古賀市役所

背景色変更

文字サイズ

市長室ブログ

保育現場を充実させるICT化へ!―オンライン講演(11月30日①)

全国の子ども子育てに関わる皆さんがオンラインでつながる「保育をどうしよう未来会議」(ユニファ主催)が11月27日に開かれ、古賀市のチルドレンファーストを理念とするまちづくりと公立保育所におけるICTサービスの導入をテーマに講演の機会をいただきました。

ユニファ主催の「保育をどうしよう未来会議」で講演の機会をいただきました

私からは、古賀市の子どもを中心とした取り組みとして、市の単独費用を投じながら小学1年生から中学3年生まで原則35人以下学級を実現していることを説明。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発令され、ほぼ全ての公共施設を閉鎖する中でも、乳幼児と保護者の居場所「つどいの広場でんでんむし」を開き続け、児童虐待のリスクの潜在化を回避したことなどを申し上げました。福岡都市圏の市町の中で年度当初に「待機児童ゼロ」を継続しているのは古賀市だけであることも報告しました。

テーマは、「古賀市のチルドレンファーストを理念とするまちづくりと公立保育所におけるICTサービスの導入」

そのうえで、今年度から古賀市立の鹿部保育所で、ユニファのICTサービス「キッズリー」を導入した経緯を紹介。古賀市では現場の声を踏まえ、保育所の先生方が子どもと向き合う時間を一層確保すること、保育所と保護者のコミュニケーションの効率化・円滑化・深化をめざし、まずは防災対応などの緊急連絡や日々のお便りの一斉配信、降園管理からICTサービスを活用している現状をお伝えしました。今後は登園管理や子どもの活動の様子の写真配信などにつなげていきます。

ICTの導入は新たな挑戦になるため、行政は及び腰になるケースが指摘されており、私からは「ICTサービスの機能を全て最初から活用することを前提とするのではなく、保育所の先生にも保護者にも負荷を感じさせ過ぎないよう、できるところから始めていくことが大切」との考えを申し上げました。

対談形式で相手を務めてくださったユニファの土岐泰之・代表取締役CEOからは、これから先のICTを活用した子ども子育て支援のあり方について新たな提起もありました。子どもを取り巻く多職種の連携や、産前から就学までの一貫した支援体制の構築の必要性についての指摘は刺激になりました。官民が連携し、知恵を出し合っていくことの大切さをあらためて実感しました。

オンライン対談の様子

今回講演をさせていただきましたが、古賀市もこの分野は走り出したばかり。引き続き、実践しながら、学びながら、より充実した保育サービスにつながるよう、取り組んでいく決意を新たにしました。こうした機会をいただき、ありがとうございました!

Comments

コメントはまだありません。

Add Comments

このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。

Trackbacks

Trackback URL


カテゴリ:General
過去のアーカイブ月別一覧RSS/WebFeed
Powered by Nucleus CMS.


このページに付箋をつける
LINEで送る

ページトップに戻る

翻訳ウィンドウを閉じる
Multilingual Living Information website【多言語生活情報サイト】
日本の生活で困ったことはありませんか?必要な情報を正確に届けるため13もの言語で、安心して暮らすためのたくさんの情報を提供します。

【Multilingual Living Information website】
Do you have any trouble with your life in Japan? We are going to provide you a lot of information for your safety Japanese life using 13 languages .

Fukuoka International Exchange Foundation<Kokusaihiroba> 【福岡県国際交流センター<こくさいひろば>】
福岡県民と在住外国人の情報交換・交流の場です。海外からの留学生の窓口、アジア若者文化の発信拠点として様々な事業を行うほか、安心して暮らすための情報提供をします。

【Fukuoka International Exchange Foundation<Kokusaihiroba>】
“Kokusaihiroba” is kind of organization for all Japanese and foreigner in Fukuoka prefecture.
“Kokusaihiroba”offers various activities as information center for foreign students and young Asian culture in addition to safety and comfortable Japanese life.