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盛岡市の全国都市問題会議に参加しました(10月11~12日=竹下)

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 岩手県盛岡市で開催された第74回全国都市問題会議に出席しました。全国から約1600人の首長・市会議員らが集まり、「私たちの未来は被災地とともに~未来につなぐ復興の絆」をテーマにした基調講演、震災の報告、パネルディスカッションが行われました。
 開会式では、全国市長会長の森民夫・長岡市長が「今後も800を超える自治体で、心の復興も含めて被災地を支援していく」とあいさつされ、開催市の谷藤裕明・盛岡市長は「岩手の県都の役割として今後の自治体連携の議論を進めながら、昨年世界遺産に登録された平泉の文化遺産を希望の光とし、復興を進めていきます」と力強く語られました。また、来賓の達増拓也・岩手県知事は「行政のスリム化が進む中で、全国から多くの職員を東北に派遣していただき感謝申し上げます」と話されました。
 平田オリザ大阪大学教授は「文化による地域復興をめざして」の報告の中で、この震災で家族を亡くされた方々を支えるには、日本人が生まれながらに持っている無意識のセーフティーネットを再認識することが重要であると話され、とても参考になりました。
 パネルディスカッションなどの中では、被災した自治体の方々の反省点として、全国から集まるボランティアを統制出来る職員が少なかったことが挙げられました。阪神淡路大震災を経験した関西都市圏からの派遣職員に随分と助けられたそうです。古賀市においても有事に備え、多くの職員がそのノウハウを十分に吸収しておく必要があると改めて感じたところです。
 最後に、「私たちは、復興の大きな力となっている『絆』を未来へとつなぎ、古くから日本社会にあった助け合い、支え合いの心を大切にするとともに、広域災害に対処していくため、全国的かつ自律的な連携が機能するシステムの形成をめざす。そして、被災地の復旧・復興が長期に及ぶことから、今後も被災地に寄り添いながら支援を継続していく」との大会宣言を採択して閉会しました。
 私も現地派遣から戻ってきた職員らとともに協議するなど、今後の支援について古賀市として何をすべきかを考えてきましたが、これからも末永く被災地の方々のことを気に止めながら、様々な分野での復興支援を継続していかなければならないとの思いを強くしました。市民の皆さまのご理解とご協力をお願いします。




カテゴリ:General
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