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市長室ブログ

新型コロナウイルス対策の補正予算が成立(4月20日)

〇ワクチン接種体制拡大、タクシー初乗り運賃補助とシャトルバス運行
〇事業者支援―キャッシュレス決済で最大20%還元、デジタル格差対策も
〇ひとり親や低所得の子育て世帯に子ども1人当たり5万円を支給へ
〇生活困窮者の自立相談支援員と家計改善支援員を増員へ

古賀市議会臨時会が本日開かれ、私から新型コロナウイルス対策として、ワクチンの接種体制拡大と移動支援、事業者支援や経済的困窮への相談体制の強化を盛り込んだ補正予算案を提案し、可決していただきました。感謝いたします。

臨時会

新型コロナワクチンの接種体制の強化では、集団接種会場の拡充や接種会場までの送迎、コールセンター体制の強化などに取り組みます。具体的には、集団接種会場がサンコスモ古賀の1カ所だったところ、国立病院機構・福岡東医療センターのご協力を得て計2カ所に拡充します。サンコスモ古賀は当初は1日120人、後々には最大480人の対応を可能に、福岡東医療センターも当初は1日200人、後々には最大600人の対応を可能にします。

また、接種会場へのタクシーの初乗り運賃を助成します。70歳以上の一人暮らし高齢者や75歳以上の高齢者のみ世帯の人、障がいのある人など避難行動要支援者の皆さんが対象です。あわせて、サンコスモ古賀で集団接種を開催する日はJR古賀駅とサンコスモ古賀の間で、どなたでもご利用いただけるシャトルバスを運行します。

なお、集団接種にご協力いただく医療従事者の皆さんには、開催当日までに県の接種が間に合っていない場合、市として独自に接種していただける体制とする方針を明らかにしました。

古賀市は既に65歳以上の高齢者の皆さんに接種券を発送し、集団接種の予約受付を明日4月21日に始めます。最初は国からのワクチン供給が限られており、5月2日から22日までに接種を予定する960人分で、予約が大変取りづらい状況になりますが、ご理解いただきたいと思います。ワクチンは順次供給されますので安心してお待ちください。

事業者支援では、大手チェーン店を除く市内店舗でキャッシュレス決済(PayPay)を利用した場合に最大20%を還元するキャンペーン(7~8月予定)を実施します。昨秋以来2回目。今回は高齢者のデジタル格差解消や非接触型社会もめざし、スマートフォンの利用を学べる出前講座や広報誌での特集といった取り組みをあわせて推進します。

新型コロナウイルスに関する国の貸付制度の借入申込期間延長などにより、失業や収入の減少など生活困窮世帯の相談の増加に対応するため、自立相談支援員と家計改善支援員をそれぞれ1人ずつ増員し、体制を強化します。また、児童扶養手当受給世帯や住民税非課税の子育て世帯などに対し、子ども1人当たり5万円を支給します。

   □

福岡県が県内全域において不要不急の外出を自粛するよう、県民の皆さんに要請したことを受け、本日、市長メッセージを発信しました。

◎福岡県による不要不急の外出自粛要請を受けて

福岡県は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、県内全域において不要不急の外出を自粛するよう、県民に要請しました。期間は4月20日から5月19日までの1カ月間。大阪や東京を中心として全国的に感染力が強いとされる変異株が拡大する中、私たちは危機の最中にあることをあらためて認識し、感染拡大防止に取り組んでいかなければなりません。

市民の皆さまは、仕事や学業、通院、買い物、健康維持の運動などを除いた不要不急の外出を自粛するとともに、10都府県のまん延防止等重点措置実施地域など感染が拡大している地域への不要不急の往来も自粛してください。そして、日常生活における「3密」回避とマスクの着用、手洗いや消毒・換気などを徹底してください。特に、マスクを外しての多人数での会食はリスクが高く、20歳代から30歳代の若年層でも感染拡大と重症化がみられるようになっており、注意をお願いします。

事業者の皆さまには、可能な限り、テレワークや在宅勤務、時差出勤、分散勤務の推進、妊婦の休業補償等に取り組み、接触機会の低減を図っていただきたいと思います。これらについて、古賀市役所も率先して取り組んでいきます。

これまでの新型コロナウイルスと対峙してきた経験を踏まえ、社会・経済活動を維持していくことも大切です。市主催行事は原則として中止せず、それぞれの行事ごとに感染拡大防止策を徹底しての開催やオンラインの活用、開催日の延期などを検討します。現段階で公共施設の利用に制限は設けません。

こうした中、古賀市は21日から、65歳以上の高齢者の皆さまを対象に新型コロナワクチンの集団接種の予約受付を開始します。当初は国からのワクチンの供給量が限られ、5月2日から22日までに接種できるのは960人分となっています。予約が大変取りづらい状況になりますが、ご理解いただきたいと思います。なお、ワクチンは順次供給されますので安心してお待ちください。また、本日、新型コロナウイルス対策としてワクチンの接種体制拡大と移動支援、事業者支援や経済的困窮への相談体制の強化を盛り込んだ補正予算が成立しました。引き続き、しっかりと対策を講じていきます。

そして、私たちが常に念頭に置かなければならないのは、感染した方やそのご家族、医療従事者への差別や偏見を許さないということ。この間、古賀市はシトラスリボン運動に賛同し、やさしさの輪を広げています。市民の皆さまも共に取り組んでいただきたいと思います。

市民の皆さまのご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。1年以上が経ちましたが、コロナ禍は続きます。共にこの難局を乗り越えていきましょう!

令和3年4月20日
古賀市長 田辺一城


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