ひと育つ こが育つ
現在のページ
古賀市では、戦後70年にあたる2015年から平和の取組の一環として、被爆クスノキ2世の植樹を行っています。
1945年(昭和20年)8月9日午前11時2分、長崎に原子爆弾が投下され、多くの尊い命が犠牲となり、市街地は廃墟と化しました。爆心地から約800mの山王神社境内に立つ樹齢500~600年の大クスノキも被爆し、一時は枯死寸前となりましたが、その後新芽を吹き返しました。この「被爆クスノキ」は、現在では平和と復興のシンボルとして大切に守られ、市民に親しまれています。
長崎市の山王神社に残る「被爆クスノキ」から育てられた2世の苗木を、古賀市では平和の願いを次世代へつなぐ取り組みの一環として植樹しています。この苗木は、戦争の惨禍を伝えるとともに、平和への思いを育む象徴として大切に育てています。この苗木は、古賀市が加盟している「平和首長会議」よりご提供いただいたものです。
令和7年8月現在、古賀市では13本の被爆クスノキ2世を植樹し育てています。
総務課
総務係
電話:092-942-1112(直通)