市内の家きん農場において令和5年1月3日(火)に確認された高病原性鳥インフルエンザに係る農場の初動防疫措置が、1月18日(水)午後7時に完了しました。
なお、消毒ポイントでの車両消毒は、継続します。
市民の皆さまには、高病原性鳥インフルエンザについて、正しい知識を持って冷静な対応をお願いします。
1 これまでの経過
(1)1月2日 簡易検査による陽性判定
(2)1月3日 確定検査による陽性判定
(3)1月3日 同日9時より殺処分及び汚染物品の処理を開始。同時に、感染拡大防止のため、主要道路に消毒ポイント3箇所、緊急消毒ポイントを1箇所設置し、畜産関係車両の消毒を開始。
(4)1月4日 17時、全ての飼養家きんの殺処分が完了(445羽)
(5)1月18日 家きんや餌などの処理完了。北九州市の民間施設で焼却。
(6)1月18日 発生農場の消毒完了
2 消毒ポイント
高病原性鳥インフルエンザウイルス拡散防止のため、移動制限区域内(発生農場から半径3km以内の区域)の消毒ポイントとして、制限区域内を通過する畜産(養鶏)関係車両の消毒を行います。
詳細は下記リンクをご参照ください。
高病原性鳥インフルエンザに係る消毒ポイントについて(福岡県庁ホームページ)
3 今後の防疫対応
1月18日 (水) 初動防疫措置完了
1月29日 (日) 清浄性確認検査※2
2 月2日 (木) 検査結果判明予定
2 月3日 (金) 搬出制限区域※3解除予定
2 月9日 (木) 移動制限区域解除、すべての消毒ポイント廃止予定
※2:国の特定家畜伝染病防疫指針に基づき、初動防疫措置完了から10 日経過後に移動制限区
域(発生農場から半径3km 以内の家きん等の移動を禁止する区域)内の農場を対象に実施
する、臨床検査、血清抗体検査、ウイルス分離検査。
※3:発生農場から3~10km 圏内
4 その他
(1)日本では、これまで家きん肉及び卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染した事例はありません。
(2)今後とも、本件に関する情報提供に努めていきますので、生産者等の関係者が根拠のない噂などにより混乱することのないよう、ご協力をお願いいたします。
お問い合わせ先
福岡県畜産課 Tel:092-643-3497
参考:農林水産省ホームページ
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/230103_4.html