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市長室ブログ

10連休に「特別休日保育」を実施へ 子育て支援を強化/市議会本会議・一般質問(3月20日=田辺)

 古賀市議会定例会の本会議が開かれ、一般質問が始まりました。本日20日は5人の議員の皆さんのご質問にお答えしました。これからのまちづくりの前進を念頭に、真摯に答弁させていただきました。

一般質問① 一般質問②

 皇位継承に伴い4月27日~5月6日が10連休になることを受け、古賀市として、「特別休日保育」を実施することを表明しました。私が掲げている「チルドレン・ファースト」の理念に基づく、子育て支援策の強化になります。10連休の期間中、1園(久保保育園)で実施する通常の休日保育に加え、当初は休日ではなかった4月30日~5月2日の3日間について、3園(花見光保育園、ほづみ保育園、花鶴どろんこ保育園)で休日保育を特別に実施します。市内の各園のご協力があって実施できます。心から感謝を申し上げます。
 対象は、4月1日以降に古賀市内の認可保育園等に通園する児童で、保護者全員が就労等の理由により特別に休日保育が必要となった児童。今年の10連休で休日が長期にわたることになったため、通常の休日には勤務を必要としない保護者であっても勤務をしなければならなくなる事態が想定され、安心して就労できるよう保育サービスを提供します。なお、受入人数には限りがあります。(詳しくはこちら

 財政に関してご質問があり、これから「予算編成過程の見える化」を進め、市民の皆さまとともにまちづくりを進めていく観点から、「今後作成する中期財政見通しについては公表することを想定し、検討してまいりたい」との新たな方針をお示ししました。

 政策立案についてのご質問もありました。古賀市として2019年度に、2022年度から10年間のまちづくりの指針となる第5次古賀市総合振興計画の策定作業に具体的に着手することから、「市民の皆さまの声をしっかりと聞かせていただき、計画策定を進めていかなければならない」との大前提を申し上げたうえで、「私自身が市民の皆さまとの対話集会を各地で開催することはもちろんのこと、まちづくり全体に関する市民アンケートを広く実施する予定。2019年度当初予算案に、次期まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定するにあたってのアンケートの実施を盛り込んでいるが、第5次古賀市総合振興計画の策定にあたっても、市民の皆さまの声を政策に反映していくための重要な資料にしていきたい」との考えを示しました。
 そのうえで、「今後も、第4次古賀市総合振興計画の基本目標達成に向けた政策推進を強く意識するとともに、私が施政方針の中で示した『産業力』『子ども』『健康・安心』の大きく3つの観点から個々の政策の実効性を高めるとともに、それぞれの政策が相互に作用し合い、相乗効果で好循環をもたらすためのまちづくりを進め、第5次総合振興計画の策定にもつなげていく」との決意を申し上げました。自治体シンクタンクを設ける重要性についても貴重なご提言をいただきました。

 障がい者福祉の向上に関しては、誰もが生きやすい、暮らしやすい地域社会を実現していくために、障がい者の皆さまの「声」を市政に反映していく重要性についてのご提言もありました。私も市長としてこれを率直に受け止め、特に公共施設のあり方について「今後も引き続き、障がい者、高齢者などに配慮した公共施設とするため、ご要望やご利用の実態を踏まえて、バリアフリー化等を検討していくとともに、障がいについての啓発などソフト面の課題についても、障がい者が地域で安全に安心して生活し社会参加できるよう、今後も継続して関係機関や関係団体等と連携し、取り組んでいく」との姿勢をお示ししました。

 また、子どもの権利についてのご質問には、この定例会で提案している「古賀市子ども・子育て支援条例」案の第17条にある「市は、子どもの人権を尊重する心を育むため、幼児期からの継続した人権教育を推進しなければならない」も引きながら、その重要性についての認識を申し上げました。なお、古賀市では、小学校で2006年度から市独自の人権教育副読本「いのちのノート」を活用し、「子どもの権利条約」をわかりやすいカルタにした市独自の「こどけんカルタ」で楽しく学ぶことができるようにしています。

 西鉄宮地岳線跡地の活用については、あらためて「市を南北に縦断する広大な財産であり、有効に活用していくべき。活用においては、地域の実情に合わせて、道路や歩道・遊歩道、緑地などといった空間を、市民の皆様の意見を取り入れ、合意形成を図りながら進めてまいりたい。将来にわたって地域の皆さまに愛される空間、親しんでいただける空間となるような整備を目指したい」との考えを申し上げました。そのうえで、対話集会などで現場の皆さまの「声」を聞かせていただくことを前提としたうえで、「今後、対話集会を継続して実施しながら用地買い戻しを進めるとともに、地元と協議が整い次第、詳細設計に取り掛かる。また、工事の時期については、詳細設計が出来上がり次第、用地を買い戻している区間から順次実施していきたい」との考えを申し上げました。

 古賀駅周辺の再整備についても、まずは今年4月中に地権者向けに提示できる古賀駅東側の開発イメージを作成し、2021年度までに必要な都市計画決定の手続きを進める考えを申し上げたうえで、駅西側についても真摯に検討していく考えをお示ししました。

 市長選挙や市議会議員選挙の選挙公営に関するご質問もありました。現在、古賀市としては選挙運動に係る費用の公費負担がないことから、その必要性をご提案いただいたものです。私自身も当事者ですので、あくまで一般論として、若者も含め多様な人が議員などに立候補でき、政治に参加する機会が保障されることが望ましいとの考えを申し上げました。

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