『11月15日(土)、リーパスプラザ大会議室で第4回みんなの人権セミナーが開催され、大牟田市の児童家庭支援センター「あまぎやま」主任相談員の坂口明夫さんが「子どもに向き合い、寄り添いながら・・・」をテーマに東日本大震災の被災児童のこと、支援が必要な子どもたちへの接し方などについてお話をされました。自身を単なる相談員ではなく「福祉“想”談員」と称し、相手を真に思いやるにはイマジネイション(想像力)が大切という言葉が心に残りました。
■セミナー要録
(震災孤児)
・被災地児童から砂で作られた誕生ケーキの写真がメールで届いた。ボランティア参加している自分の背後にも家族がいることを分かってくれる優しい子。震災を糧に相手を思いやれる子に成長して欲しい。負の体験を負のまま終わらせてはいけない。
・東日本大震災の子ども被害者は小学生以下が半数以上。中学生はひとりでも逃げられるから親が迎えに行かないが、小学生以下は親が車で迎えに来て渋滞になり津波にのまれたから
・92歳の祖父が中3、小6の孫の面倒を見る大変な現実。
・震災孤児は親類が引き取るケースが多い。いとこがある日兄妹になる。子ども同士一見仲が良く見えるがお互いに気をつかいすぎ。そのことを親に伝えると親が泣き出した。姪を見ていると妹を亡くしたことを日常に思い出してつらい。
(施設の子ども)
・はじめて会った人にも愛想よくしないと生きていけない。明日を生きるより今日を生きる
・しっかりしているねと言われるが、生き残るためにはしっかりせざるを得ない。しかしつくられた人格はどこかで無理がでて反社会的行動にでることもある。
・万引きした子の首根っこを捕まえて菓子折りを持って謝りにいったことを、子どもは大きくなっても忘れずに感謝してくれた
・真の共感性とは何か。「分かる」と「分かりたい」の違い
・心に家族など、大事な誰かを住まわせることが大事
・しんどい人に対してできること=〇変わらぬまなざし〇違いを気づかせる気づき〇ジャッジだけせず気持ちに寄りそって聴く
・支援の3つの「あ」、あせらない、あきらめない、ありのまま(あるがまま)
・自分は相談員ではなく、「“想”談員」と思っている。相手を真に思いやるにはイマジネーションが大事
・虐待する親ではなく、虐待せざるを得ない親なのだと考えてサポートしよう。子育てがわからないことを素直にわからないと言えるようなサポート体制が必要』
※街角スナップでは、皆さんからの投稿をお待ちしています。どしどしお寄せください!
投稿者:【towns】
2014年11月25日 13時55分
Trackbacks
Trackback URL