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「朝どり スイーツコーン祭」が大盛況でした(6月30日)

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 農業者などの有志による古賀市農業振興プロジェクトが、特産品づくりをめざして、「朝どり スイーツコーン祭」をコスモス館で6月30日と7月1日の2日間開催し、スイートコーンの試食と販売をしました。私も1日目に応援にかけつけ、おそろいの黄色いTシャツを着て、市民の皆さんに販売しました。2日間とも予想を超える人気ぶりで、開店してまもなく完売したため、来ていただいた多くの方にご迷惑をおかけしました。
 このプロジェクトは、古賀市の農業の生き残りをかけて、農業者が力を合わせて、具体的に消費者に喜ばれる特産品づくりを行うものです。今回スイートコーンは、「収穫して24時間以内に食べると生でもおいしい」が最大の売り文句でした。
当日は、1日1300本のスイートコーンを用意しましたが、開店から1時間ほどで売り切れてしまい、予想以上の反響があり大変うれしく思っています。生の状態でもかなり甘みが強いスイートコーンですが、焼いたものはさらに甘みが強く、まさにスイーツという感じでした。来られたお客さんからも「甘みが強くてとてもおいしい」「またこの催しをやってほしい」などの声を聞きました。
 今回はプロジェクトチームとして手さぐり状態での試みでした。大きな反響をいただいたことは、大変喜ばしいのですが、想像以上の反響で数量が足りず、販売開始早々に売り切れる事態になってしまいました。朝早くから来ていただいたにもかかわらず、購入できなかった皆さんには、誠に申し訳なく思っています。今回の経験を踏まえてより良いプロジェクトになるよう努めていきたいと思います。古賀市としても消費者ニーズに沿った高付加価値農産物の研究や安全・安心な農産物の生産を拡大するとともに、「地産地消」による地元農産物の消費拡大の支援を推進していきますので、農業振興へのご理解とご協力をお願いします。

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古賀市社会「同和」教育推進協議会の総会に出席しました(6月27日)

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 第38回古賀市社会「同和」教育推進協議会(成田眞一郎会長)総会が、リーパスプラザ大会議室で盛会に開かれました。日ごろから古賀市の人権・同和教育の推進のためにご尽力をいただいている皆さんに、心から感謝申し上げます。
 この日の総会には、区長会をはじめ、子ども会、PTA、老人クラブ、市体育協会、市文化協会、行政関係、議会関係、企業・事業所関係者など、さまざまな団体・関係者約130人の方が一堂に集い、差別のない、差別を許さないまちづくりの実現に向けて、今年度の事業計画などを決めました。
 古賀市社会「同和」教育推進協議会では、4つの推進部会を中心に、地域住民に対する学習会や小学校区単位での啓発活動、各種講座による研修会及び、みんなの人権セミナーを開催するなど、人権尊重の視点に立ち創意工夫を凝らした啓発活動が推進されています。これらの一つひとつの活動が差別のない明るい社会をつくっていくことと確信しております。
 成田会長は「今でもインターネットによる人権侵害をはじめ、震災関連の風評被害による差別などが続いていることが、とても残念です。私も会長として11年目になりますが、あらゆる人権問題に取り組む団体として、今後も一緒に活動していきましょう」とあいさつされました。
 平成24年度事業の目玉として、みんなの人権セミナーのテーマを「今、あなたがかわる時」として、8月4日から来年1月27日までに、犯罪被害者の人権問題やインターネットによる差別問題などを考える6つの研修を予定しています。市民の皆さんの受講をお願いします。
古賀市としては、これからも社同推をはじめとする関係機関、団体と連携を図りながら、さらなる人権教育、啓発の推進に努めいきますので、引き続き皆さんのご協力とご理解をお願いします。


第53回古賀市消防ポンプ操法大会に出席しました(6月24日)

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 第53回古賀市消防ポンプ操法大会が、小野小学校の運動場で開催され、大会の顧問として出席しました。朝からの大雨で、開会式は中止されましたが、消防団の皆さんにおかれましては、常日ごろから、火災、風水害、地震などの災害時において、迅速な対応を講じていただいていることに対し、厚くお礼申し上げます。
 操法は火点と呼ばれる的を狙って放水し、的中するまでのタイムと、動作の的確さを競うものです。火災をはじめとするあらゆる災害現場での行動の基本となるものであり、消防団員が、訓練に訓練を重ねて習得された技術です。この日の大会では、自動車ポンプの部と小型ポンプの部が行われ、19分団から83名の選手が出場しました。団員たちは、雨でびしょぬれになり、震える体をこらえながらも熱く競い合っていました。審査の結果、今年度は、自動車ポンプの部で第5分団(古賀)が、小型ポンプの部では第13分団(薦野)がそれぞれ優勝しました。
今年度は、2年に1度の上位大会が開催される年であり、優勝された2つの分団は、古賀市の代表として、7月29日に開催される糟屋地区大会に出場します。大会では、訓練の成果を遺憾なく発揮されて、県大会出場を果たしてほしいと願っています。
古賀市では、今年度からスタートした第4次古賀市総合振興計画で、「つながりにぎわう快適安心都市こが」を10年後の都市イメージとして掲げております。その実現のためには、「地域の安全は自分たちで守る」という自主防災の意識を高めることが必要です。その要である古賀市消防団には、火災や災害から市民を守るために、日常は仕事を持ちながら、ボランティア精神と郷土愛で活動していただいています。今後も、市民の安全を守るために頑張っていただきたいと切に願っています。


古賀市男女共同参画のつどいに出席しました(6月23日)

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 「男女共同参画週間」の初日にリーパスプラザの大会議室で、平成24年度古賀市男女共同参画のつどいが開かれ、出席しました。会場にはたくさんの市民が参加され、男女が互いの人権を尊重しつつ、喜びも責任も分かち合う男女共同参画社会について考えさせられる一日になったと思います。
 つどいでは、市民から応募いただいた男女共同参画に関わる一行詩のうち、特に優秀だった13作品を紹介し、表彰しました。続いて、日ごろから地道に啓発活動をされている市民団体の男女共同参画啓発推進委員会、こが翼の会、農業女性活動促進事業進推協議会の方が、それぞれ活動報告をされました。
 また、福岡教育大学落語研究会出身で、現在も唐人町の劇場を拠点に活動をされている粗忽家勘朝(そこつや・かんちょう)さんが、「落語で学ぼう男女問題」をテーマに軽妙な語り口で話をされました。「私の夢はリーパスプラザで落語をすることでした。本日、志がかないうれしいです」などと、ユーモアを織り交ぜ、会場の笑いを誘われました。
 古賀市では、平成17年4月に「古賀市男女平等をめざす基本条例」を施行し、さまざまな視点から男女を考える各種セミナーの開催、広報紙による啓発、出前講座による地域での寸劇など、市民の理解普及に努めています。また、昨年度は男女共同参画審議会委員の方の協力を得て、第2次古賀市男女共同参画計画を策定しました。
 今後も、皆さんと共に、男女の人権が尊重され、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができ、豊かで活力ある社会の実現をめざして施策を進めていきます。一層のご支援とご協力をお願いします。


今夏の節電対策は本庁舎南側に「すだれ」を設置しました(6月22日)

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 古賀市役所は夏の節電対策として、「すだれ作戦」で暑い夏を乗り切ることにしました。今年は原発停止問題などもあり、日本中が節電対策に取り組んでいます。古賀市では、「簡単に」、「格安で」、「確実な」対策として、すだれを取り入れました。これにより、昨年以上の節電効果を期待しており、職員の評判も上々です。
 15日朝から、担当職員らが第1庁舎2~4階の南側ベランダの窓に、約100枚のすだれを設置し、1階には昨年と同様に朝顔カーテンとして、22鉢の大きなプランタに朝顔の苗を植えました。すだれを全面的に導入した自治体は珍しいとあって、この日はたくさんの新聞社やテレビ局が取材に来られました。
 担当職員によると、「すだれは日差しを避けつつ風を通すことができ、朝顔カーテンの散水の必要がないので節水効果もあり、日本文化的な風流さも加わって『一石三鳥』の効果があります」と話してくれました。5月から財政課で試行したところ、職員からも「風情があって、涼しい感じがします」と好評で、今回の導入に踏み切りました。台風など強風が予想される場合は、すだれは簡単に取り外しができるため、その都度、職員が対応をすることにしています。
 古賀市では、このほかの節電対策として、昨年度までに第1庁舎全館の蛍光灯をほぼLED照明に切り替え、今年度は市青少年総合センターも実施する予定にしています。また、クールビズ期間も昨年より1週間早い5月14日~10月31日としました。空調機の夏季設定は28℃です。今後も節電・省エネ対策に積極的に取り組んでいきます。市民の皆さんには、なにかとご不便をおかけすることもあるとは思いますが、節電・省エネへのご理解とご協力をお願いします。


海外協力隊としてキルギスへ出発する佐々木さんを激励しました(6月21日)

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 舞の里5丁目の佐々木舞さん(27歳)が、独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊村落開発普及員として、27日にキルギスへ出発する前に、あいさつに来庁されたので激励しました。
キルギス共和国は、中央アジアにある旧ソビエト連邦の共和国で、国土全体の40%が標高3000mを超える山国で、冬は氷点下30度になるそうです。
佐々木さんは、平成21年11月から2年間、北九州市八幡東区のJICA九州センターで受付業務をしており、「開発途上国の研修員と接するうちに、現地の人の育った環境を肌で感じてみたいと思って協力隊に応募し、キルギス語を約140時間猛勉強しました」と話されました。
キルギスでは一村一品プロジェクトが盛んで、ハーブがたくさん収穫できることから、佐々木さんは趣味のせっけん作りを生かして、ナチュラルハーブせっけんの販路拡大と品質向上などに携わるそうです。「キルギスでは、乾燥による肌荒れがひどく、ハーブを使ったせっけんやクリームの開発、スキンケアの知識の普及に努め、キルギス人女性の悩み解消をしたい」と意欲を見せていました。現地では2年間活動され、平成26年6月に帰国予定だそうです。
古賀市の若い人たちが途上国に出向き、活躍されることは大変うれしいことです。佐々木さんは、古賀市の素晴らしい所を現地の人に紹介したいと話されていました。市としても、できる範囲で国際協力を支援していきたいと思います。佐々木さんのご活躍を祈っています。


長年の懸案でした古賀駅東駅前の道路拡幅工事現場を視察しました(6月21日)

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 長年の懸案事項になっていました古賀駅東口の道路と駐輪場の整備が始まったので、建設課の担当職員と現場を視察しました(写真上)。古賀郵便局からJR古賀駅に向かう道路において、会社事務所が建っており、古賀駅の直前で急に道路が狭くなっていたため(写真下)、通勤・通学の歩行や車の離合などで危険な状態が続いていました。
古賀市では平成2年ごろから、古賀駅五楽線整備事業を開始し、平成15年から16年にはJR古賀駅東ロータリーの整備を行いました。当区間は、長い間、市民の皆さんから、交通安全上危険であるとの指摘を受けていましたが、この度関係者との協議が整い、整備する運びとなりました。また、駐輪場の不足も問題になっていましたが、今回の整備で、駅前道路の拡幅と併せて駐輪場を新たに整備することにしました。
 工事の内容は、一部4mと狭かった道路幅を2倍の8mに広げ、その横の敷地に約100台の屋根付き駐輪場と約40台のバイク置き場を確保することにしました。8月末には工事が完了する予定です。これまで、通勤・通学で市民の皆さんに危険とご不便をおかけしていましたが、まもなく解消され、見通しも良くなります。
 視察している際にも、通りかかった市民から、「やっと道が広くなるんやねぇ。これまでは通行中に車とぶつかりそうになったりして、危なかったので助かります」と声をかけられました。今後も、少しでも皆さんの生活の利便性が向上するよう、知恵をしぼりながら市政を進めていきます。


新特産品をめざした「こがスイーツコーン」、まもなく出番です(6月21日)

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 古賀市の農業者たちのパワーを結集した、新しい特産品がまもなく産声を上げます。「その日に収穫したものは生で食べてもおいしい」といわれるスイートコーンを、古賀市農業振興プロジェクト会議のモデル事業第1弾として売り出すことになりました。
 今年は試行的に久保の農地に6000本の苗を植えました。私もメンバーの一人として、会議をはじめ、苗植えなどに参加してきました。そして本日、関係者たちで600本ほど収穫し、試食しました。とても甘くてみずみずしく、新鮮そのもののおいしさでした。コーン1つぶ1つぶの輝きが違います。
 今年の3月に古賀市内の農業者を中心にした関係者が集まり、古賀市農業振興プロジェクト会議を18人で立ち上げました。「本物のおいしい地元野菜を、地元の人に食べてもらいたい」との、熱い思いから生まれた「特産品」です。「スイーツのように甘い」と「スイートコーン」から、「朝どり! こがスイーツコーン祭」と銘打って、6月30日(土)と7月1日(日)の午前9時~午後3時、古賀グリーンパーク内の農産物直売所「コスモス館」敷地内で直売します。ただし売切れ次第、販売は終了するそうです。
 ぜひ、市民の皆さんも「スイーツコーン祭」に足を運んでいただき、自慢の一品に舌鼓されて欲しいと思います。


古賀市が作成した無料のクッキング本が好評です(6月20日)

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 北部九州も梅雨入りし、食欲が落ちるシーズンになりました。そこで今回は美味しい話題を紹介します。
 「広報こが」と古賀市ホームページで5年近く掲載してきた「チャレンジ!! 料理道場」コーナーが終わった集大成として、古賀市が、「コガ COOKING NOTE」と題した本を作りました。経営企画課広報係の職員が全レシピを種類別に分類するなど、とても読みやすく親しみやすい力作です。新聞でも報道され、1日に200部以上なくなった日もあり、担当職員も驚くほどの人気ぶりです。現在、希望者には古賀市役所の受付において無料でお渡ししていますが、残りが少なくなっています。希望される方はお早めにお出でください。
 担当職員の話では、「料理道場」の企画は、料理に慣れていない人や苦手な方たちが、家庭で食事を作るきっかけになってほしいとの思いから始まったそうです。平成19年6月~今年2月まで、広報紙とホームページで掲載されてきました。毎回、食材には、季節にあった旬の古賀産食材を使用することを心掛け、料理のレシピの考案や調理は、歴代広報係職員が頭を悩ませたそうです。
 本はカラー写真をたくさん使っており、101品のレシピと作り方が掲載されています。「郷土料理だぶ」「シャキシャキおかひじき丼」「古賀流 骨付き鶏のすき焼き」など、どのページもおいしそうな料理ばかりが紹介されています。
 また、この本は市立図書館で閲覧するか、レシピはホームページで見ることができます。ご家庭でもお子さんと「家食」に挑戦してみてはいかがでしょうか。


ラブアース・クリーンアップ2012に参加しました(6月17日)

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 17日は「ラブアース・クリーンアップ2012」と「第27回古賀市環境美化行動の日」が、初めて合同で実施されました。古賀市の花鶴が浜公園で開会式が行われ、ラブアースには市民の方や事業所、老人クラブなどの団体から約220人の方が参加されました。日ごろから古賀海岸をはじめとした地域のボランティア清掃にご尽力いただき、ありがとうございます。
 国や県で、6月を環境月間と定め、環境保全活動の普及・啓発に関する各種行事の実施を推進していますが、海岸清掃を含めた古賀市の地域清掃については、市民の皆さんによる地道な取り組みの積み重ねにより行われてきたものです。私も、ビニール袋を手に、古賀海岸一帯のごみ拾いに参加し、ビンや空き缶、ガラスのほか、漂着物などを集めました。この日の可燃ごみは540キロ、不燃ごみが40キロで、そのごみの多さに驚きました。
 今後も古賀市の自然を守り、未来の世代へと引き継ぐため、多くの市民の皆さんにこのような取り組みを続けていただき、市としてもできる限りの協力をしていきたいと考えています。
今後とも、古賀市の環境行政にご理解とご協力を賜りますようお願いします。


古賀市が初めて導入した電気自動車に試乗しました(6月12日)

 古賀市では、地球温暖化防止対策をいっそう進めるために、4月の電気バイク(エコバイク)2台に続き、公用車として電気自動車1台を初めて導入しました。私も市役所周辺を10分ほど運転してみました。エンジン音はとても静かで、走っているかどうかわからないぐらいでした。アクセルを踏むとスーッと滑らかに走り、とても軽快な走行でした。
 現在、市の公用車は消防車を除き82台(うち低公害車のハイブリッド車2台)を導入しています。今回導入した電気自動車は、日産「リーフX」。1回の満充電8時間で200キロ走ります。特に、環境にやさしいのがいいですね。担当課職員によると、ガソリン車が6年間、約3万6000キロ走行した場合、二酸化炭素排出量は約5トンだそうです。電気自動車は、ガソリンを使わずに電気だけで走るため、二酸化炭素や窒素酸化物は「ゼロ」です。とてもすばらしい効果だと思います。また、ガソリン代と電気代を比べますと、6年間で約28万円のコスト削減が見込まれます。
 古賀市ではこのほか、地球温暖化防止・省エネルギー推進策として、太陽光発電システムの設置補助のほか、今年7月からは、新たにエネファーム設置補助制度も開始します。詳しいことは環境課環境整備係(092-942-1127)にお尋ねください。

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東京で開かれた全国市長会議総会に出席しました(6月6日)

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 第82回全国市長会議(会長・森民夫新潟県長岡市長)の通常総会が東京都内で開催され、800以上の自治体の首長が出席し、私も出席しました。 
 野田首相の来賓あいさつの後、総会が開催され、提出されていた6件の決議案の採択がなされました。中でも国の出先機関改革について、市町村など基礎自治体の意見を反映させた上で慎重な対応を求める決議に注目が集まり、国の出先機関を地方にブロック単位で移譲する構想について、基礎自治体に十分な説明や協議がなされないまま拙速な議論が進んでいるとの指摘がありました。今後は国に十分な協議を求めていくことを決議の中に盛り込みました。
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 森会長は冒頭のあいさつで「基礎自治体が都道府県の下にあるような制度設計はよくない。パートナーを組めることが必要だ」と述べられました。市長会議ではほかにも、社会保障と税の一体改革で地方消費税など安定財源の確保を求める決議を採択しました。  
 今後は分権改革の流れの中で、道州制や都市州構想の議論もさらに活発化してくると思いますが、市民生活向上のために基礎自治体として何を優先すべきかを考えながら、第4次古賀市総合振興計画で掲げた将来像の実現に向けて、取り組んでいきたいと思います。


環境自治体会議の災害支援協定に古賀市が調印しました(6月6日)

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 東日本大震災の教訓を踏まえ、大きな災害が発生した場合に、自治体間で支援対策や復旧支援で助け合いましょうという、「環境自治体会議を構成する市区町村の災害等における相互支援に関する協定(環境自治体会議災害支援協定)」の調印式に出席しました。全国の30団体が加入し、県内では古賀市と筑後市が調印しました。
 環境自治体会議は、全国の自治体を対象に、環境自治体実現をめざして相互の連携を図るため1992年に発足し、古賀市は2002年度から参加しています。今回の災害支援協定は、大震災を受けて、昨年の環境自治体会議で提案があり、協定に至りました。全国に会員が所在する特性を生かし、市区町村単独で対処することが困難な災害が発生した場合に、被災市区町村の要請に応え、応援対策及び復旧対策が円滑に遂行されるよう、会員相互の支援体制の構築を図るものです。
 協定の主な内容は、暴風、豪雨、洪水、高潮、地震、津波その他の大規模な被害をもたらす災害が発生した場合、「食料、飲料水及び生活必需品などの提供」「被災者の救出、医療、防疫、施設等の応急復旧に必要な資機材及び物資の提供」「救援及び救援活動に必要な車輌の提供」「救援、医療、防疫、応急復旧に活動等に必要な職員の派遣」「ボランティアのあっせん」などとなっています。
 今年は大気が不安定なため、竜巻の発生や突然の大粒の雹(ひょう)が降ってくるなどの被害が発生しており、今後のさらなる自主防災意識の強化とともに、環境整備に万全を期す必要があります。
 九州の熊本県天草市や鹿児島県日置市、山口県宇部市なども調印したので、今後も絆を深めながら災害に備え、古賀市民の皆さんの安全で安心して暮らせるまちづくりの推進につながると確信しています。


被災者へ贈った千羽鶴のお礼の手紙がたくさん届いています(6月4日)

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 本日はあたたかいお話を少しご紹介いたします。
 東日本大震災からまもなく1年半を迎えます。被災者の方たちから、「古賀市から贈られた千羽鶴のおかげで、生きる勇気をもらいました」などのお礼状が、私あてと地域コミュニティ室にたくさん届いています。完全な復興まではまだまだ時間がかかりそうですが、不安な日々を送りながらも前向きに頑張られている姿が、文脈からうかがえ、目頭が熱くなりました。市役所2階の市民ロビー掲示板で一部のお手紙を紹介しています。お立ち寄りの際に、ぜひご覧ください。
 古賀市では、昨年8月の「広報こが」で、市民の皆さんに「東日本大震災で亡くなった人のために千羽鶴を折りませんか」と募集したところ、昨年12月末までに、市内の学校や団体などから10万3000羽の折鶴が集まりました。昨年11月から今年2月にかけ、千羽鶴を宮城県東松島市の小中学校や仮設住宅、陸前高田市、福島県双葉町住民の仮設住宅、岩手県釜石市などの高齢者グループホーム(認知症対応型共同生活介護施設)へ贈りました。
 お礼の手紙は5月21日までに、11通届きました。また、感謝の電話も多数いただいています。一部の手紙をご紹介します。
 「早く故郷へ帰りたいと不安がつのる毎日です。思いがけず、心温まる贈り物をいただき、早い復興を願いながら、皆様に感謝しながら頑張りたい」(福島県郡山市にある双葉町民の仮設住宅)、「一羽一羽に心を込めて折られた千羽鶴は初めてです。皆様の優しい気持ちに私たちも嘆いてばかりいないで、前向きに生きようと思うようになりました」(福島市にある双葉町民の仮設住宅)。「心のこもったお気持ちと復興の願いが込められた千羽鶴に、力を感じ、入居者、職員一同にとって、どれほど癒されるか計り知れません。一日も早い復興を願い、新しき明日の来ることを信じて、頑張って参ります」(岩手県宮古市のグループホームから)。「本校児童のために、温かなお気持ちとご支援をいただき、感謝申し上げます…時間の経過とともに様々な思いが巡り、悲しみが深くなり、つらさも募ってきます。しかし、亡くなった児童の生きた証を伝えるため、今預かっている児童に希望をもって、たくましく生きる力を育むために笑顔を忘れず前に進んで行きます」(東松島市立小学校の校長先生から)。


糸島市で行われた福岡県総合防災訓練に出席しました(6月3日)

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 地震や津波などを想定した福岡県総合防災訓練が、糸島市の船越漁港をメーン会場に大規模に行われました。今回は原子力防災訓練も初めて実施されました。古賀市からは、私と総務課長、市消防団幹部ら9名が出席し、災害時の連携や救出する技術などを見てきました。
 今回の訓練では、消防や警察、自衛隊、医療機関など約120機関の関係者と自主防災組織の地域住民ら約1400人が参加しました。地震訓練では、離島・姫島で地震により土砂災害が発生し、負傷者を搬送する手段が寸断されたことを想定し、負傷者・住民をヘリコプターやホーバークラフト艇で救出する搬送訓練が行われました。また、ビルに似たてた建物から、はしご車などでの救出・救助訓練や自衛隊・自主防災組織の住民による炊き出しもありました。
 今回は、玄海原発の事故に備えて、真っ白な防護服を着用した関係者が、放射線測定器を使って、会場の空間放射線量を測っていました。また、糸島市の一部地域が玄海原発から30キロ圏内に入る「緊急防護措置計画範囲」であることから、約50キロ離れた福岡市の避難所にバスで移送する広域避難訓練も実施されるなど、昨年とは少し違った緊迫感がありました。
 約2時間にわたって、本番さながらの訓練でした。いくら備えがあっても、完璧とは言いきれませんが、今後も古賀市内の各地域で自主防災の啓発を進めるとともに、市民の皆さんにも、いざというときのために、防災への意識を高めていただきたいと思っています。

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【Fukuoka International Exchange Foundation<Kokusaihiroba>】
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