中村哲様のご逝去の報に接し、大変驚くとともに、悲しくてやりきれません。古賀西小学校の出身で、古賀で少年期を過ごされるなどご縁が深く、個人的には福岡高校の大先輩でもあり、ご挨拶させていただいた時の笑顔が思い出されます。謹んで哀悼の意を表し、ご功績に敬意を表します。
ご逝去を悼み、5日午前の古賀市議会本会議で議員の皆さんとともに黙とうを捧げました。結城弘明議長のお取り計らいで、私も市長として発言の機会をいただき、国際NGO「ペシャワール会」現地代表としてアフガニスタン・パキスタンでの支援活動に長年取り組んでこられた多大なるご功績に深甚なる敬意を表しました。中村様の母校・古賀西小学校でも全校児童が黙とうを捧げました。
中村様が子どもたちをはじめ私たちに伝えてくれた「世界平和」への遺志を継ぎ、私たちの社会を構築していく決意を新たにしました。
市長として発表した追悼の談話をお示しします。市議会本会議での追悼の言葉もこの談話に沿ったものです。
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アフガニスタン・パキスタンでの支援活動に長年取り組んでこられた国際NGO「ペシャワール会」現地代表、中村哲様のご逝去の報に接し、謹んで哀悼の意を表します。中村様は古賀西小学校の卒業生でいらっしゃるなど古賀市とご縁が深く、大変驚くとともに、多大なるご功績に深甚なる敬意を表します。
中村様は古賀西小学校の卒業生です。同校の創立50周年記念誌で、中村様は「海岸に面して松林に囲まれた校舎は素敵でした」「自然への興味が昆虫採集や山歩きとなり、その延長に今の生き方が築かれたのは事実のようです」とつづられ、古賀や周辺地域を歩き、遊び、暮らした子ども時代の日々が「その後の人生に大きな影響」を与えたことを振り返られています。
2006年には「先輩」として母校を訪れ、子どもたちに水路づくりの体験活動の機会を作ってくださいました。今、子どもたちは毎年募金を集め、ペシャワール会に寄付をしています。2016年には古賀市で「今、平和を考える」と題して講演をしていただきました。医療だけでなく食糧支援や灌漑事業など幅広い分野で支援を続けてこられたご経験に裏打ちされた中村様の「言葉」に、私も心を揺さぶられました。
個人的な話ですが、福岡高校の同窓生であり、2018年の創立百周年記念行事でご挨拶させていただいた際の優しい笑顔が今も鮮明に思い出されます。古賀市におられる同級生やご友人の方からも「子どものころから優しい人だった」とのお声が寄せられています。
謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
令和元年12月4日
古賀市長 田辺 一城
投稿者:【mayor2010】
2019年12月05日 16時41分
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