市内の家きん農場において確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜に係る殺処分が、1月4日17時に完了しました。
引き続き、拡大防止に向けた衛生対策の徹底に努めてまいります。
市民の皆さまには、高病原性鳥インフルエンザについて、正しい知識を持って冷静な対応をお願いします。
1 これまでの経過
(1)1月2日 簡易検査による陽性判定
(2)1月3日 確定検査による陽性判定
(3)1月3日 同日9時より殺処分及び汚染物品の処理を開始。同時に、感染拡大防止のため、主要道路に消毒ポイント3箇所、緊急消毒ポイントを1箇所設置し、畜産関係車両の消毒を開始。
(4)1月4日 17時、全ての飼養家きんの殺処分が完了(445羽)
2 消毒ポイント
高病原性鳥インフルエンザウイルス拡散防止のため、移動制限区域内(発生農場から半径3km以内の区域)の消毒ポイントとして、制限区域内を通過する畜産(養鶏)関係車両の消毒を行います。
詳細は下記リンクをご参照ください。
高病原性鳥インフルエンザに係る消毒ポイントについて(福岡県庁ホームページ)
3 今後の防疫対応
(1)殺処分した家きんと汚染物品の処理、農場全体の消毒(初動防疫措置完了)
(2)周辺農場の清浄性の確認検査を実施し、問題がなければ、初動防疫措置完了後、約
2週間で搬出制限区域※1、約3週間で移動制限区域※2を解除(防疫措置完了)
※1:発生農場から半径3~10km以内の区域。区域外への搬出を禁止
※2:発生農場から半径3km以内の区域。家きん等の移動を禁止
4 その他
(1)日本では、これまで家きん肉及び卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染した事例はありません。
(2)今後とも、本件に関する情報提供に努めていきますので、生産者等の関係者が根拠のない噂などにより混乱することのないよう、ご協力をお願いいたします。
お問い合わせ先
福岡県畜産課 Tel:092-643-3497
参考:
農林水産省ホームページ