困窮、高齢者、障がい者、子どもなどを取り巻く課題にワンストップで対応できる体制をめざします。
社会課題が複雑化・多様化する状況に対応するためには、公的な福祉サービスだけでなく、自分でできることは自分でする「自助」や、家族や地域で支え合う「共助」、自助と共助を支える「公助」があいまった重層的な形で「地域福祉」を推進しなければなりません。そのためには、市民の皆さんに地域福祉の担い手としての意識を持っていただくことが不可欠ですが、市町村行政が「縦割り」を脱却し、「丸ごと」を前提として相談を受け止める支援体制が求められています。
最近の報道などによると、厚生労働省も、古賀市がめざしているような包括的な相談支援体制の構築に取り組む市町村を財政面で支援する考えで、社会福祉法の改正を経て2021年度からの本格実施をめざす方針。古賀市としてはこうした国の動きにも連動できるよう、準備を加速させていきます。
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本日の一般質問では4人の議員さんから、前述の地域福祉の推進を含めご提起をいただきました。
住民福祉の向上と観光振興の観点から薬王寺水辺公園の利用促進をご提案いただき、その手法について検討する考えをお示ししました。同公園は森林と水辺の景観が素晴らしく、自然を楽しみ、憩える空間となっており、市内外の皆さんに楽しんでいただける価値があると私も確信しています。生物多様性を保全し、これを学ぶ観点からも極めて有意義な場所です。ただし、公園の一部が池の堤体となっており、さらに外周に管理路はあるもののこれを一般の車両が安全に乗り入れできる道路として敷設できるかといった構造上の課題があります。こうした課題を検証したうえで、利用促進策を検討していきたいと考えています。
古賀市出身の福岡堅樹選手が大活躍したラグビーワールドカップや古賀ゴルフ・クラブで開催された日本オープンゴルフ選手権、来年の東京オリンピック・パラリンピックなどを契機として、スポーツの振興と地域活性化に取り組んできています。この日の答弁では、ルーマニアのホストタウンとして青少年を含む市民と選手の皆さんとの交流の機会を引き続き作っていくことや、多様性を尊重するラグビーの理念をまちづくりにつなげていく考えを申し上げました。また、市内の運動施設(社会体育施設・公園運動施設)の使用料減免基準の見直しについても問われ、公の施設は受益者負担の原則であることを確認し、公平性確保の観点から基準の統一化を図ること、青少年健全育成の観点から子ども料金を半額程度で設定することなどを申し上げました。
私が現在、市内46行政区(自治会)を対象に開催しているタウンミーティング(対話集会)の告知も含め、古賀市から市民の皆さんに対する情報発信の強化についても提起があり、自治会との連携を強化する必要性や、市民の皆さんにもご協力をいただきながら情報を拡散させる手法を検討すること、広報こがなど紙媒体やSNSなどのインターネットツールを多用に活用することで相乗効果を上げる重要性などについて共有をさせていただきました。
今日も頭フル回転でした。来週16日(月)の一般質問も真摯に答弁できるよう臨ませていただきます。
投稿者:【mayor2010】
2019年12月13日 18時07分
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