ひと育つ こが育つ
毎年、夏から秋にかけて、ハチの活動が活発になることから、ハチの駆除についての相談が多く寄せられます。個人の所有地、管理地におけるハチやハチの巣の駆除は市では行っておりません。インターネットや電話帳などで駆除業者を調べ、土地建物の所有者、管理者が駆除を依頼してください。職業別電話帳で駆除業者を探す場合は「ハチ駆除」、「消毒業」などのページをご覧ください。駆除を依頼する際は、必ず見積りを行い、不明な点は駆除業者に確認し、よく検討してから行ってください。
市販のハチ専用の殺虫スプレー等もありますが、特にスズメバチなどは個人では駆除が難しく、危険を伴いますので、駆除業者への依頼をお勧めします。
〇ハチに刺されないためには
野外で活動する際は以下の点に気をつけ、ハチに遭遇しても落ち着いて対処し、被害を防ぎましょう。
・ハチの巣に近づかないようにしましょう。
・長袖、長ズボン、帽子を着用し、なるべく白っぽい服装を選ぶようにしましょう。
※ハチは黒色のものを狙って攻撃する習性があるため、黒っぽい服装は避けるようにしましょう。
・むやみにハチの巣を刺激しないようにしましょう。
・ハチが近づいてきても、手で追い払ったりせず、静かにその場を離れるようにしましょう。
〇ハチに刺されたときは
刺された場所から速やかに離れ、応急処置をしてください。
【応急処置】
1.刺された部分を指でつまむなどして、毒を絞り出す。
2.患部を水で洗い流し、よく冷やす。
3.抗ヒスタミン剤の入った軟膏を塗る。(アンモニアは使用しても効果がありません)
※吐き気、下痢、じんましん、呼吸困難、むくみなどの症状が出た場合は、アレルギー性のショック症状が考えられます。特に以前ハチに刺されたことのある人は、症状が重くなることがあるので、少しでも変わった症状がみられたら速やかに医療機関を受診してください。
ハチの巣の駆除は早期発見が大切です。4月から6月までの最初の働きバチが羽化するまでの間は、女王バチ1匹で巣作りを行っている時期なので、その間に巣を発見できれば、比較的安全で費用も安く駆除が行えます。
なるべき費用負担を少なくするために、春先(4月から6月)のうちに巣を作られやすい場所を点検するよう心がけましょう。
〇巣を作られやすい場所
・天井裏、壁の中
・床下の通気口
・軒下、換気口
・植え込みの中
・木の枝、木の洞
※巣を見つけたときは、急に近づかない、揺らさない、近くで騒がないよう注意しましょう。
ハチの種類 | ミツバチ | アシナガバチ | スズメバチ |
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体長 | 12mm前後 | 20〜26mm | 27〜45mm |
姿 | ![]() |
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巣 | ![]() |
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巣の寿命 | 女王バチが生きている間 | 1年限り | 1年限り |
環境課
環境整備係
電話:092-942-1127(直通)
Eメール:kankyo@city.koga.fukuoka.jp