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2013年「仕事始めの式」であいさつ

2013/01/09議会事務局

議会トピックス 2013年「仕事始めの式」であいさつ
 2013年の「仕事始めの式」が1月4日に行われました。私は、竹下市長に続いて議会を代表して以下のようなあいさつを行いました。

新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
2013年の仕事始めの式にあたり、議会を代表して、ひと言ごあいさつ申し上げます。
お正月はご家族、親せき、地域の方々との絆を深めたのではないでしょうか。
私は、今年も宮地嶽神社に歩いて初詣に行きました。自宅から片路50分ですが、寒い中でも体も頭も凛としてすがすがしい一日でした。英気を養うことができましたので、今年も大いに頑張りたいと思います。
この仕事始めの式は、二元代表制のそれぞれの長が、年頭に当たって新年の夢や課題を職員の皆さんに直接お話しする場として、大切な意味があると感じます。今後は、イントラネット、インターネットを通じて全職員、市民の皆さんにこの内容をお伝えできればいいなと思います。
年頭に当たり、私も少し考えたことをお話しします。
昨年末の衆院選の結果、第二次安倍内閣が発足し、始動しました。強い経済を取り戻すことを強調し、10兆円規模の補正予算を組むといっています。今年は7月に参院選があります。秋の景気状況は、消費税増税の判断根拠となるといわれています。今年も大変な一年になりそうです。
私は、国政と古賀市政の関係を考えてみました。
森町政・市政の時は、市制施行による6大公共事業が大きな特徴でした。公共事業を展開するために、国は地域総合整備事業債など有利な財政措置をとりました。
中村市政の時は、積み残しとしてのクロスパルこが、清掃工場を完成させた後は、小泉構造改革を背景に、第3次行財政改革に取り組みました。しかし2008年のリーマンショックの影響は大きく、当時の麻生内閣は大規模な景気対策を打ちました。
そうした流れの下で、竹下市政が「強い経済」を掲げて誕生しました。土地利用政策の見直しに着手しました。
防災・減災のインフラ整備は必要だと思います。しかし、過度に国策に依存したら、借金や維持管理費の負担を招くと思います。
私は、中村市政から竹下市政にかけて、教育、環境、子育て、福祉、食をテーマとする地場産業振興など古賀市らしい取り組みが芽生えつつあると思います。市民生活や地域経済の実態を把握できる私たちだからこそ、これらをさらに発展させ、仕上げていくことが可能であり、責務だといえます。国策に左右されず、古賀市の特徴ある取り組みにこだわり続ければ、いずれ国が私たちの後を追ってくるに違いありません。
安倍新政権の下での古賀市の課題について、議会も行政も真剣に研究、議論、実践していくことを期待します。
人づくりはやはり最も大事な課題です。この3年間に体験した2回にわたる政権交代を通じて一層感じます。私は、「国をうまく治められない国は地方を守れない。地方をうまく運営できる国は、国をもうまく運営できる」という信念を持っています。
市町村で行政や議会を担当する私たちが、国の在り方をしっかり担う人材だと言っても過言ではないと思います。
行政のプロとして、議会のプロとして、自主的・自立的な能力を身に着け、磨きをかける時代だと思います。そのために、議会の場でも、日常の場でも大いに議論、学習する機会を作っていくことを心がけます。
今、議会は地方自治法改正と市議会としての会議規則の改正、そしてそれに基づく新たな議会運営にむけて検討を重ね、おおむね基本的方向性を定めました。
今年2月28日から始まる第1回定例会からさっそく反映します。たとえば、議案の大綱質疑や討論に事前通告制を導入すること、補正予算を特別委員会に付託することなどです。これは、市議会バージョンへの変更という背景もありますが、議会での審議、討論の熟度を増そうということが本来の目的だと思います。
この点は初めてのことで、議会はもちろんですが、執行部にも新たな負担があるかもしれません。議会内でも、また執行部との協議も十分やっていきますが、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
結びに、市長、副市長、教育長をはじめ職員の皆さんとともに、2013年が希望を持てる年となることを心より期待し、挨拶とします。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
2013年1月4日 古賀市議会議長 奴間健司


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