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市長室ブログ

秋季戦没者追悼式―不戦を誓い、恒久平和への決意を新たに(9月15日)

本日、古賀市秋季戦没者追悼式を挙行しました。

市役所慰霊塔前で、市長として、戦没者の皆さま、戦災死没者の皆さま、すべての先人の皆さまに敬意を表し、感謝し、御霊の安らかならんことを祈り、哀悼の誠を捧げました。そして、不戦を誓い、恒久平和への決意を新たにしました。

慰霊塔

新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発令されている状況ですが、先の大戦の記憶が薄れゆく今、戦没者追悼式は中止すべきでないと判断しました。出席者は市議会の結城弘明議長、遺族会の安川敏行会長、市長の私、副市長、教育長、保健福祉部長と担当の福祉課職員に限定するなど規模を大幅に縮小し、感染拡大防止策を徹底しました。

市長式辞  参列者


以下、市長としての式辞を全文掲載します。

   ◇

 本日ここに、戦没者ご遺族並びにご来賓の皆様のご列席のもと、古賀市秋季戦没者追悼式を挙行するに当たり、市を代表し、謹んで式辞を申し上げます。

 先の大戦が終わりを告げてから、早くも七十六年の歳月が過ぎました。

 祖国の平和と発展を願い、愛する家族を案じつつ、苛烈を極めた戦いの中で傷つき倒れられた方々、あるいは戦後、遠い異郷の地で亡くなられた方々のご無念を想うとき、今なお深い悲しみが胸に迫ってまいります。

 今日の平和と繁栄は、戦争によって心ならずも命を落とされた方々の犠牲の上に築かれていることを、私たちはひとときも忘れてはなりません。

 戦没者の皆様に哀悼の誠を捧げますとともに、ご遺族の皆様のご苦労に対し、心から敬意を表します。

 戦争は、一人一人の自由を奪い、幸福の追求を阻むものです。個人が尊重される平和で安定した社会に向け、ここに不戦を誓い、世界の恒久平和への決意を新たにします。

 現代は、戦争を体験した方々から話を聴き、その本質を知る機会が急速に失われています。先の大戦を追体験することで戦争の悲惨さと愚かさを真に理解し、次の世代へ伝えていくことが私たち戦後世代の責務であります。

 非核・平和恒久都市を宣言している古賀市は、平和首長会議に加え日本非核宣言自治体協議会に加盟するとともに、平和の願いを次の世代へとつなげる取り組みとして、すべての小中学校に長崎の被爆クスノキ二世を植樹し、修学旅行での長崎訪問や遺族会による平和学習などを行っています。

 これからも、ふるさと古賀の明るい未来を切り拓き、市民が安心して暮らせるまちづくりの実現に向け、全力を尽くしていくことを、今ここにお誓い申し上げます。

 結びに、戦没者の御霊の永久に安らかならんことを、そして、ご遺族の皆様の今後のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、式辞といたします。  

令和3年9月15日
古賀市長 田辺一城 

   □

遠賀信用金庫さんがLGBTQなど性的マイノリティの皆さんを対象とした住宅ローンの取扱いを始めたことについて、毎日新聞が本日付朝刊で報道。ウェブ版はこちら

毎日新聞

古賀市のパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度に賛同し、古賀市が発行する宣誓書受領証や受領カードを証明書類と位置付け、しんきん保証基金の保証付住宅ローンについて、配偶者の定義に同性パートナーを加えたもの。

約2カ月前の発表だったので、まさかこのタイミングで載るとは思いませんでした。遠賀信用金庫の発表後、県内の他の金融機関にも広がっていますね。感謝!


   □

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