特定外来生物に指定されており、毒を持つ「セアカゴケグモ」は、暖かくなり始める4月ごろから10月ごろにかけて多くなります。
夏に向けて活発化することから、古賀市でも、セアカゴケグモが発見されています。
攻撃性はなく、おとなしいクモなので、素手で触らない限り、咬まれることは少ないと言われています。
排水溝の裏や、遊具の隙間、ベンチの裏など、日の当たらない場所や物かげになる場所を好んで住み着くため、該当しそうな場所での作業等を行う際には長袖、長ズボン、手袋を着用してください。
また、セアカゴケグモを見つけた場合は、市販の殺虫スプレーをかけるか、ふみつぶして駆除し、市役所へ連絡しましょう。
●特徴・習性
毒をもっているのはメスだけです。
メスの体長は、約1cm、全体に黒く背に赤色の縦状の模様があります。
オスの体長は、約0.4cm~0.5cmで腹部の背面は灰白色をしています。
攻撃性はなくおとなしいクモです。素手で触れない限り咬まれることはありません。
●対策
野外で作業をする場合は、長袖、長ズボン、手袋等を着用してください。
●咬まれた時の対処法
咬まれたときは、針で刺されたような痛みを感じます。やがて咬まれた部分の周りが腫れて赤くなります。悪化すると痛み、発汗、発熱、発疹などが現れることがありますので、温水や石けん水で傷口を洗い、病院で治療を受けることが必要です。
●駆除方法
発見した場合、決して素手で触れず、駆除は市販の家庭用殺虫剤で駆除して下さい。
●問い合わせ先
古賀市役所環境課 電話:092-942-1127
※
福岡県庁ホームページに詳しい情報が掲載されています。