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6次産業化先進地の上天草市を視察しました(8月21日)

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 農林水産業者(第1次産業)と製造業(第2次産業)、流通・販売・サービス(第3次産業)が連携して一体的に行う6次産業化の取り組みの先進地である熊本県上天草市を、市職員3人と視察しました。川端祐樹市長(写真の右)をはじめ、上天草市職員の皆さんや上天草市物産館「さんぱーる」の何川嘉一支配人に案内していただきました。丁寧なご説明ありがとうございました。古賀市としても参考になることが多く、有意義な視察となりました。
 上天草市は、熊本県の西部、天草地域の玄関口となっており、周囲を有明海、八代海に囲まれ、大小さまざまな島からなる市です。安価な輸入農作物や長引く経済低迷、人口減、少子高齢化などの状況の中、今年度から「国際的6次産業化マスタープラン」を作成し、3年間で5億円の経済効果を目標にしていました。農林水産業の活性化や経営の安定化や生産体制の強化のため、オリジナルブランドの開発など、農林水産物の付加価値を高めることに積極的に取り組むそうです。上天草市物産館「さんぱーる」に「市農林水産物加工品開発研究センター」を併設して、新しい加工品等の商品開発の支援も行っていました。
 「さんぱーる」は、農産物、花き類、魚介類をそれぞれ販売する建物3棟とレストランがあり、年間約7億円の売り上げがあるそうです。また、「藍のあまくさ村」では、天草の特産品販売の他に、ちくわの製造工場見学などもでき、大変にぎわっていました。また、「市農林水産物加工品開発研究センター」には、急速冷凍装置など商品開発に必要な機材が設置してあり、市のブランド推進室の職員も常駐していました。現在、約20種類の商品を開発中で、既に完成しているドレッシングやディップソースなどは、「ららぽーと東京ベイ」や熊本駅にあるアンテナショップなどでも販売しているそうです。
 古賀市は、「人やモノが集い、活気にあふれ、にぎわうまち」を都市イメージのひとつに掲げ、地産地消による地元特産品の消費拡大や、商工業の生産者を中心に新たな特産品開発にも積極的に取り組んでいます。5月の「古賀モノづくり博 食の祭典」は大盛況でしたが、11月の「まつり古賀」では、6次産業化や農商工連携による新特産品開発をめざして、市内の農業者や事業者から応募された商品を市民の皆さんに試食・投票していただき、古賀の一品を決める「K-1(古賀の一品)グランプリ」も初めて実施します。どのような商品がお披露目されるかご期待ください。

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