第53回古賀市消防ポンプ操法大会が、小野小学校の運動場で開催され、大会の顧問として出席しました。朝からの大雨で、開会式は中止されましたが、消防団の皆さんにおかれましては、常日ごろから、火災、風水害、地震などの災害時において、迅速な対応を講じていただいていることに対し、厚くお礼申し上げます。
操法は火点と呼ばれる的を狙って放水し、的中するまでのタイムと、動作の的確さを競うものです。火災をはじめとするあらゆる災害現場での行動の基本となるものであり、消防団員が、訓練に訓練を重ねて習得された技術です。この日の大会では、自動車ポンプの部と小型ポンプの部が行われ、19分団から83名の選手が出場しました。団員たちは、雨でびしょぬれになり、震える体をこらえながらも熱く競い合っていました。審査の結果、今年度は、自動車ポンプの部で第5分団(古賀)が、小型ポンプの部では第13分団(薦野)がそれぞれ優勝しました。
今年度は、2年に1度の上位大会が開催される年であり、優勝された2つの分団は、古賀市の代表として、7月29日に開催される糟屋地区大会に出場します。大会では、訓練の成果を遺憾なく発揮されて、県大会出場を果たしてほしいと願っています。
古賀市では、今年度からスタートした第4次古賀市総合振興計画で、「つながりにぎわう快適安心都市こが」を10年後の都市イメージとして掲げております。その実現のためには、「地域の安全は自分たちで守る」という自主防災の意識を高めることが必要です。その要である古賀市消防団には、火災や災害から市民を守るために、日常は仕事を持ちながら、ボランティア精神と郷土愛で活動していただいています。今後も、市民の安全を守るために頑張っていただきたいと切に願っています。
投稿者:【mayor2010】
2012年06月29日 10時08分